学校のうた-匂香- 2024-01-18 | 詩 通学路に咲く折々の花に濃さを増すインクと白墨思い思いを形にする糊に通電した機器の電子回路冷たい水道水で立つ泡に正午に近く窓越しの給食流れて不快感のない汗に放課のおまけ付きお菓子期ごと学んでは遊ぶ内に深く鼻奥に沈みこむ匂香