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ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

車をぶつけた!雪の中

2010年03月14日 | これも自分あれも自分
あの豪雪の日のことでした。

幼稚園のバスが急遽運休となり、自家用車で送迎することになりました。

一時間でも、一人の時間が欲しい私は、

「今日園に来なくても、欠席にはなりませんから。」という先生の配慮に

感謝するも、いえ行きます!と連れて行きました。


園が無事に終わり、迎えに行った帰り道。

いつも左折する4丁目。

雪で、かなり車幅が狭くなっていましたが、

大丈夫、行けるよね。。。と少し不安がよぎったものの、突破。


その判断は、よぎった不安を裏切らないものでした。

わだちにはまり、車の前部が右に揺れて、そのまま電柱と

黄色い筒をまとった支線とに車が挟まれて、動けなくなりました。

車輪の下は雪と氷とで、車輪は同じ場所で絡まるばかり。

前にも後ろにも行けません。


すると、どこからともなく、わらわらとおじさんやお兄さんたちが

やってきて、「どうした?はまったか?」と言いながら、

スコップで雪をかき、車輪の向きの指示をして、

前進できるように協力してくれました。

がりがりっと、右側の後方を電柱にすってしまいましたが、

4、5人のおじさんたちが後ろから押してくれて、

私はようやくそこから抜け出ることができました。


車を停めて、「ありがとうございました!」と言っている間に、

さささーーーっと、皆さん持ち場へ戻ってしまいました。

その動きがとても早くて、滑稽に見えて、

そして、おじさんたちの温かさと、シャイな感覚を感じて、

とても嬉しくなりました。

お礼なんていいんだ、こういう時はお互い様なんだから

そんな言葉が、背中から感じます。


ありがとうございました!!!


春眠暁を覚えず

2010年03月14日 | これも自分あれも自分
「春眠暁を覚えず」

友人からのメールの一文にあった、この言葉。

昨日から風が強くて、外を歩くと耳が痛そう。

だけど、天のお日様はさんさんと輝き、

カーテン越しに見える光は、春である。


夜の眠りにすーっと入ると

しばらくしてから見る夢は、いったいどんな夢だろう?

気だるさが体に残る春の陽気に

思い出そうとしていても

それはまるで どこにも引っかからない 

ゆるやかな水のよう


しばらく頭が働かないのは

春のせいにしておこう 

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