詩集 裸心全通(らしんとおる):羅針全通:Rasin Toru  

現在、羅針全通(らしんとおる)となりました。「愛のある詩」を、「愛の詩」を創作しています。

詩: 愛と勇気 裸心全通(RasinToru)

2013-02-28 13:20:28 | 
詩: 愛と勇気




どうか  天よ

押さえ込まれている

人々に

愛  を ・・


立ち上がる

勇気 と

栄光 を




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詩: 愛の財布   裸心全通(RasinToru)

2013-02-28 01:11:14 | 
詩: 愛の財布


離れ離れになって

もう 何年も たった


久しぶりに 家族が 再会した 時


感動を 押さえ

なにげない ふり をして

よろこび の 会話を した

食事をして

店をでる 時


見た 彼女の財布

わたしが 買ってあげたものだった


もう 古くなって

布が 擦り切れていた



家に帰って  涙が止まらなくなった


ありがとう

愛する 君 よ


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詩 : 必ずはじまるんだ 救いの世界 この日本から  裸心全通(RasinToru)

2013-02-27 01:08:14 | 
詩 : 必ずはじまるんだ 救いの世界:バックミュージックと詩の ハーモニー
スピッツ 正夢

   この 日本から はじまれよ !






「救いの世界 この日本から  」へのリンク










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詩: 背中   裸心全通(RasinToru)

2013-02-27 00:41:55 | 
詩: 背中 


あの人の背中が語っていた


船を出し 網を引く
あく天候
少々の雨だからと言って
家族のために
船を出し 網を引く
人情味のあるおやじさん



あの人の背中が語っていた


毎日 玄関を出て見送った
わたしのことばかり考えて
背広のまま
家庭のゴミをすててくれていた
やさしい夫

あの人の背中が語っていた


何回も放り投げた
洗濯物
ぐちひとつ言わず
せっせと 洗い
干していた 
がんばりやの母親

あの人の背中が語っていた


いつも門前払い
愛する家族のために
めげない と 言い聞かせ
また ドアを ノックする
セールスマンのお父さん



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詩: ことばの重み 裸心全通(RasinToru)

2013-02-26 17:52:21 | 
詩: ことばの重み

ご老人だった が

気づかずに やってしまっていた

ことば の
ぶっきらぼうさ が 災いした

浅はか な 行為

子どもたちの
良くないことを 見つけては

時折

張り紙 をしていた

あるとき
ご老人は  気づいた 矢先に
これぞ・・・と

「カベ(壁) を 破るな 」

と  張り紙をした


はりかえたばかりの
障子のことだった


しかりつけて やりたい と
何かの虫が 騒いで いたの・・?



「カベ(壁) を 破るな 」

この ことば が

子どもたちの心に・・

後の人生で ・・

重くのしかかる

人生における 様々な苦境

挫折

ここぞ と 言う時に・・・

子どもたちの 心にかべを つくっていた

この ことば

単に 注意のつもりだった

ご老人の 「張り紙」

ある 時

「ことば」 は  とても 重い のです


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詩: 使命   裸心全通(RasinToru)

2013-02-26 14:01:25 | 
詩: 使命   裸心全通(RasinToru)




あなたは

日頃の 雑踏に まみれ

流されたり

あなたは

日頃の 雑踏に まみれ

心 が もまれていた


ある 時  あなたへ下った声

天からの 声

「あなたには 使命が あるのです」

地球上の すべての 物質の価値を超え

あなたの 心に 響いた

天が 与えてくださった

生きる勇気 そのもの



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詩:おじん 復興の詩(震災地復興の詩) 裸心全通(RasinToru)

2013-02-25 22:49:00 | 
詩:おじん 復興の詩(震災地復興の詩)

おじん は

夢を見ている

閉じたまぶた

めじり と
くちもと

微笑んでいる


夢を見ているんだ

庭の盆栽をかわいがっている 夢

あれから

あまり しゃべらなくなった

おじん

今  切に 思っている

あなたの 閉じたまぶたの
ほほえみから

目を 開けさせて みたい



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詩: まるかじり(2)  裸心全通(RasinToru)

2013-02-25 15:10:03 | 
詩: まるかじり(2)  裸心全通(RasinToru)


農薬の問題がなければ ・・

柿 も

ぶどう も

まるかじり だ

まるごと 食べるのが

とっても おいしい ね !



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詩: まるかじり   裸心全通(RasinToru)

2013-02-25 12:43:50 | 
詩: まるかじり   裸心全通(RasinToru)



過保護に育てすぎていた

いつも 細かく
切って  与えていた

この りんご

その子には
まるかじり なんて
考えにも およばなかった

ある時

よその お宅で・・

丸ごと 一個

もらった

それは 驚き

とっても 喜んだ

白い歯で

まるかじり

くっきりとした
齧った(かじった)あとを
しげしげと 見つめていた とさ



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詩: ピアノ     裸心全通(RasinToru)

2013-02-24 15:10:23 | 
詩: ピアノ


ある晴れた 午後


空に 突き抜けた
空気感で   ・・・



薄く透明に
景色に溶け込んで・・



聞こえている よ




近所の
ピアノの練習の 音






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詩: 広がり    裸心全通(RasinToru)

2013-02-24 11:43:19 | 
詩: 広がり

お庭の 梅ノ木の
枝の先に

わぎりの 
みかん たちを
おき

みかん の
ジューシーさ を
おひさまの 光りで
輝かせている

あたたかく
新鮮な空気とともに

大きな 野鳥
がやってきて・・

小さな 野鳥
がやってきて・・


紡ぐ(つむぐ)


梅ノ木のまわり
全体が
ほほえましい空気に
つつまれている

ちいさく響いている
玄関を子供達が開ける音

ちいさく響いている
子供達の 会話

ちいさく響いている
ときおりの雑踏

太陽光の景色が
オブラートのように つつむ

永久(とわ)を思わせる

風のない
あたたかな日差し



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復興の詩:春よ来い(震災地復興の詩) 裸心全通(RasinToru)

2013-02-23 14:41:19 | 
復興の詩:春よ来い(震災地復興の詩) 裸心全通(RasinToru)


いつも
春になると

うぐいす を呼んでいた

梅ノ木

お庭の
濃いピンクの
梅の花


あたたかい
日差し・・

少し影になった
窓の中から

そっと

伺っては

ほほえみ 喜んでいた・・



あの庭を
また 必ず 呼んであげるから・・




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詩: きっと   裸心全通(RasinToru)

2013-02-22 13:19:40 | 
詩: きっと   裸心全通




いま とても つらい こと が ある

いま とても 憤りを 感じること が ある

いま とても 耐えている こと が ある

いま とても 悲しい  こと が ある

すべて が 晴れて

その すべてに

心から感謝できる日が  きっと 訪れますように ・・




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詩: 「誤解」と「誤解される行為」   裸心全通(RasinToru)

2013-02-22 13:14:33 | 
詩: 「誤解」と「誤解される行為」   裸心全通(RasinToru)

明日は 生ゴミ の 日

近所に 独り暮らしの ご老人がいた

夜中に  となりの 奥さんが

庭に出た際

その 独り暮らしの  ご老人が

生ゴミを 捨てに 家から出てくるところを

見かけた

次の日 近所の井戸端会議で

そのことが 持ち上がり

烏が来なくて幸いした・・・

まさか あんな 非常識なことを
する方だとは・・・・

噂になってしまった

かわいそうな ご老人・・・
・・でも しかたがないのかな・・?

この真相は、
多くの客人が訪れたため 生ごみが多くなり
独りで2つは一度に持つことができず・・
朝二回運ぶより
1つは、夜に運んでおこう との
ご老人の行為だった

 

その中身は 水で濡れた紙くずと小さな木くずだけであった


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詩: 虚栄心と浅はかさ  裸心全通(RasinToru)

2013-02-22 13:12:46 | 
詩: 虚栄心と浅はかさ  裸心全通(RasinToru)


ときには

たった
一回の行為を見て

「そういう人なんだ」

断定して

その人 すべてを軽蔑して
しまうような 心

見くびって しまう 性格の
部分があった

わたしたちも そういう話で
盛り上がっていた

それが 背伸びっこの
し合い だったと
気づくのには・・

多少 時間が かかりすぎた

かも ・・・




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