女40歳のお買い物

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佐藤可士和の仕事と周辺

2006年01月21日 21時13分54秒 | デザインのこと
図書館を二つ回って、デザインの本を借りられるだけ借りてきました。
ついでにおやつも(^^)v

「佐藤可士和の仕事と周辺」
これはかなり面白い本です。
このシリーズは他のデザイナー方のもたくさん出ていて、何冊か見ましたけどほんとに「見た」だけ。
ポートフォリオみたいで、あまりデザイナーさん自身に踏み込まれて無いものが多くて、でもこの本では佐藤さん自身が一つ一つの仕事にコメントをつけてらっしゃるし、お友達のデザイナーも佐藤さんの素顔が見えるようなコメントをつけてられておもしろいおもしろい。
博報堂時代の佐藤さんのいたずらっ子ぶりは、すっごく楽しそう。
見るところも読むところもいっぱいあって、みんな面白くてテーマも揃ってて、買っても決して損しない大満足の一冊。
すごーく丁寧な本作りで、人柄がしのばれるなあと思いました。
ほかにもう一冊借りているのですが、読むのがむっちゃ楽しみです。

最近作りたいものがあっても、「技術」がない自分に落ちこんでまして、じゃあ一体どうしたらその「技術」が身につくの?
手っ取り早く身につく方法ばっかり考えてましたけど、こういう本を見たり、経歴を読んでいると、かなり長い「修行期間」を皆さん持っていらっしゃる。
経験は経験でしか積めない、人の3年を1年でやることはできませんよね。
いかに濃い一年にするかなんですけど。
才能のある人と自分を比べるのは面映いですが、「こんなに仕事してます」みたいなお話を聞くと、やっぱりそれだけやってるのかと実感できてほっとします。
働きすぎはいけないけど、いかにいい仕事をするか、うまいこと手を抜いて簡単にちゃっと仕上げるようには行かないみたいです。


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