「砂の女」、ムーミンの声…岸田今日子さん死去(読売新聞) - goo ニュース
読売新聞
個性派女優で、随筆家、童話作家でも知られる岸田今日子(きしだ・きょうこ)さんが、17日午後3時33分、脳腫瘍(しゅよう)による呼吸不全のため亡くなった。76歳。
葬儀は近親者のみで行った。後日お別れの会を開く。連絡先は東京都台東区西浅草1の2の3田原町センタービル5階、演劇集団円。喪主は長女、西條(さいじょう)まゆさん。
作家、岸田國士(くにお)の二女として東京に生まれ、1949年に自由学園を卒業。舞台美術家を志して文学座に入るが、翌年「キティ颱風(たいふう)」で女優デビューした。三島由紀夫作「薔薇(ばら)と海賊」、三島演出の「サロメ」などで鋭い感性と存在感を発揮し、地歩を固めた。
63年に芥川比呂志、神山繁、仲谷昇さんらと共に文学座を脱退。劇団雲を経て75年に演劇集団円の創立に加わった。劇作家の別役実、太田省吾、清水邦夫、つかこうへい、平田オリザさんらとの共同作業で、創作劇に意欲を燃やした。また、「欲望という名の電車」のブランチ役など翻訳劇の大役にも次々と挑み、成果を上げた。
映画にも50年代から進出。広い額に大きな瞳という個性的な顔立ちを生かした悪女役をはじめ、自在な演技で味を出し、主演した安部公房原作、勅使河原宏監督の「砂の女」(64年)は、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受けた。また、温かみのある声にも人気があり、アニメ「ムーミン」の声や、ドラマのナレーターとしても活躍した。
文筆でも豊かな才能を示し、98年には「妄想の森」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。94年に紫綬褒章を受章。今年1月下旬から体調不良を訴えて入院していた。
私生活では54年に仲谷さんと結婚。一女をもうけ、77年に離婚した。その後も同じ劇団に所属し、良好な関係を保っていたが、その仲谷さんを先月、失ったばかりだった。
(2006年12月20日22時1分 読売新聞)
>
今日は色んな有名人が亡くなりました。
まずはカンニングの中島さんと、青島幸雄さん、ジョゼフ・バーベラ氏(「トムとジェリー」などの米アニメ作家)が亡くなりました。
中島さんについて。
急性リンパ球性白血病のため闘病を続けていたお笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸さんが20日午前11時46分、死去した。35歳だった。中島さんは、04年末に体調を崩して入院。06年夏ごろは骨髄移植の手術を行い、その後、一時は退院して自宅からの通院で治療を続けていた。中島とのコンビ復活を心底望んでいた相方・竹山隆範(35)の懸命なサポートも実らず、ついに帰らぬ人となった。
(2006年12月20日21時11分 スポーツ報知)
>竹山さんがピンで頑張ってました。 出来れば二人でのカンニングを見たかった。 中島さんはなくなりましたがカンニングという名前はずうっとつけるでしょう。
青島幸男さん
放送作家、タレントとして高度成長期のお茶の間の人気を集める一方、95年の東京都知事選で無党派旋風を巻き起こすなど政治家としても活躍した前同知事、青島幸男(あおしま・ゆきお)さんが20日午前、骨髄異形成症候群のため東京都内の病院で亡くなった。74歳だった。葬儀は未定。自宅は非公表。喪主は長男利幸(としゆき)さん。
1932年、東京・日本橋の仕出し弁当店の二男として生まれた。早稲田大学卒業後、テレビのコント番組「おとなの漫画」で放送作家としてデビュー。歌謡バラエティー「シャボン玉ホリデー」で売れっ子に。植木等の「スーダラ節」の作詞などを手がける一方、67年には、テレビドラマ「意地悪ばあさん」に主演し、タレントとしても一世を風靡(ふうび)した。81年に母親をモデルにした「人間万事塞翁が丙午」で直木賞を受賞した。
芸能・文化面での活躍の一方、庶民の目線による政治の実現を標榜。68年の参院選全国区で2位当選(以後5回当選)し、政界入りした。この時のトップ当選は現都知事の石原慎太郎氏だった。
71年の参院予算委員会で、当時の佐藤栄作首相を「財界の男妾」と呼んで批判し、92年には、5億円献金受領問題で金丸信自民党副総裁(当時)の議員辞職を求めてハンストをするなど、意表を突く手法で時の権力への対決姿勢を貫いた。
95年の都知事では「反既成政党」を掲げ、政党相乗りの石原信雄・元官房副長官らを破って初当選。大阪府知事に当選した横山ノック氏と共に無党派層の時代を演出した。知事就任後は、開催が決まっていた世界都市博覧会の中止を実現させたものの、東京協和・安全の旧二信組の破たん処理への対応や自衛隊違憲発言、都の食糧費公開への消極的な態度などで批判を受けた。
1期限りで知事を引退。04年の参院選に出馬したが、復帰はならなかった。【清水忠彦】
英文を読む
毎日新聞 2006年12月20日 13時23分 (最終更新時間 12月20日 13時48分)
>
青島幸雄さんは意地悪ばあさんを思い出すなあ。
実は都知事を辞めてから一回TV放送しましたね。
また見たかった・・・
都知事だった印象は世界都市博を中止にしたのを思い出すなあ。
ジョゼフ・バーベラ氏
ジョゼフ・バーベラ氏(米アニメ作家)18日、米ロサンゼルス近郊の自宅で死去。95歳。老衰とみられる。
1937年に映画会社MGMに入社。5年前に亡くなったウィリアム・ハンナ氏と、ネコとネズミのコンビを描いた人気アニメ「トムとジェリー」シリーズを共同製作、アカデミー賞を7回受賞した。(ニューヨーク支局 大塚隆一)
(2006年12月19日15時44分 読売新聞)
>
子供の頃よく見てました。
今日は有名人が多く亡くなってます。
悲しいですね。
ご冥福を祈ります。
読売新聞
個性派女優で、随筆家、童話作家でも知られる岸田今日子(きしだ・きょうこ)さんが、17日午後3時33分、脳腫瘍(しゅよう)による呼吸不全のため亡くなった。76歳。
葬儀は近親者のみで行った。後日お別れの会を開く。連絡先は東京都台東区西浅草1の2の3田原町センタービル5階、演劇集団円。喪主は長女、西條(さいじょう)まゆさん。
作家、岸田國士(くにお)の二女として東京に生まれ、1949年に自由学園を卒業。舞台美術家を志して文学座に入るが、翌年「キティ颱風(たいふう)」で女優デビューした。三島由紀夫作「薔薇(ばら)と海賊」、三島演出の「サロメ」などで鋭い感性と存在感を発揮し、地歩を固めた。
63年に芥川比呂志、神山繁、仲谷昇さんらと共に文学座を脱退。劇団雲を経て75年に演劇集団円の創立に加わった。劇作家の別役実、太田省吾、清水邦夫、つかこうへい、平田オリザさんらとの共同作業で、創作劇に意欲を燃やした。また、「欲望という名の電車」のブランチ役など翻訳劇の大役にも次々と挑み、成果を上げた。
映画にも50年代から進出。広い額に大きな瞳という個性的な顔立ちを生かした悪女役をはじめ、自在な演技で味を出し、主演した安部公房原作、勅使河原宏監督の「砂の女」(64年)は、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受けた。また、温かみのある声にも人気があり、アニメ「ムーミン」の声や、ドラマのナレーターとしても活躍した。
文筆でも豊かな才能を示し、98年には「妄想の森」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。94年に紫綬褒章を受章。今年1月下旬から体調不良を訴えて入院していた。
私生活では54年に仲谷さんと結婚。一女をもうけ、77年に離婚した。その後も同じ劇団に所属し、良好な関係を保っていたが、その仲谷さんを先月、失ったばかりだった。
(2006年12月20日22時1分 読売新聞)
>
今日は色んな有名人が亡くなりました。
まずはカンニングの中島さんと、青島幸雄さん、ジョゼフ・バーベラ氏(「トムとジェリー」などの米アニメ作家)が亡くなりました。
中島さんについて。
急性リンパ球性白血病のため闘病を続けていたお笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸さんが20日午前11時46分、死去した。35歳だった。中島さんは、04年末に体調を崩して入院。06年夏ごろは骨髄移植の手術を行い、その後、一時は退院して自宅からの通院で治療を続けていた。中島とのコンビ復活を心底望んでいた相方・竹山隆範(35)の懸命なサポートも実らず、ついに帰らぬ人となった。
(2006年12月20日21時11分 スポーツ報知)
>竹山さんがピンで頑張ってました。 出来れば二人でのカンニングを見たかった。 中島さんはなくなりましたがカンニングという名前はずうっとつけるでしょう。
青島幸男さん
放送作家、タレントとして高度成長期のお茶の間の人気を集める一方、95年の東京都知事選で無党派旋風を巻き起こすなど政治家としても活躍した前同知事、青島幸男(あおしま・ゆきお)さんが20日午前、骨髄異形成症候群のため東京都内の病院で亡くなった。74歳だった。葬儀は未定。自宅は非公表。喪主は長男利幸(としゆき)さん。
1932年、東京・日本橋の仕出し弁当店の二男として生まれた。早稲田大学卒業後、テレビのコント番組「おとなの漫画」で放送作家としてデビュー。歌謡バラエティー「シャボン玉ホリデー」で売れっ子に。植木等の「スーダラ節」の作詞などを手がける一方、67年には、テレビドラマ「意地悪ばあさん」に主演し、タレントとしても一世を風靡(ふうび)した。81年に母親をモデルにした「人間万事塞翁が丙午」で直木賞を受賞した。
芸能・文化面での活躍の一方、庶民の目線による政治の実現を標榜。68年の参院選全国区で2位当選(以後5回当選)し、政界入りした。この時のトップ当選は現都知事の石原慎太郎氏だった。
71年の参院予算委員会で、当時の佐藤栄作首相を「財界の男妾」と呼んで批判し、92年には、5億円献金受領問題で金丸信自民党副総裁(当時)の議員辞職を求めてハンストをするなど、意表を突く手法で時の権力への対決姿勢を貫いた。
95年の都知事では「反既成政党」を掲げ、政党相乗りの石原信雄・元官房副長官らを破って初当選。大阪府知事に当選した横山ノック氏と共に無党派層の時代を演出した。知事就任後は、開催が決まっていた世界都市博覧会の中止を実現させたものの、東京協和・安全の旧二信組の破たん処理への対応や自衛隊違憲発言、都の食糧費公開への消極的な態度などで批判を受けた。
1期限りで知事を引退。04年の参院選に出馬したが、復帰はならなかった。【清水忠彦】
英文を読む
毎日新聞 2006年12月20日 13時23分 (最終更新時間 12月20日 13時48分)
>
青島幸雄さんは意地悪ばあさんを思い出すなあ。
実は都知事を辞めてから一回TV放送しましたね。
また見たかった・・・
都知事だった印象は世界都市博を中止にしたのを思い出すなあ。
ジョゼフ・バーベラ氏
ジョゼフ・バーベラ氏(米アニメ作家)18日、米ロサンゼルス近郊の自宅で死去。95歳。老衰とみられる。
1937年に映画会社MGMに入社。5年前に亡くなったウィリアム・ハンナ氏と、ネコとネズミのコンビを描いた人気アニメ「トムとジェリー」シリーズを共同製作、アカデミー賞を7回受賞した。(ニューヨーク支局 大塚隆一)
(2006年12月19日15時44分 読売新聞)
>
子供の頃よく見てました。
今日は有名人が多く亡くなってます。
悲しいですね。
ご冥福を祈ります。