詩集 裸心全通(らしんとおる):羅針全通:Rasin Toru  

現在、羅針全通(らしんとおる)となりました。「愛のある詩」を、「愛の詩」を創作しています。

詩:健全     裸心全通(RasinToru)

2015-05-13 20:00:56 | 

詩:健全 

 

 

なおらない のろいは

 

きえて  なおる なおる

 

なおらない のろいは

 

どんどん  きえて

 

なおる なおる

 

なおらない のろいは

 

すべて きえて

 

なおる なおる

 

 

 裸心全通(RasinToru)

 


詩:新しい知らせ               裸心全通(RasinToru)

2015-05-11 20:03:01 | 

詩:新しい知らせ

 

 

君らが

 

どんなに 恐れを抱いても

 

君らが 怖がるような

 

出来事は もう 既に 起きなく

 

なって いる ・・

 

「恐れの想念群 即消去」

 

 

「すばらしいこと」のほうが

 

本当の こと ・・

 

 

             裸心全通(RasinToru)

 


詩:お母さん(お母さんの詩:白いセーター)     らしんとおる

2015-05-10 08:23:51 | 

詩:お母さん(お母さんの詩:白いセーター)「詩:白いセーター」

 

お母さんが 編んでくれた

 

白いセーター

 

寒い冬を 越してきた

 

あたたかい ぬくもり

 

思い出の 白いセーター

 

無事 春が来て

 

ありがとう お母さん

 

また 寒くなるまで 

 

箱の中で  おやすみなさい ・・

 

とびっきりの 夏の想い出を

 

かかえて 白い ふあふあの

 

袖に 手を 通す日まで ・・

 

また

 

たくさんの 白い ふあふあの夢を

 

楽しめますように ・・

 

大事な 大事な お母さんが編んでくれた

 

白いセーター

 

お母さんの温もり

 

白いセーター

 

お母さんの ふあふあ

 

白いセーター

 

         らしんとおる


お母さんの詩(雀の家族)         らしんとおる

2015-05-09 19:05:09 | 

お母さんの詩(雀の家族) 詩:雀の家族

 

いってきまーす

元気なわが子の

甲高い声が

待ち受けていたように

電線の雀の家族たちを

小さく羽ばたかせる

新しい今日の出来事を

お帰りの夕飯の団欒の

お土産話が待ち遠しい

お母さんのひたむきな

一日がはじまった

些細な事柄の幸せを

噛み締める良き母親を

雀の家族は知っている

 

 

らしんとおる

 


詩:優しい老人(やさしい老人の詩)        裸心全通(RasinToru)

2015-05-08 19:56:39 | 

詩:優しい老人(やさしい老人の詩)

 

 

その パンの 一切れを

 

半分しか 食べずに

 

庭の 野鳥に 与えていた

 

やせ細った  老人

 

いつしか 必ず 栄光の 冠を

 

と 聞こえてくる  ・・

 

いつしか 必ず 栄光の 冠を

 

と 歌っている    ・・

 

道の ポスト は 知っている

 

あたり の 木々 や 花々 は

 

歌っている

 

いつしか 必ず 栄光の 冠を

 

と 歌っている

 

あの老人の とても 懐かしい 面影が・・

 

この庭の 春の景色に こだま する 

 

 

 

        裸心全通(RasinToru)

 


詩:雨乞い歌             らしんとおる

2015-05-07 21:04:41 | 

詩:雨乞い歌

 

海 と 川 と 山 と

 

仲良し こよし

 

山 へ  お水の ご飯 を

 

じょうずに  降らせて

 

くだしゃんせ

 

雨と太陽の乙女 様

 

たとへ ご機嫌斜め でも

 

あの子が いることを

 

いつも いつも 思い出して

 

くだしゃんせ

 

それは それは 

 

大喪 美しい芸術作品のように

 

時折 虹を 見せながら

 

うるおして

 

くだしゃんせ

 

雨と太陽の乙女 様

 

よろしゅう よろしゅう

 

お頼み申します

 

 

              らしんとおる


詩:こいのぼり (鯉のぼり)           らしんとおる

2015-05-05 20:55:15 | 

詩:こいのぼり

 

あの子 も この子も

 

すくすく と

 

育って おくれ

 

風にむかって 

 

堂々 悠々 と

 

美しく  見せて おくれ

 

山々  はさまれて も

 

世の川 を 大きな うねりと なり

 

良き仲間たち と ともに

 

飛び馳せて  おくれ

 

湯けむり 香る  

 

あの  杖立(つえたて) 湯の地 の

 

こいのぼり たち のように

 

杖立温泉:鯉のぼり画像のリンク

 

 

                      らしんとおる

 


詩:新聞通 (しんぶん-つう)        らしんとおる

2015-05-05 19:09:17 | 

詩:新聞通(しんぶん-つう)   

 

母親が家事を終えて

午後に新聞に目を通す

いつものように

原付単車の音がして

いつものように

玄関口の郵便受けに・

何が届いたのか・・

気にかけながらも

記事の欄に読み入り

そのうち忘れて

いつものように

学校帰りの息子が

郵便受けの係りに・・

そんな後回しの郵便君

 

 

             らしんとおる


詩:穏光         裸心全通(らしんとおる)

2015-05-03 18:25:52 | 

詩:穏光        

 

晴れ渡る 海辺のテラス

 

銀色の 小さな輝きの群れを

 

遠く 水平線まで 眺め上げ

 

サングラスを外しながら

 

背伸びをし

 

くつろいでいる 人

 

まるで 永久の楽園が

 

今にも 扉を開けてくれそうな

 

穏やかで 風のない

 

うっとり するように

 

細やかに広がっていく

 

光りの 世界

 

 

 

       らしんとおる

 

 

 

 

 


詩:本当に大事な歴史        裸心全通(Raisn Toru)

2015-05-01 21:31:51 | 

詩:本当に大事な歴史    裸心全通(Raisn Toru)

 

 

 

本当に大事な歴史 は

 

この 日本の 歴史でもなく

 

憧れの国 の 歴史でもない

 

ひとり ひとり の

 

大事な 大事な

 

魂の 歴史 

 

わたしたち が どこで 生まれ

 

この宇宙で どのような 旅を

 

してきたのか ・・

 

この人類の すべての 魂たち が

 

必ずや  

 

近く 知ることが できます ように ・・

 

 

        裸心全通(Raisn Toru)