今週から本の紹介をはじめました。
本って、電車のなかや
ちょっとした時間を見つければ読めるもの
でも最近ちょっと怠っていたので、
本棚から取り出して
読み始めた3月です。
今日ご紹介する本は
いきなり強烈なタイトルですが。
「どうしても許せない人」
加藤諦三著
ベスト新書
です。
このタイトルを、
コンビニエンスストアの
サンクスの書棚でみかけて
思わず購入しました
当時
どうしても許せーん
と思う人との出会いがあり
「どうしてこんなにこっちが
嫌がることができるのだろうか」
と当時の私は
イライラしておりました。
何十回も読んで
私なりに掴んだものは
「人を許せないままでいることは結果的に自分が地獄」
だということ。
相手のせいにしたままでいつづけるだけでは、
結局自分の人生は地獄でしかないです。
何度も読み返すことで、
著者の意図する心がみえてきました。
自分が変わることが
一番遠いようで近道の方法。
今はその人を許せない、とはまったく思わなくなり
過去の経験のひとつとなりました。
加藤諦三氏の本は
ご本人の血の滲むような体験からくる、
きれいごとを言っていない文章が魅力です。
傷つき、すりむけた心を
見ないようにするのではなく、
一つ一つの苦しみを越えてきた著者の
歴史を感じさせてくれる1冊です。
加藤氏の本は最近本屋さんベストセラーの欄で
ちらほらとお見かけするようになりました。
私はコアなファンと思ってきましたが
「コア」
が、いらなくなりましたね。
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