クリミアのロシア統合はウクライナ政変から始まったと云われている訳ですが、少し歴史を遡れば帝政ロシアとオスマントルコ帝国の戦争位迄は見とかんと話にならずとなっており、1783年のエカテリーナ2世がクリミアを併合?してとなっております。因みに1783年位は丁度米国が独立戦争が終了した時代となっております。クリミアを併合してからずっとロシア領でしたが、1950年代にフルシチョフがサービスの為かウクライナ懐柔策か知りませんが、頓珍漢な政策でクリミア半島を此れ又ウクライナにしてしまいましたが、当時はソ連で此れは単なる行政区画の変更に過ぎずでしたが、其の辺りが今回のウクライナ政変のまあ、起点となっております。フルシチョフの父親がウクライナの炭鉱に従事していた其れも頓珍漢な要因の一つとなっておりますが、其れでもソ連邦崩壊後も両国の関係は其れ程悪くなくウクライナがセバストポリを使用させたり、核兵器放棄と引き換えに領土の一体性を確約された一九九四年のブダペスト文書もあって上手くクリミア自治共和国として手打ちが成立をして最大限の高度な自治が認められておりました。ウクライナは一説には政治が可也悪く其の様処から本来は経済的にも発展してポーランド程度位の水準迄位はなっていても不思議ではなかったとも流布されております。今回の近々の状況はある面は議会と云うかウクライナ政治勢力の拙さに端を発しております。EU加盟も前大領の足をひっぱったのは議会が反対をして連合協定も出来なくした処も有り、其処らも誰が何の為に絵図を書いているのかはあれですが、本当に複雑怪奇と捉えておかんとかなとなっております。クリミアの関しては第一ラウンドはロシアがしてやった構図にも見えておりますが、そんな訳でもなく、クリミアの独立の住民投票の得票率や独立賛成の割合からすれば、タタール人も民族独立の観点よりも、ウクライナの経済破綻状況からすればロシアとなった方が利得(年金が補償されたり、収入が向上する等)がとを選択したと捉えておかんといけません。ロシアのプーチンさんも求心力を高める為に間違った民族主義や愛国心に訴える手法を取っており、片やEUにしてもウクライナを加盟させればギリシャ以上の困難さを背負い込むと相成り、経済制裁もしたくても例えばフランスはロシアにミストラル級揚陸艦を売る事にもなっておりも有り等お茶を濁した経済制裁しか出来なくなっており、ドイツも天然ガスをを止められては困る等様々あります。ロシアもクリミア併合で其の後の火種がなくなったとはなっておらず、ウクライナ東部に住むロシア系住民がロシアに行きたいと言い出す可能性もありとなっとおります。何時内乱がウクライナで発生してもおかしくない其れとなっております。米国も現在の落ち目の三度笠では、軍事介入等の意図もなくとなっており、上手くすればセバストポリの基地を西寄りなれば使用出来るかなの妄想は持っているかも知れませんが、其れはロシアが嫌がる事となっており此方も若干の火種となっております。其れにしてもクリミアも水はドニエプル川から取水しており、其れを止めるとなれば此れ又阻止をする為に本当にロシアが軍事で出張ってくる可能性も有りとなっております。他にも有り過ぎてですが、問題が複雑に絡み合っており、単に冷戦構造等と子供染みた論調で捉えていては何も見えてこずとはなっておりますが、兎にも角にも難解ですとしときますです。そんな訳で間違えた愛国心等何の役にも立たず物事を複雑にして国際協調も追いやられてしまいますから愛国心などあれですとしときますです。
今日は夕方過ぎ迄雨が降っており、お遣いが若干の面倒でしたが、其れでも買ったぞ南瓜としときますです。そんな訳で雨に少し濡れてしまいましたが、水も買って帰って来ました。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
明日は出来れば図書館に行って本を返却して借りてきたいなとしときますです。
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