田舎にて

日々時の過ぎ行くままに、書き綴ります。

葬式は、要らない(^_^.)

2010年03月12日 | 本の事
宗教学者であり、文筆家でもある島田裕巳氏が書いた本を買った
この人の目線は、なんとなく嫌いじゃない
宗教に対する見方も偏らずで、悪くないかななんて感じている

新聞広告に「葬式は、要らない」という彼の新刊が紹介されていて
墓や葬式が身近になりつつある年代を迎えて
その題名に惹かれてTUTAYAに出かけた

おおよそ、疲れきって時間だけがすぎていく毎日に追われていたので、
本を読むという行為はこの数年無きに等しいものだったけれど
本屋は嫌いじゃない
そして本も嫌いじゃない

ついつい、気になる本は手元に置いておきたくて買ってしまう
本は図書館で借りればよいという徹底した友人がいたが
期日を決められて借りるのは心せわしなく好きじゃなかったので
お金を出して買ってしまう

しばらくは、古本屋から購入するという手段をとっていた時期もあったけれど
読みたい時がほしいとき
本屋に向かうと、けっこうなお金を使ってしまうことになる

昨日も、久しぶりに仕事帰りに立ち寄って(家に早く帰りたくなかったから)
店内をくまなく歩いて2冊購入で我慢
タイトルの本と、あと1冊は「免疫が上がる食べ方」という、レシピ本

本棚には、ついつい手にとって購入したくなる本がいっぱい
「体温が上がるレシピ」とか「ガンを防ぐレシピ」とかの健康本
ビジネス・メンタル・園芸・漫画と、見出しを見たらほしくなるばかり

極めつけが
「長女ですが、なにか」「母が重くてたまらない」
この二冊が超気になる

お墓とか葬式とか言い出した私を
子供はどう受け止めているんだろうと思いながら
パラパラと、その二冊を手にとって見た

母親の要望を正面から受け止めて
身動きできなくなっている娘がいかに多いか
そんなことが書かれていた

かく言う私も、
母親の言葉の呪縛に長い年月縛られ続け、今でもそこから完全に自由になれないで要る
けっこう、
そういう娘が多いと、知っただけでも心が軽くなったりするから本というものは有難い

自分はそんな親にはなるまいと、しているつもりだけれど…

レシピ本はコピーをとって娘に送ってやろうかな
なんて考えている

ためになるよ~

食べ物は、自分を創る大切なもの
今の食生活が、未来の身体を造るんだよ

これは何よりも伝えたいことなんだけれど…

あ、今日のタイトルの本ですが
これから読み深めて行きたいとおもっちょります