山王アニマルクリニック 陰陽(にゃんわん)五行

日々の診療、いろんな本や音楽などについて思い巡らしながら、潤いと温もりのバランスを取ってゆこうと思います。

命がけの春

2018-03-24 20:02:47 | 花鳥風月

何週間か前、今まで聞いたことがないくらい調子はずれのウグイスの鳴き声を聞き、

「まだボイトレ中?」などと思っていたのですが…一気に春らしくなってきましたね!

知らぬ間にデジカメが変なモードになってしまい不自然な色合いですが、

河津桜にはヒヨドリが…蜜を吸っているのか?  

おだやかな流れの中にはカエルの卵!――卵の外はもうすぐ!

これはアカガエルの卵ですかね?――くわしい方教えて下さい。

しばらくして、再訪してみると…ヒキガエル発見!!

我々が近づいても、落葉を背負い微動だにせず……

 

…と言いたい所ですが、喉だけは動かして前を見据えていました。 

 

ヒキガエルといえば、ガマの油!

これは蟾酥(せんそ)という漢方薬なんですね(実際には中国産のヒキガエル)。

現在売っているガマの油の中には、蟾酥は入っていないのですが、CMでよく見る「救心」には入っているのです!

「救心」のHPにはムツゴロウさんの興味深いエピソードが引用されています。

バイオリニストが昔使っていたという話は知りませんでした(http://www.kyushin.co.jp/herb/herb05.html)。

ヒキガエルの卵は、こんな感じでたくさんありました。

大産卵会は終わっていたようですが、どこの世界にも遅れ気味の個体がいるのでしょう。

7~8匹のヒキガエルは残っていました。

 

産卵中のヒキガエルに初めて出会えた~と浮かれていると、ふわりと舞い上がる影が…!!

あれトンビかな~…でも色は薄いし、尾羽が扇状に開いているので、トンビではないぞ!

 

画像を拡大して調べてみると、ノスリでした。

谷津干潟で2回ほど見たことがあったのですが、この辺りでは初めて見ました。

春風がとても強い日だったので、翼もめくれあがっていました――何かカッコイイですね!

カメラで追うと、風に流されるようにどこかへ消えてしまい、しばらくすると、いつの間にか頭上に!…なぜ?

 

後で思いついたのですが、おそらくヒキガエルを狙っていたのでしょう。

ヒキガエルにとってこの日は一年に一度の恋のチャンスですが、目立って捕食されてしまうリスクでもある…一方、ノスリにとっては多くの獲物にありつける絶好のチャンスだったのでは?

そして、そこに居合わせた我々人間の存在は、ヒキガエルにとっては少々迷惑ながら命を守る偶然となり、ノスリにとっては、命をすり減らす方向への偶然となってしまったのかもしれません。

季節の変わり目はチャンスでもあり、ピンチでもある…医療行為の中でも、正常と異常、生と死の境界線に近づくほど、何がいいのやら悪いのやら……。

 

同日、アカガエルらしき卵からは、元気なオタマちゃんたちが! 

 

 

今年は菜の花の丈が短い気がしますが、元気に咲いている花もありますね!

背景にはたくさんのオオイヌノフグリ!

 

ツクシもたくさん生えてきました!

 

今年もノミダニ予防の新薬が発売されましたが…さてどうなることやら…?

メリットだけでなく、デメリットの可能性もバランスよく説明してくれる病院を探して下さい!

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

猫だるま

2018-01-23 20:12:19 | 花鳥風月

いや~ひさしぶりに降りましたね!

ちょっと時間ができたので、雪かきついでに猫だるまを作ってみました!!

となりにはスタッフがダックスをイメージして作った犬だる…う~ん…これはだるまとは言えないか?

えっ!猫だるまもメタボ過ぎやしないないか?…ですって??

こんな体型にならないようにと願いを込めて作ったのです(ウソ)。

 

せっかく作ったのに、天気がいいので、どんどん溶けてきました。

また風も強くなってきたので、汚れてきたぞ…どうしよう?!

 

 

とりあえず、目だけ可愛らしくしてみました!――どうでしょう?

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Reflection

2018-01-12 20:11:08 | 花鳥風月

明けまして、おめでとうございます! 

今年は天気のよいお正月を迎えられてよかったですね!

日照不足のせいで菜の花なども不作のようですが、これから盛り返してくれるでしょう!

ところで、この富士山よく見て下さい…何か変ですね?

最近デジカメのピントが合わなくって…デジカメは壊れやすいな~?

 

……って、これは湖面に映った富士山をひっくり返した写真です。

天気がよくて風がないと、このように湖面に逆さ富士が現れるんですね!

この写真は、ほんのり夕焼け色に染まっています。

 

May J. sings Disney(2CD)
May J
rhythm zone

水面に映る…で思い出しましたが、May Jのディズニー曲カバー・アルバムに入っているReflectionはとてもいい曲ですね!

子どもに買ってみたのですが、私はレリゴーより断然好きです。

歌詞も深く、自分の本質を受け止めてもらえず、何かを呪いのように押しつけられてきた人々に響くでしょう。

偽りによって、他人を、世界をだますことはできても、自分の心はだませない…ウソをついたりしたら、それを一番知ってしまうのは自分の心ですから。

東洋医学的には、随意的なこころ=脳の一部?はだませても、不随意的なこころ=ハート=心臓はだませない…とも言えそうです)

May Jはクリスティーナ・アギレラが好きで、彼女がムーラン (1998年の映画)で歌ったこの曲にはかなりの思い入れがあるようです。

アギレラ・バージョンより伸びやかで、だだ歌がうまいだけでは、この仕上がりにはならなかったでしょう。

日本語と英語のミックス・バージョンと英語バージョンがあるのですが、ミックス・バージョンの方がなぜか好きです(日本語バージョンのみのCD、日本語&英語バージョンのCD、日本語&英語バージョン+DVDの3種類あるのでご注意を!――歌詞は英語の方がいいので、映画を見てから両方聞いてみるのがオススメです)。

 

アギレラ・バージョンはこちら

CHRISTINA AGUILERA
 
RCA

タメが効いていて違った良さがありますが、私は最初に聞いたせいかMay Jバージョンの方が好きです(逆の人はどう感じるのだろう?)。

アギレラといえば、ストーンズのこれに出ていましたね。

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト デラックス版 [DVD]
 
ジェネオン・ユニバーサル

保守的なキースは茶化しモードでしたが、おそらく進歩的で新たな才能に敏感なミックの意向で出演したのでは?

私はこの作品を映画館で観たのですが、何といってもバディ・ガイがカッコ良かったですね!当時70歳とは思えない雷鳴のような迫力!!――バディ・ガイ出演はキースの意向かな?こういうバランスがストーンズの良さですね。

 

寒くても水仙はけっこう咲いているみたいですね――今が見頃でしょうね!

をくずれ水仙郷 爪木崎水仙まつり )  

さて最後は滝の写真です――面倒なことも多いですが、水と陽光などの相反するものが出会う所でこそ、いろんな色が輝けるのでしょう。

昨年応援して下さった方々ありがとうございました。

本年もよろしくお願いします。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

猫のくしゃみ、鼻水、咳

2017-12-04 20:11:43 | 診療よもやま

 さて寒くなってきましたね。

「ネ~コはコタツ~でまるく~なる~」と歌われたように猫ちゃんは寒いのが苦手です。

そのため最近、くしゃみ、鼻水、咳など風邪的な症状で来院する猫ちゃんが増えています。

食欲が低下していない初期の段階なら、漢方だけでもけっこう効くのですが、治療を中途半端でやめてしまったり、明らかな症状があるのに何日も放置したりすると、そう簡単には治せなくなってきます。

飼い主さんが多忙だったり、多頭飼育のため目が届いていなかったり、元気キャラだったから気づきにくかったり…とタイミングの悪いことが重なってしまうことがあるんですよね。

でも、治療する側としては――言ってもしょうがないことであっても――「もっと早くつれてきてくれれば…」と思わずにはいられないケースが……。

急性期の段階でしっかりと治療しないと、なんとか乗り越えたとしても、慢性の鼻炎や涙目が残ってしまったりすることが猫には多いのです(レトロウィルスの潜伏感染によって難しくなっているケースも…)。

そして、時に以下のような重症化も……

これは、多頭飼育だったため発見が遅れ、肺炎になってしまったケースです。

肺はスポンジのように空気を含んでいるので、レントゲン写真ではもっと黒く写るのですが、綿がついたようにモヤモヤして心臓もぼやけてしまっています。

これは膿胸といって胸腔(胸の中のスペース)に膿がたまっている状態です。

心臓のシルエットが全く見えなくなっています。

こうなると、大量の膿が肺のふくらみを邪魔するので、明らかに苦しそうな呼吸となります。 

この子は、元気キャラだったため、来院が遅れてしまいました。

背中側から撮った膿胸の写真です。

向かって右側に膿がたまっているので、左側に比べて肺が窮屈そうに押しやられています。

 

胸腔にチューブを入れ、抜き取ってみると、こんなに大量の膿が!!

 

これは胸腔チューブを通し毎日洗浄して1週間後の写真です。

だいぶ心臓が見えるようになってきましたが、まだ下の方を中心にモヤモヤと白くぼやけています。

 

胸腔洗浄して回収された液体も、膿っぽさは減り、だいぶクリアになってきました。

 

これは、肺炎の子の2週間後の写真です。

まだ肺自体は白っぽいのですが、最初の写真に比べるとモヤモヤが減り、心臓のシルエットもはっきりしてきました。

この子が膿胸になってしまった猫ちゃんです――現在は元気いっぱいです。

膿胸になってしまうと、胸腔洗浄を1日2回しなければならず、少なくとも1週間は入院する必要があります(けっこう手間もかかるので、治療費も高額に!)。

寒暖の差が激しい季節の変わり目や、冷え込みの厳しい日が続く時は、くしゃみ、鼻水、咳などの症状が多くなります。

重症化や慢性化を防ぐために、なるべく早期の段階でしっかりと治しましょう!!

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

雨中の陽光

2017-10-27 20:11:28 | 花鳥風月

夏といえば、強い陽射し…なのですが、今年は7月くらいから雨ばっかりで、うんざりですね。

湿度の高い日が続くため、例年より湿邪が関係した病気が多く感じます。

上の写真は昨年の9月頃のもの――今年と違ってカラリとした雰囲気です。 

 

今年は、こんな感じでセミの抜け殻にも水滴が……

 

 

こんなまるっこい水滴も……

 

ハスの葉にある水滴は、とてもきれいです。

ハスの葉は水をよくはじくようで、風が吹くと

5cmくらいの大きな水滴がまるで生きもののように動き回ります!

見よ、この躍動感!――静止画でどれほど伝わるのか?

この大きな水滴は、雨があればこそなのです。

これは今年の夏の写真です。

小雨がぱらつく中、どんよりした気持ちで「昼食どうしようか…」とさまよっていたら…

突如、現れたたくさんのヒマワリ!!

大通りではなく、けっこう辺鄙な場所にあったので、うれしい驚きでした!

ここには、ヒマワリ畑ととうもろこし畑が見渡せる展望台もあるんです。

その横にはブルーベリーが植えられ、ウサギちゃんたちがいました。

 

裏へ回ると、ヒマワリと言いつつ、日と逆方向のひねくれものも散見されます。

 

花が生き生きしている時期だったため、雨の日でも心は快晴気分になりました!

ついでに、ここは農産物を直売しており、それを使ったピザやラーメンなどが食べられるフードコートもあるのです。私はピザがそれほど好きではないので、ラーメンを食べたかったのですが、残念ながらその日はラーメン屋さんはお休みでした(野菜たっぷりのヘルシー系ラーメンでおいしそう!)。

でも、マルゲリータと焼き野菜のセットを食べてみたら、そのおいしさにびっくり!

味の濃いトマトがたくさん入っていて、とにかく今まで食べたマルゲリータの中で一番おいしく感じました! 愛彩サラダピッツアも、たくさんの野菜と生ハムが入っていて、さっぱり食べたい人にオススメの逸品です(このクオリティーを維持してほしい)!

ピザも野菜も薪窯で焼いているのですが、焼き野菜も新鮮でおいしかったな~!

なんだか本格的だな~と思ったら、このピザ屋さんは都内の有名店が出しているんですね。

今年4月にオープンしたばかりみたいですが、辺鄙な場所にあるわりに、いわゆる田舎の直売所と違って、外装や内装も周りから浮かない程度におしゃれな感じです→http://www.aisaibatake.com/

木更津のアウトレットからはちょっと離れてますが、周囲にはキャンプ場がいくつかあり、そこに行く人たちが利用しているのでしょうか。

今年は雨ばかりの天気なので、農作物を作っている方々は、特に大変そうですね。

それなのに、また台風が来ちゃってるようで…被害なく通過してくれればいいのですが……

秋晴れが続くよう祈りを込めてヒマワリのアップ!!

コメント
この記事をはてなブックマークに追加