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re-tokyoの業務日誌

(株)東京住宅センターの店長が、日々の業務や出来事を心の赴くままに綴ります。

活気のあるお神輿

2015-10-11 17:01:40 | 業務日誌
近くにある二子神社で秋のお祭りがありました。

御神輿が町内をぐるりと廻りますが、当店の前にもやって来ました。









地域の有志が御神輿を担いでいきます。「やっぱり地元はいいな」と感じる瞬間です。



ちなみに毎年7月下旬に行われる高津区民祭では、高津区内から10基近くの御神輿が集まります。

二子新地から溝の口まで2時間近く掛けながら進んでいきます。

ルートは一本道ですが、進むのがゆっくりですから時間が掛かるのです。

多くの御輿が連なって進んでいくので、その列は100Mを超えます。


御輿を担ぐ方に聞いたことがあるのですが、大山街道の幅が広すぎず狭すぎずでちょうど良いとのこと。みんなの一体感や活気を肌に感じさせるそうです。


いろんな事がいろんな人の地元愛に支えられています。

エアコンの故障(2)

2015-09-10 12:18:37 | 業務日誌
前回からの続きになります。


改めてご主人と連絡を取り、電話でお話しします。

強制運転の件を聞くと冷たい風は出てくるが、動いたり止まったりを繰り返しているとのことでした。
先日ダウンロードした説明書によれば、正しくは「応急運転」といい、
この場合は25度設定での自動運転となるようです。

ここ数日は気温も高くないので、室温によっては運転と停止を繰り返す省エネ運転になることもあります。
説明書を詳しく見ると、応急運転スイッチを5秒間長押しすると「強制冷房運転」になるようです。
これもお伝えして試して頂くことにしました。
これでエアコンから冷気が出れば、ガス不足など冷媒には問題が無い可能性が高くなります。

ここで一度電話を切って、直接お部屋に伺って確認することにしました。


20分後、お部屋に到着すると早速強制冷房の状態確認をします。
すると幸いなことに冷気はきちんと出てきています。

さらに説明書によると、この機種は本体側に異常が生じた時にはランプの点滅とエラーコードによって知らせるようです。
しかし今回は点滅もエラーコードも確認できません。どうやら本体側には問題がなさそうです。

改めてお客様にお話を伺い、それを要約すると、リモコンの「運転/停止」スイッチを押しても本体が反応しない、
動かない、という事のようです。


早速リモコンを見てみます。
リモコンの液晶表示はくっきりと出ており、確かに電池には問題はなさそうです。



さてここで取り出すのはデジカメ。
デジカメを通してリモコンの発光(発信)部を見ると、
リモコン上のボタンを押す度に赤外線が発光することを確認することが出来ます。
すると「運転/停止」スイッチだけが押しても光りません。
その他は例えば予約スイッチは発光もするし、
それ対して本体側も「ピッ」と音を出して反応し、さらにタイマーランプも点灯しました。


ここまで分かると、やはりリモコンの不具合と考えるべきでしょう。
ここまでの判断をお話しし、電器店さんにリモコンを発注することにしました。

後日、届いたリモコンで無事に動作することが確認できました。

エアコンの故障(1)

2015-09-03 18:19:20 | 業務日誌
あるアパートのお客様から、エアコンの不具合について連絡を頂きました。
このエアコンはアパートの設備でしたので、不具合についてはオーナー側で対応する必要があります。


話によれば、先日までは普通に動いていたが、突然、エアコンが付かなくなったということでした。
賃貸物件の場合、基本的に古くても壊れるまでは使い続ける傾向があります。
時には20年選手のエアコンもいます。

今回も経年劣化で新品へ交換だろうと最初は思ったのですが、お客様によれば「そんなに古くはない」とのこと。
過去の資料を調べてみると、確かに設置したのは2007年でまだ10年は経っていません。
そこで修理を前提とすることに頭を切り換えました。


(イメージ画像)



ただし最初からメーカーの技術マンを呼んでしまうと、来てもらうだけでも出張費等が発生をしてしまいます。
そこで、まずは電話口でお客様から詳しく話を聞いて、出来るだけ原因の切り分けをしようと思いました。

最初にフィルターに埃が詰まっていないかを確認してもらいます。これは問題ないとのこと。

次にリモコンの電池切れを疑ってみますが、既に電池も新品に替えてみたとのこと。
それでもダメだそうです。

とするとその次は本体側に何か問題があるかどうかです。


あいにく私自身が別件の約束で出かける時間が迫っていたため、とりあえず室内機のカバー下にある「強制運転スイッチ」を試してみることをお薦めして、一度電話を切りました。


その後、夕方に事務所に戻ってから、聞いておいたエアコンの型番を元にネットで取扱説明書を検索してみます。
すると幸いにもメーカーのホームページからPDFファイルをダウンロードできました。

そこで再度お客様に電話してみましたが、電話に出られたのは奥様。
先程お話ししたご主人様は外出中とのことで、奥様では不具合について詳しく分からないようです。

次の日は当社は定休日なのですが、幸いにも暑さは一段落したところです。定休日明けに再度ご連絡することとしました。

(つづく)

リフォームは和製英語でした

2015-08-28 19:18:29 | 業務日誌
不動産業や建築業ではよく使われますが「(部屋を)リフォームする」という言葉がありますよね。
日本語では「改築する」、あるいは「改装する」と言った意味で、
特に我々の専門用語というわけでもなく、今はごく一般に使われる様になっています。



実は、私の子供が今年から中学生になり、一緒に勉強をしようということでNHKの「基礎英語」を毎日聞いています。
先日、その中でこの「リフォーム」という言葉が取り上げられていました。


「おじいちゃんが自分の家をリフォームした」という本文の内容だったのですが、
英文では「renovate/リノベートする」という言葉になっていました。

そこで日本人講師がネイティブの女性講師に「英語ではreform/リフォームという言葉を使いますか?」と尋ねたところ、
答えは「Absolutely not!(絶対に使いません)」でした。

こんな時は、renovateでなければ「remodel/リモデル」あるいは「rebuild/リビルド」と言うそうです。


ならばreformは何なのかと改めて調べてみると、
「(制度、システムなどを)改善する、改正する、改革する」という意味で、やはり本来は建物関係には全く関係ないようです。




しかしネットで「リフォーム」で検索してみると、
ありとあらゆる大手企業が「建物の改築、改装」の意味で使っていることが分かります。


和製英語は滑稽なものとして取り上げられることが多い訳ですが、
こんな身近にもそれがあると思いませんでした。
気を付けないといけませんね。