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日記

あっ! いーじわるぅー

オガネソン 118 Og

2006-07-23 23:00:22 | Weblog
 昨夜半から降り出した雨は、4:00 にはもう止んでいた。東北東の空に仲良く並んで昇って来るはずの、月齢 27.1 の三日月も、-3.9等星の金星も雲の中。5:00 過ぎに昇って来るはずの太陽までもが雲の中。昼少し前から雨が。暫くの間降っていた。夕方 やっと道路が乾きかけた頃、またもや雨が。夜遅くまで降り続いた。

      オガネソン Og (Oganesson) {エカラドン (eka-Radon)} 原子番号 118 原子量 294

 オガネソンとは、118の陽子と118の電子(inner 60+outer58)で構成されている原子。
核の中に陽子118と、
175εε の中性子のオガネソン原子 118Og293 (α崩壊→116Uuh289
                                             半減期 0.12ミリ秒)と、
176εε の中性子のオガネソン原子 118Og294 (α崩壊→116Uuh290
                                           半減期 58マイクロ秒)と、
179εε の中性子のオガネソン原子 118Og297 (α崩壊→116Uuh293
                         半減期 12マイクロ秒)の、放射性放射性同位体がある。

 オガネソンは、第18族・稀ガスで、無色の放射性気体。 原子価は、+1価, +2価, +4価である。 水素と反応して、OgHを、酸素と反応して、OgO3を、フッ素と反応して、OgF, OgF2, OgF4を、塩素と反応して、OgClを作る。

 オガネソンは、
鉛208(82Pb208)-クリプトン86(36Kr86 照射→オガネソン293(118Og293)+中性子
カリホルニウム249(98Cf249)-カルシウム48(20Ca48) 照射→オガネソン294(118Uuo294) + 中性子×3   で作る。

 オガネソンは、
118Og293-α崩壊→116Uuh289+2He4 (半減期 0.12ミリ秒)
116Lv289-α崩壊→114Uuq285+2He4 (半減期 0.60ミリ秒)
114Fl285-α崩壊→112Uub281+2He4 (半減期 0.58ミリ秒)
112Cn281-α崩壊→110Ds277 +2He4 (半減期 0.89ミリ秒)
110Ds277 --α崩壊→108Hs273 +2He4 (半減期 3ミリ秒)
108Hs273 --α崩壊→106Sg269 +2He4 (半減期 1分200ミリ秒)へと、α崩壊して行く。

 オガネソンは、研究用に使われる。 中性子196のオガネソン314(118Og314)が期待される。


    融点  -30.3℃
    沸点  -22.6℃

 オガネソンは、ロシアの超重核の物理学の発展に大きな貢献を果たしたドゥブナ合同原子核研究所のフレロフ核反応研究室の科学者「ユーリ・ツォラコヴィチ・ オガネシアン (Oganessian)」に因んで命名。

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