山王アニマルクリニック

日々の診療、いろんな本や音楽などについて思い巡らしながら、潤いと温もりのバランスを取ってゆこうと思います。

さわやかな新緑

2016-05-16 20:17:36 | 花鳥風月

雨が降り続く日もありますが、今の季節は植物たちは元気いっぱいですね。

これは雨上りの朝に撮ったバラの葉とモミジです。

どの世界でもひねくれ者がいるもので、このモミジは葉が生え始めた時から紅葉したような色なんですね。

夏になると緑になり、秋になるとまた紅葉するようです。

これはカリンの若葉です。

黄色やほのかな赤みのグラデーションがとてもきれいでした。

このようなグラデーションの中に生命の勢いを感じる季節ですね。

 

朝日が差し込んでくると、光の当たる場所はより輝き、当たらない場所は影となって闇を深める……二極化ですね。

 

 

これは梅の若葉です。朝日に照らされてとてもきれいでした。

 

 

日差しが強くなってきました。この産毛が生えたような葉っぱは……

 

 

キモクレンです。ハクモクレンなどよりも遅く花が咲いていました。 

 

  

元気いっぱいの太陽です。これはイロハモミジなのかな? 

 

この季節、天気のいい日だと、若葉たちは風が強くても生き生きしていますね!

この赤い竹とんぼみたいな所は、モミジの種なのだそうです。

私は今回初めてその存在に気づき、花なのかと思ってました。みなさん知っていましたか?

天気が良い日の若葉も確かにいいですが、時に日が陰り、雨が降るからこそ、潤いも得られるのでしょう。 

晴天ばかり続くと、葉っぱもカサカサになっちゃいますもんね。

雨は天の涙…とも言えますね。涙は悲しみから生まれることが多いので、ネガティブにしかとらえられないように思えます。

でも…少し視線を下げ目をこらしてみると、雨が、涙があればこそ輝くものを見つけられるのかもしれません。

コメント
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