困った時のロシアネタ?
意外に数字上のロシア経済が悪くならなかった背景はこういうのがあるのかもしれない。本来ならルーブルの価値が下がり、物価が高騰するはずなのに、肝心の商品を購入する「消費者」が存在せず、そもそも商品を生産する「生産者」もいないのだから需要と供給の両方がいきなり消滅すれば貨幣があっても意外に極端なインフレにならないのかもしれない。無論経済学上の根拠があって書いている話では無いのだが。とはいえ生産と消費の問題について解消されていたとしても、その状況における金利の問題なんかは上手く説明できていないが。しかしロシア人の労働人口がいなくなって一番恐れるべき事態は今度はロシア政府が「出稼ぎ労働者を」兵隊に仕立てる場合だろう。これが一番問題だと思うのだが。