初めてIPAを飲んだ人の反応が楽しい

先日紹介した、常熟路のCaptain Roosterに、お酒好きな会社の先輩と一緒に行った。

その酒好きの先輩、もちろんビールは好きなのだが、クラフトビールはそれほど詳しくはない。輸入系ビールも同様だ。
私があれこれビール蘊蓄を語るのを、いつも楽しそうに聞いてくれている。

この日は「君のオススメを飲んでみよう」と、私にビール選びを一任。

私　「このお店のメニューでのオススメは、これですね。」

ということで、BREWDOG JACKHAMMER IPAをオススメ。

・・・

一口飲んだ感想。。。

「にっが！！」

私　「 (笑) 」続けて、蘊蓄。「IBUという国際苦味単位っていう指標があるんですよ。バドワイザーはIBU=10，日本の平均的なビールはIBU=20前後らしいです。で、このビールはIBU=100です。」

先輩「何でもいいけど、苦い！！」
私　「他のビールに変えますか？私、何杯でも飲めますので。(笑)」
先輩「いや、いい。飲む。しかし、苦い。。。。」
先輩「この苦みに合わせる料理って難しいよなぁ。。。想像つかないな。」

この先輩、［ビストロ○○］ってあだ名がつくくらい、趣味で本格的な料理をされる方で、酒に合う料理をいつも考えているそうです。

私　「いつも何をアテに飲んでるっけなぁ？？　あまり気にしないですね。ピーナッツとか・・・」

私　「IPAって、India Pale Aleの略なんですが、かつてイギリスがインドを支配していた時代。。。」と蘊蓄を続ける。


結局この先輩は、頑張ってパイント１杯飲みきったのですが、飲みきるまでに何回「苦い」と言ったか。(笑)

妻は「なんだか悪いことしちゃった？もうちょっと普通のビール勧めればよかったんじゃない？」
私　「いやいや、こっち（クラフトビール）の世界を知ってもらうには、このくらいのインパクトがあった方がいいんだ。作戦成功だよ。」

～～～

先輩「そういえば君から勧められたスコッチウィスキーもスゴイ味だったよね。なんだっけ。」
私　「LAPHLOAIG（ラフロイグ）ですね。上海の飲み屋でボトルキープしたいとおっしゃってましたけど、見つかりましたか？」
先輩「いや、まだ。」
私　「上海で買うと高いですからね。日本で買って運んだ方がいいですね。我が家に常備してありますので、いつでも飲みに来てください。」


この先輩が、IPAとISLAY SINGLE MALT SCOTCH。二つの魔性の味にハマってくれたら嬉しいなぁ。


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