夢を見たら、泣いていた。
私はずっと、泣いていた。
誰かの胸の上で泣いていた。
でも、それが誰か分からなかった。
白いシャツ?
波のような織りの白い・・・
肌?
ううん、肌じゃなかった。
羽でもない。
でも、手は肌色じゃなかった・・・
だけど、その手は、わたしの肩を優しく抱いて、
ずーっと泣き止むまで
いえ、ずーっと泣いていていいよ
そんな感じで
手を置いていくれている
人?
男性の姿をした人だったけれど
顔は見えなかった
白く輝きすぎて
顔を上げても、顔は見えなかった
首から下しか見えなくて
それがとてもあたたくて
人間の男性の胸の硬さと柔らかさとで
私のことを守ってくれていた
その感触があまりにもリアルで
目が覚めて一度回りを見回した
隣りに眠る娘の枕なのかな?
娘の胸なのかな?
確認してみたけれど
それは 私の顔の前にはなかった
そしてもう一度目をつむると
その白い胸はまた目の前にあって
その硬さと柔らかさもそのまま感じて
私は深い眠りについた
安心感の中で
朝が来て
目が覚めたら
その感触だけが残り
そして また涙が止まらなかった
もう一度 会いたくて

そう
雲のような 感じだった
私はずっと、泣いていた。
誰かの胸の上で泣いていた。
でも、それが誰か分からなかった。
白いシャツ?
波のような織りの白い・・・
肌?
ううん、肌じゃなかった。
羽でもない。
でも、手は肌色じゃなかった・・・
だけど、その手は、わたしの肩を優しく抱いて、
ずーっと泣き止むまで
いえ、ずーっと泣いていていいよ
そんな感じで
手を置いていくれている
人?
男性の姿をした人だったけれど
顔は見えなかった
白く輝きすぎて
顔を上げても、顔は見えなかった
首から下しか見えなくて
それがとてもあたたくて
人間の男性の胸の硬さと柔らかさとで
私のことを守ってくれていた
その感触があまりにもリアルで
目が覚めて一度回りを見回した
隣りに眠る娘の枕なのかな?
娘の胸なのかな?
確認してみたけれど
それは 私の顔の前にはなかった
そしてもう一度目をつむると
その白い胸はまた目の前にあって
その硬さと柔らかさもそのまま感じて
私は深い眠りについた
安心感の中で
朝が来て
目が覚めたら
その感触だけが残り
そして また涙が止まらなかった
もう一度 会いたくて

そう
雲のような 感じだった