Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2024-06-23 21:50:53 | 雑記
ときどき
昨夜はブログを書き終えたのが2時頃になり、そのせいで起床は少し遅め。【日曜美術館】はリアルタイム視聴できました。『仮面ライダーガッチャード』は録画で。まさかのグリオン復活にびっくり!

朝のうち降っていた雨が昼頃にはいったん上がったので洗濯しましたが、夕方から夜にかけてまた降り始めたりして、干したものもちゃんと乾きません。気温も少し低めです。
週末行ったコンサートについても書きたかったのですが、疲れと眠気で意欲も集中力も失ってしまいました。でも是非記しておきたいことがあるので、機会とやる気があるときにトライします。

そんなわけで終日家にこもって読書していました。後は留守中に録画したTV番組も少し観たり。
その中では【ドキュメント72時間】の中国の巨大ガン専門病院の近くにある「路地裏共同厨房」特集に、いろいろ考えさせられました。病院食が高いので、家族が患者さん本人の分や自分たちの分もそこで調理して持って行くという話にまず驚きました。患者さん自身が自分の食事を作る場合も。ガン治療とは言え、年収の倍以上もの巨額医療費(日本円で200万円!)が掛かり、そのために子供たちが学校をやめて家族を支えなくてはならなかったり……それでも体のために美味しいものを作って食べて(食べさせて)元気になろう、という意志が感じられることがせめてもの救いです。『この世界の片隅に』原作の「どこにでも宿る愛」という言葉が思い浮かびました。高層ビルが建ち並ぶ大都会のそれこそ片隅に宿り去来する幾つもの想いや愛、ささやかな幸福——繰り返し言いますが、いろいろなことを考えさせられます。

そんな自分の晩ごはんは、冷凍ボロネーゼソースを使ったパスタ。今日は切り干し大根ときゅうりのサラダを作って添えました。白ごはん.comのレシピですが、おすすめに従いカレー粉もちょっと加えると味が引き立ちます。きゅうりも切り干し大根もよく絞って使えば3日くらいは日持ちするそうです。
夜のTVは久しぶりに再開の【ふるカフェ系ハルさんの休日】。やはり良い感じです。

そして8時からは大河ドラマ『光る君へ』。宣孝からのプロポーズにより身の振り方を考えるため、父・為時を越前に残し、従者の乙丸を伴い帰京するまひろ。その前段として、父と共に越前和紙の工房を訪れ、その素晴らしさに感動するくだりもあり。これまでの国守が租税として納められた和紙を中間搾取して利ザヤを稼いでいたことを知り、それを止めようとする為時が、むしろ領民の側から反対されるという苦渋に満ちた話も。
京では留守を守っていたいとにも「いい人」ができ、乙丸も越前の海女だった女性を伴侶として連れ帰るなど、為時邸も再び和気あいあいと賑やかに。まひろの帰京祝いと称して、宣孝も訪れ酒宴が開かれる。

その頃、朝廷では帝が内裏を離れ、職御曹司(しきのみぞうし)にいる定子の許に入りびたり、もはや政務さえ放棄していた。安倍晴明の密かな予言通り、大雨による堤防決壊など天災相次ぐ中でも、帝の決裁を仰ぐことさえままならぬ状況に苛立ちと憤りを隠せない左大臣道長。ついに再三にわたり辞表を提出するも、それさえ却下される。
そしてその頃、甲斐守に任じられた宣孝がその御礼と挨拶と称して道長の許を訪れ、「為時の娘」が自分と結婚することになったと(ドヤ顏で)宣言。道長様、踏んだり蹴ったりです。
それでも道長から(自筆ではない書状と共に)祝いの品が届けられるにいたり、宣孝を受け入れるまひろ。「自分は不実な女」と言う彼女を、宣孝は「わしも不実だ。あいこである」と抱きしめる——

そのほかのことでは、中関白家の兄弟のうち隆家は例の調子で道長に「役に立つ男」アピールなどしていましたが、このひと実は本当にけっこう有能なんですよね。一方、兄の伊周は清少納言の枕草子に目を留め、それを世に広めることを提案。帝と中宮のイメージアップのためとは言え、定子様ひとりのために記した書を政治に利用されることに清少納言は躊躇するのですが……
清少納言については、公任による「少し春ある心地こそすれ」という下の句に「空寒み花にまがへて散る雪に」という上の句を付けたというエピソードも。このやりとりも原典は白氏文集だそうで、それこそ枕草子によって知られる定子周辺サロンの教養ある雰囲気が伺えます。そしてそこに、災害による民の窮状を訴えるため道長が訪れるという流れで、巧みな構成です。
定子様も、英明で民のことも心に掛けていた帝の「堕落」っぷりや政治の混乱が自分への愛欲ゆえとわかっていても、どうすることもできず、だからこそ公卿たちからはとんだ悪女として疎まれることになるんですよね。
サブタイトルは「決意」。宣孝の求婚を受け入れ、新たな人生を歩み出すまひろ、政治の崩壊を食い止めるためいよいよ自らが本当にトップに立つこととなる道長、それぞれの決意が描かれていました。

大河の後は【クラシック音楽館】。小泉和裕指揮・九州交響楽団東京公演からベートーベンの2番、リヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」など。

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