Four Season Colors

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百英雄伝ークリア後の感想3ー

2024-06-24 | 雑文
(つづき)そして、幻想水滸伝でいう紋章と
協力攻撃である、ルーンと英雄コンボもまた、
よろしくない。

百英雄伝のルーンは、属性魔法を中心にそれ
なりに種類は揃えてはいるが、揃えているだ
けになってしまっている。

属性魔法は、回復魔法は使うにしても、その
他の攻撃系、補助系ともに使わなくてもなん
ら問題がないし、単に弱いしMPもない。

回復魔法に至っても、別にアイテムで十分で
あるし、行動順が遅くなる場合には、むしろ
アイテムの方がよくなってしまう。

というよりも、魔法攻撃力が強いキャラは、
ほんの一部を除いて、HPと防御力が低すぎ
て、理不尽な戦闘不能が頻発する。

幻想水滸伝にあった、合体魔法というステキ
なシステムがないのも残念だった。

特殊攻撃系のルーンも使えるものが少なすぎ
るし、ステータスアップは当然に付けるだけ
で、それにより個性にはならない。

更に悪いのは、キャラクター固有のルーンが、
これまた本当に魅力がないし、多くは大して
使えないし面白味もない。

そして、協力攻撃もとい英雄コンボによる複
数キャラ攻撃も、行動順の遅延を考慮すると、
個別に攻撃した方が良いことすら多い。

適正レベルであれば、ボス戦はわりと頻繁に
(自分は)回復も必要であり、複数人で攻撃
する機会は、進めるほどに減る。

ともなれば、結局、物理攻撃と物理防御の高
いキャラクターの物理攻撃と回復アイテムに
よる戦いが楽になる。

さらに戦闘関連で一番の、最大の問題は、群
雄劇、戦闘プレイアブルキャラクターの数が
売りのゲームでの、キャラクター縛り。

あろうことか、メインシナリオで頻繁にパー
ティ強制のキャラクターが多く、しかも、同
じキャラクターが何度も強制される。

酷い時には、6人中5人が強制キャラクター
になることもあり、そのキャラクターの性能
バランスも恐ろしく悪い。(つづき)