メモリー増設をして快適に動作するようになった愛機 MacBook Pro (13-inch, Early 2011) であるが、起動時間が遅く、ハードディスクの音も気になるのでSSDに換装する事にした。
どのSSDにしようか調べてみたが、実績と信頼性を考え少々高価ではあるが Crucial のSSDにする事にした。
購入したSSDはこれ。
Crucial [Micron製] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 275GB ( 3D TLC NAND /SATA 6Gbps /3年保証 )国内正規品 CT275MX300SSD1/JP
元のハードディスクは320GBであったが、このシリーズのSSDで320GB以上とすると525GBのSSDになってしまいお値段も上がってしまうため、容量は小さくなってしまうが予算の都合上275GBとした。
Amazonから¥11,766で購入したが、中国から直送の業者が最安値であったが数十円差であったので、Amazon.co.jpが販売するものを選択。
翌日同製品を見ると¥13,055になっていたので、少し得した気分になった。
さて、SSDへの換装はネット上で他の方々の記事を参考に行った。
交換には、T6トルクスドライバーが必要であるので事前に準備を。
High Sierraをクリーンインストールしてから他にデータも入れていない状態であっったので、SSDに換装後は再度クリーンインストールにて復帰させた。
- 「MacOS High Sierraのインストールディスクを作成する」の記事に記載の方法であらかじめ作成したUSBメモリを挿して、optionキーを押しながら電源スイッチをオンにする。
- macOSユーティリティからディスクユーティリティを起動して、APFSでフォーマット(消去)した。
- ディスクユーティリティを終了し、macOSを再インストールするをクリック。あとは流れに従って、クリーンインストールを行いました。
- OSをインストール後は、「ソフトウェアののインストール備忘録」に記載しておいたリンクをクリックしながら、アプリとドライバーをインストール。
- 最後にSSDのパフォーマンス向上と安定動作のためにTRIM機能をオンにする。
まずはTRIM機能が現在有効か無効かを確認する。
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行。
system_profiler SPSerialATADataType | grep 'TRIM'
yesと表示されればTRIMは有効になっている。NOと表示されれば無効になってるので以下に従い有効にする。 - TRIM機能の有効化のために以下のコマンドを実行する。
sudo trimforce enable
パスワードを入力して、yを入力するとしばらくして再起動され有効となる。 - ちなみにTRIM機能を無効にする場合は以下のコマンドを実行する。
sudo trimforce disable
これでSSDへの環境復旧完了です。
Time Machinesでバックアップ、リストアするのが簡単でしょうけど、バックアップするHDD等がない環境で、復旧するにはこの方法が簡単でした。
SSDにした元々の目的である起動時間ですが、電源ボタンを押してからログイン画面が出るまでの時間を計測し比較しました。
HDD 1分10秒
SSD 19秒
と、圧倒的な速さ!
これでますます快適に使えます!
取り出したハードディスクは、一緒に購入したHDDケースに入れて、外付けのデータディスクとして使用する事に。
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