田舎にて

日々時の過ぎ行くままに、書き綴ります。

人の言葉がこころに沁みる秋(^.^)

2009年09月14日 | 日記
思いがけない人から、きずかいメールをいただくと、嬉しいもんですね。それも、日を置いて…。

自分を気にしてくれている人がいると、きずかせてくれる出来事はこころ温まります。

ありがとう

今の職場に来る前に務めていた雇い主から、気使いメールをもらいました。

素直にうれしいな。

今日、私のおなかの具合を気使って、職場のおじさんがヨーグルトを持ってきてくれました。

うれしいな。

人から思われていることがわかると、なんだか涙が出てきそうな秋の夜です。

この間、女3人で飲み会に行ったとき、誘ってくれた彼女がカミングアウト

この夏、乳がんが見つかったと言うこと

いつもテンションの高い彼女は、その日一段とテンションが高く、ちと腰が引けてた私。
それでも、気使って誘ってくれていたのだからとがんばって出かけたのが半分の事実

女友達と言うのは結構複雑で、会っても話題は亭主のこと、子供のこと、自分の家の中のこと

自慢だったり、愚痴だったり、で、会話はあまりついていけないか、めんどくさくなって話たくなくなる

そんなら、出かけるなよ、と言われそうだが、そうやっていると世間がどんどん狭くなって、誰とも出かけない、誰とも面倒だから話さない、になってしまう

それはまずい

せめて、人並みのことはしなくちゃと考える

そんな中で出会ったのが彼女なのだ

お婿さんとりで、この田舎には帰ってきたくなかったのだが、兄たちがついでくれないので自分が継いだこと
仕事熱心なやり手のご主人に、体育会系の出来のよい息子たちのこと、田畑を一生懸命やり働き者の両親のこと

いつも、会っては話す話題の中身はこれに尽きる
後は、テレビタレントや雑誌のこと

その話のないように、結構ついていけず、面倒になる自分がしばしば

そこらへんを知ってか知らずか、距離を置きながら互いに暇つぶしの程度であってきた

そして告げられた、この事実

彼女は、どんな言葉がほしいんだろうと考える

彼女に会うときは、いつも結構私は自分のことでいっぱいいっぱい
とても彼女の話はかったるくて聞いてられなかった

すむ家があり、仕事もきちんとこなすご主人がいて、立派な息子もいて、優しい両親もいる
そんな貴方がこれ以上ナニを望むの、と、彼女の話を聞くたびに、めんどくさい、そんなのただのシアワセの中の愚痴

と、そんな気持ちがいつもこころのそこにあって会っていた

乳がんだと聞いても、彼女の心に近づけない自分がいる

いつから私はこんなになったのだろうかと、考える

人の優しさがほしい

人の想いがほしい

人の真心がほしい

思えば、いつだってそう欲して生きてきたように思う

ほしがってばかりいる人生

満足できないこころがつくる砂漠のような感情

そんな私に、今日は感謝する出来事が二つ

感謝できるこころを育みたい

そして、人の心に近づけるこころを育みたい

同苦同悲、リアルなまごころを育みたい秋の夜です


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