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羅漢さんの托鉢日記

私の勤める、葬儀社羅漢では、お客様お一人お一人を訪問する、営業方法をとっています。これを托鉢と称します。  

托鉢日記、初盆営業―49歳のパパー

2009-04-26 21:35:27 | 托鉢日記
休日にしか会えないお客様がある。
そんなお客様を今日は訪ねた。

前回訪ねた“小さなお客様”のお宅(前原市)今日は居られるかも知れない。

「コンニチワ、先日初盆のご案内をさせて頂きました羅漢と申します」
天気もよく、庭先に49歳のパパと、?歳のママと、
“小さなお客様”がいた。

「ああ羅漢さん、松末(二丈町)に斎場がありますよね」
「ごぞんじですね。ありがとうございます」
「どんなですか?」
「あーうちは○○さんとつきあいがあるもんですから」

そんなわけで49歳のパパとは縁にはなれなかったが、
49歳のパパも、?歳のママも笑顔で応じてくれた。
おませなお客様は、きょうは神妙にしていた。

休日の初盆営業、西区で契約あり。
「これ、いいですね」
「そうでしょう、○○様にはこの15万セットをお奨めしようと思っておりました」
「ありがとうございました」

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托鉢日記ー初盆営業、前原市長野にて

2009-04-19 21:27:13 | 托鉢日記

前原市長野の藤棚

今日も好天、
気温26度、五月の気候とか。
忙しさに追われ、なかなか托鉢に出られなかった三、四月。

二日前から、解き放たれた鳥のように托鉢に出た。
二丈町から伊都国へ(長野から川原、末永あたりまで足を進めた)

長野の玉栄寺あたりで藤の花が満開でした。
今日は多くのお客様にお会いできた。


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初盆営業―小さなお客様

2009-04-17 21:55:27 | 托鉢日記
久々に托鉢(初盆営業)に出た。
加布里をかわきりに前原市を西から東へと進む。
目標に向かって、目下序盤戦。

前原市街にさしかかり、七,八軒のお宅でした。
「ごめんください」
「お父さんかお母さん、いる?」
「いません」

玄関には女の子がふたり立っていた。
「ここの子?」
「あのね、この子がここの子で、わたしは友達」
「なにか用ですか?」
ここの子がそう言う。

「初盆って知ってるでしょう」
知ってるのかどうか、ここの子はうなずく。
「何年生?」
「四年生」ふたりで答える。

「いつ頃帰るの?」
「パパは六時ぐらい、ママはもうすぐ帰ると思う」
「言っててあげようか」
「そう、じゃあお願いしようか」名刺を取り出すとすかさず、
「これ何?」
「名刺だよ」
「この字、なんて読むの?」
「・・・だよ」
「まだ、この漢字習ってないもん」

「お父さんはいくつ?」
「おじさんは?」
「いくつに見える?」
「んー69」
「(オイオイ)そんなにいってないよ」
「58!!」
「おしい!!」ほぼ言い当てられた。
「パパは49」
だそうだ。
「パパもママも39」お友達も答える。

「じゃあ、これ渡しといてくださいね」
カタログを小さなお客様にお願いして辞した。
「バイバイ」

今度は49歳のお父さんに会うことにしよう。


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まごころ葬儀 「2009特選盆提灯カタログ」完成

2009-03-15 20:06:40 | 托鉢日記

大内行灯

住吉、大内行灯セット

住吉絹一重張り

住吉絹一重ホタル球仕様

2009「特選 盆提灯」
中年おじさんのパソコン教室も徐々に進化して、
今年はわたしが作成することとなった。
パワーポイントだけでは足りないところは、
ウェブアートデザイナーを、社長から伝授していただき、
29ページにおよぶカタログついに完成。
この画像はそのカットの一部です。

○ 大内行灯、銘木「桜」が当社の人気商品です。
○ 住吉一対、大内行灯一対の四点セットはお買い得商品です。
○ 提灯の火袋はビニロン、和紙、絹一重張り、絹二重張りなどありますが、
  グレード的には絹二重が高級ではありますが、
  絹一重には、絹一重ならではの特長があります。
  明かりを灯すと十文字の光を描きます。
  更に、ホタル球をつけると、火袋の中でホタルが飛ぶようです。

高級八女提灯、大幅割引にて、いよいよ営業開始です。


   初盆についてはこちらからどうぞ

まごころ葬儀 初盆営業始動

2009-03-08 21:08:52 | 托鉢日記

羅漢 盆提灯リーフレット 完成

本日、朝から好天。
盆提灯のリーフレットも刷り上がってきた。
初盆祭壇のカタログはスタンバイ済み。
さあ、今日から営業開始といきますか。

一月に托鉢したとき、”提灯を頼みたい”という方があったので、
まずはそのお宅を訪ねた。
車から降りると、畑仕事のおばあちゃんがこちらを見ている。
「見たことのある人と思うて・・」と言う。
というわけで畑でリーフレットを広げた。
門提灯(かどちょうちん)受注!!家紋と家名を訊ね納期を記入。
「三月に来ると聞いとったから、心待ちしとったとよ」
ありがたいことです。

午後、葬儀を担当させて頂いたお客様を数軒訪ねた。
最初のお客様のところで初盆祭壇受注!!
「返礼品は今度来たとき決めましょう」
「お願いします」
「ありがとうございました」

初盆についてはこちらからからどうぞ

托鉢初めー二丈町から前原市-

2009-01-06 20:24:11 | 托鉢日記

お寺のある風景(前原市本の妙休寺)

本日午後、今年初の托鉢に出た。
七回忌のギフトを届ける、二丈町のお客様をかわきりに、
前原市の末永、本、東、前原南のお客様を訪ねた。

「こんにちわ、お久しぶりです」
「ああ、羅漢さん」という表情で迎えてくれたお宅でのこと。
「どげんですか?一周忌のギフトはもう決めてしもうたですか?」
「いいや、まだ」
「どうしようかね・・・」
「何か都合の悪かですか?」
「いいや、」
「カタログばっかりいっぱいあってくさ」
「そげんいっぱいあるとなら、うちんとに決めんですか」
「・・・なんがよかやろか」
「どうせ買いに行かんばやろうけん、頼もうかね」

という訳で、その場でカタログをひろげ、即決していただいた。
商品、数、届け日を決めるのにほんの数分。
実に、気持ちのいいお客様だ。
昨年、初盆施工ではじめてご縁をいただいた方で、
その折りも太っ腹なところを見せてくれたお客様でした。

年の初めの托鉢でのことでした。

「羅漢さんの托鉢日記、序章」はこちらです。


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寒い日、上深江にて。

2008-12-07 20:43:02 | 托鉢日記
  
二丈町上深江のお地蔵様

昨日、とても寒い日だったが、托鉢に出た。
確か、このあたりだったなと歩いていくと、
あのお地蔵様に会えた。
何処かでお目にかかったような・・・

どこか愁いを秘めた表情がいい。
たぶん、この世の愁いを背負っているからだろうか。

お地蔵様は地蔵菩薩といい、
大地がすべての命を育む力を蔵するように、
その無限の慈悲心で包み込み、
苦悩する人間を救うところから名付けられたそうです。
ちなみに、十三仏の五番目に列する仏様です。

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手を合わせるということ。―二丈町妙現寺にて―

2008-11-21 19:44:49 | 托鉢日記


前原市方面より国道202号を西へ走ると、左手に「福ふくの里」という特産物販売所があるが、
ここより左前方に見えるのが日蓮宗、白龍山妙現寺である。
托鉢の道すがら、時折寺院に立ち寄り手を合わせるのが私は好きである。

お寺の石段の横の案内板に、くしくも“書”があった。

老いてみて
ひとしお思う
父母の恩
ただありがたく
掌をあわす

その上には、「合掌の心」と題した詩が添えてあった。

合掌には祈りの心がある
すべてのあやまちを許す心がある
すべての存在を認める心がある
人を尊ぶ心がある
感謝の心がある
生命を尊ぶ心がある
合掌から生きる喜びと
大きな愛が生まれる
お互いに合掌しよう

もうすぐ私の母の七回忌である。


よろしければ関連記事をご覧下さい。「福吉にてー地蔵堂から妙現寺へ」

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志摩町から福岡市西区へ。

2008-11-13 21:30:59 | 托鉢日記

福岡市海づり公園

本日午後、志摩町から福岡市西区へ托鉢に出た。
今日は何故か“年回忌”の日。
亡くなってから一年目を一周忌といい、
二年目を三回忌といい、六年目を七回忌という。
十二年目を十三回忌・・~三十三回忌まで(五十回忌まで営むこともある)続く。

それはさておき、
二件ほど(七回忌、一周忌)話があった。
会社に戻ると社長も一周忌のギフトをきめていた。

ところで
福岡市西区小田(こた)に“福岡市海づり公園”はある。
托鉢の道すがら、車を止めて立ち寄った。
四時間以内で、大人千円、小人五百円。
手ぶらで立ち寄っても釣りができるらしい。
真鯛釣堀もあり、初心者でも大物釣りの醍醐味が体験できる。
(釣ったマダイはお買いあげ・・・キロ1800円だそうです)

詳しくはこちらです。

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二丈町ー前原市ー志摩町ー福岡市西区(まで至らず)

2008-11-08 22:06:53 | 托鉢日記

二見ヶ浦(福岡県志摩町)名勝地としてかなり有名です。
すぐとなりは、西区西浦(にしのうら)です。


昨日のことです。
午後二時を過ぎてから、托鉢に出た。
前原市に訪ねるお宅があったので、
それを兼ねて東へ行くことにした。

まずは、二丈町浜窪に三軒のお客様(すべてお会いできた)
正月に向けてせっせと“しめ縄作り”のおばあちゃん。
まあ、がんばりなっせとお互いに声かけあって別れ、
更に前原方面へ。

前原市の用件を済ませて、さてどこへ行こうかと・・・
そうだ、志摩町だなと志摩町馬場へ。(ここはお留守)
ならば、西区(福岡市)のお客様の所へ行こう。と
志摩町桜井から山越えして、二見ヶ浦へ出た。
ここには“二見ヶ浦霊園”がある。
かなりのお墓が分譲されているが、まだまだ拡張している。

目の前に夫婦岩が飛び込んでくる。
携帯に収めると、なんてこったい!
×印の画像とともにバッテリー切れ。
“やっちまったな”
“男は黙ってこれにて退散”

途中、公衆電話を捜して会社へ連絡。
「何もなかったですか?ひとまず戻ります」
(葬儀屋さんたる者いつでも連絡とれるようにしておくことです)
本日反省。


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