鎌倉「写楽」

　
　開店したから来てね！のお知らせに
「うん、行くね」と言ったっきり21年の月日が流れてしまいました。
「いつ来てくれるの～」
だって～　行きにくい場所なのよー。
そこは駅から遠い住宅地の中。
２０時頃開店して朝方までやってるらしいけれど
行きは電車+バスで行ったとして、帰りはどうするの、
バスも電車もないから帰れない。

写・・「帰りは送るよ」
R・・「店はどうするの？」
写・・「んなもん、閉めて行くよ」
R・・「だめだめだめ、それはだめでしょう」

そんな適当な店なのかい(^_^;
・・・冗談か。

しかし！遂にその時がやってきた。
「行きたい！　私、ノンアルコール飲むからOK」
「いいんですか～～～♪」
救世主はジョイさんでした。

計４人でお邪魔しました。
通勤渋滞のなか約1時間半で到着
引き戸を開けると彼はお品書きを書いている最中。
こうして毎日筆でメニューを書いているらしい。時間かかりそーーー。



大人なジャズが流れる店内はアンティークな小物がたくさん。
8時になり、古い柱時計がボーンボーンと鳴り出した。



自家製の白醤油で頂くお刺身、これまた美味しい。

ハーフ＆ハーフ。 混ざらないようにうまく注いで演出。 １度口に運べば すぐに混ざっちゃうんだけどね。 そーっと注いでいるはずなのに ちゃんと泡立っているのはなぜ？ ビール越しに暖簾が目に入る。

R・・「暖簾出すの忘れてる」
写・・「出したらお客さん来ちゃうでしょー」
　　彼はいったいどこまで本気で、どこまでが冗談かよくわからない。
　全部冗談・・か。

クジラの揚げ物。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　卵焼き、でかーい！！

カワハギの薄造りは思わずお箸がでて、写真撮り忘れ。
ほかにも撮り損なった品、数点。




猫好き！と言うと２階から連れてきた。　「武蔵君」

「ノルウェージャンフォレストキャット」という種類らしい。初耳。
モコモコで可愛いったらないんです。
そういえば数年まえに「子猫いらない？？」ってメールがあったっけ。
それがこの子だったそうで、ちょっと後悔。

R・・「あの時、譲らなくてよかったと思ってるんでしょう」
写・・「うん　　」

-----------------------------
鎌倉 粥茶屋写楽
住所：神奈川県鎌倉市常盤330－１
TEL：0467-32-1904
営業時間：午後8時～翌朝午前４時。
定休日：年中無休
-----------------------------

前回書いた写楽の記事は こちら>>

今日も来てくれてありがとう