皆さま 素敵なクリスマスイブをお過ごしのここと存じます。
今、テレビでは「Mー1グランプリ2023」が開催されています。繰り広げられる激戦を見ながら(聴きながら)投稿を進めています。いろいろなイブの過ごし方があると思いますが、漫才とクリスマスイブ、ちょっと不思議な組合わせかもしれません。
「宗論」という落語があります。仏教徒の父親(大旦那)がクリスチャンの息子(若旦那)の言うことや考えることに驚いて、しまいにはバトルになる噺です。この息子が讃美歌の「いつくしみ深き」を歌い上げる場面がとても可笑しくて、聖なる夜にその場面を思い出しながらPCの入力をして、漫才で笑いながらクリスマスイブを過ごしています。宗論の父親が今の時代に現れてクリスマスを楽しんでいるこんな様子を見たらときっと腰を抜かしてしまうのでしょう。
世の中的には、今年もいろいろなことがあって激動の1年ではありましたが、私どもにとりましてはありがたい1年でありました。新型コロナに一区切りついたこともあり、いろいろな地域からお声をかけていただき出張寄席でお邪魔して、おかげ様で活発に落語の活動を行うことができました。主催の「とよのくに寄席」も初の夏席、秋席の年間2回開催にチャレンジし、多くのお客様にご来場いただきました。私ども県南落語組合は今年で40歳を迎えました。来年もアクティブに頑張る所存であります!
皆さま どうぞ 素晴らしい新年をお迎えください。