ビール番長の上海ビール記録;シーズン1(2013~2017)

2013年~2017年の間、上海で過ごした筆者ことビール番長によるビール好きのためのビール記録(シーズン1)です。

[METAL] Iron Maiden 上海ライブレポート

2016-04-28 | METAL
行ってきました。
楽しかった!!

IRON MAIDEN 上海ライブ/THE BOOK OF SOULS WORLD TOUR 2016 Live in Shanghai


2016年4月26日
チケットに「時間 19:00」とだけ書かれている。これが開場時間なのか開演時間なのかがわからない。とにかく定時に仕事を切り上げ、帰宅後すぐに着替えなどを済ませ、慌ててマンションを出る。幸いにして、マンションから会場のメルセデスベンツアリーナまでは地下鉄で30分ほど。夕方は道路も混むので、タクシー移動ではなく地下鉄がベスト。

2013年のMETALLICAライブの時にも来たので、迷うことなく会場へ。




相変わらず、派手です。生憎の小雨でした。





アリーナ周囲のお食事エリアで、急ぎ燃料補給。
このエリアでの観客構成比は、ぱっと見た感じで、西洋人比率80%。一部チラホラ日本人と思われる人も居たかな。







ビールを1杯、喜力(ハイネケン)を。それに加えてチキンバーガー。期待はしていなかったが、案外美味しかったな。ちょっとお肉の色がピンク色だったのが気になったけど、今のところ腹の調子は問題ない。私の胃腸は中国の食べ物にもうすっかり慣れたかな。(笑)

そうこうしていると、何やら演奏の音が聞こえてきた。
え?もう始まったの??? と、慌ててアリーナに行ってみると、どうやらOpening Act(前座ね)が始まった模様。せっかくなのでそれも聴いてみたいってことで、ハンバーガーを一気に食べて、席へと向かう。

今回の座席はアリーナ前方、12列目で中央から10席ほど離れたところで、とてもステージが見やすい良い席だった。

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THE RAVEN AGE


中国公演に先立ち行われた日本公演@両国国技館でも、彼らが前座を務めたらしい。ツアー中ずっと一緒なのかな。
正統派なHEAVY METALでかなり好印象のバンド。演奏もボーカルも上手かった。CD買ってみようかな?という気になったね。
IRON MAIDEN目的の観客も結構いい感じにノッてたしね。

40分ほどで前座が終了し、セット替え。セット替え中のBGMは、WHITESNAKE,DEEP PURPLE,JUDAS PRIESTと、大御所そろい。
かなり早く準備が完了し、ほぼ20時ジャストに客電が暗転し、UFOのDoctor Doctorが流れる。

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ステージ脇のスクリーンに、自家用ジェットで飛んできたぜ~~~って感じの不思議アニメーションが映し出され、いよいよ開演。

セットリストは事前の予想(予定)通り、ツアーの他のライブと全く同じであった。

1.If Eternity Should Fail

オープニングのSEから、ブルースのアカペラ。いきなりしっかり声が出ていました。圧巻です。
新譜からサビのメロディが気持ちいい1曲。観客のノリも素晴らしいです。

2.Speed of Light
続いても新譜から。ミドルテンポの壮大な曲が多い新譜"The Book Of Souls"の中で、最もスピーディな曲。
座席の位置が良かった。主に周囲の西洋人のノリが素晴らしい。超盛り上がっているエリアで、私も遠慮なく盛り上がることができそうだ。
特に、隣の席の西洋人のノリは最高だった。彼はまた後から登場する。

「初めて中国、上海に来たぜ~~!」的なMCを挟み、

3.Children of the Damned
古い曲は観客の盛り上がりもスゴイ。

4.Tears of a Clown
新譜からミドルテンポで聞かせます。

5.The Red and the Black

私が今回の新譜で一番気にいっている曲。13分を超える大作で、曲展開が素晴らしい。
曲のイントロとアウトロ部分はギターソロではなくて、ベースソロだったのか!

6.The Trooper
名曲!!

7.Powerslave
この辺りで、隣の西洋人の盛り上がりと私の盛り上がりがどんどんシンクロしてきているのが、お互いに気付きはじめる。

8.Death or Glory
9.The Book of Souls

新譜からの曲が続く。アルバムタイトルのミドルヘヴィな良曲。

10.Hallowed Be Thy Name

イントロだけで盛り上がります。
途中、ブレイクしてテンポアップする部分から、右隣の西洋人と完全に意気投合し、肩を組みながらのシンクロヘドバンが始まります。
左隣に居る妻も巻き込みます。(笑)

11.Fear of the Dark
本編最高潮の盛り上がりを見せるのがこの曲。イントロ~静かな部分での大合唱がスゴイ。

エディ登場!


巨大エディも登場!


12.Iron Maiden

本編ラスト!説明不要のIron Maiden

アンコール中は休憩したいところだが、Maiden! Maiden!コールに参加しないわけにはいきません。かなりノドがヤバい状態になっていましたが、声を出し続けます。幸い、比較的早く戻ってきました。

Encore:
13.The Number of the Beast
名曲!6!6!6!

14.Blood Brothers
3拍子が楽しい

15.Wasted Years
最後。キーが高すぎて歌えません!!(笑)
ブルースも歌えてませんでした。1フレーズだけオリジナルキーで頑張ろうとしましたが、あとはフェイクでした。(苦笑)

全曲終了後は案外あっさり引き上げていきました。もう少しステージ上でピック・スティック配布とか、整列お辞儀とかもう少しやってほしかったなぁ


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<総評・感想・こぼれ話>

1.率直に感じたこと;METALLICAライブとの比較
3年前、同じ会場でMETALLICAのライブに行ったが、あの時と比べると会場全体の盛り上がりがとても良かった。色々な影響があって単純比較は難しいけれど、今回は座席が良かったということが最も大きな影響だったかもしれない。また、中国人の「ライブ鑑賞」に対する姿勢も随分良くなった印象がある。METALLICAの時は、アリーナ後方だったが、多くの中国人が椅子の上に立ちあがって、スマホやタブレットを頭上に掲げてひたすらライブを撮影。ステージを見ないで、目の前の小さな画面ばかり見ていた。その後方の席に居た我々や西洋人がステージが見えないことにクレームをつけても、我関せずであった。この時から比べると、随分良くなったと感じた。3年の間に会場側からの「席に立ちあがるな」という指導が行き届くようになったのかもしれない。事実、会場内の電光掲示板に、「席の上に立つな」という注意書きが中国語と英語で流されていた。METALLICAのときに、この注意書きがあったかどうか記憶がないが。。。METALLICAの時に感じた、「ライブ自体はとても楽しかったが、中国人の行動による興ざめ感」が、今回は全くなかった。と言うことである。METALLICAとIRON MAIDENのファン層の違いも、もしかしたらあるのかもしれないね。やはりMAIDENの方が層が厚い印象があるね。

2.となりの西洋人
フレンドリーな西洋人カップル。女性の方はにこやかで話しやすい人だった。彼氏の方は俺のとなりに座っていたけど、前座の間も終始座っていたし、物静かな感じ。でもスタイルは気合が入っていた。で、本編IRON MAIDENが始まると、やおら売店で買ってきたウィスキーをあおり、思いっきり気合を入れてノリまくってきた。その様子は上に書いた通り。最後は肩組みシンクロヘドバン。(笑) 終演後、少しだけ話をした。向こうから「你是哪国人?(あんた何人?)」と中国語で質問してきた。ノリ方が半端なかった私の姿を見て、中国人だとは考えにくかったのだろう。しかし、西洋人から中国語で話しかけられると、どう答えていいのか、頭が混乱する。(笑) で、とっさに出たのは、「あーえーと、ジャパニーズ。」すると彼、ぱっと表情が和らいで、「そうですか!私はリッキーです。京都に1年住んでいました。」と、まさかの日本語。そして更に私の頭は混乱し、片言の英語で今日の感想を言ったりした。最後に彼とのツーショット写真を撮った。楽しかったなぁ。

以上!!


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