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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-06-25 22:54:36 | 雑記

昨夜は暑いのか涼しいのかよく判らない感じで、眠りも足りているのかいないのか……
アラームはセットしていたものの、起床は少し遅めに。すっきり晴れているわけではなかったけれど、洗濯はしました。

午前中に家を出て、久しぶりに実家へ行きました。妹と会って今後のことなど話し合うためです。お昼はコンビニで買ったサンドやおにぎり。実家の片付けもしないといけないのですが、どこから手を着ければ良いものか……庭の植物は、妹が先日植木屋さんにお願いしてけっこう切ってもらったのですが、梅雨に入るとまたどんどん繁茂してゆきますね。母の三回忌については、まだ具体的には決まらず。昨年の一周忌は、7月にはあり得ないほどの猛暑に大げさでなく気息奄々——という有様で、今年もどうなるか心配です。

まだ少し作業があるという妹を残し、自分はまた電車に乗って帰途に着きました。行きはなるべく早く行けるルート、帰りは楽できるルートにしました。長い時間ひとりで電車に乗ったおかげで、読書がはかどります。
日中は「くもり」と言うほどではないけれど雲多めで、気温も昨日ほど上がらなかったため、昨日のように汗びっしょりで、常に水分補給し続けることにはなりませんでした。ただ、空気がこもる感じに蒸し暑かったです。お天気次第では最寄駅に着いてからまたどこかで涼もうかと考えていましたが、コンビニでちょっと買い物をして真っ直ぐ家に帰りました。

帰宅後はすぐ着替えてサーキュレーター全開にしましたが、昨日のように即シャワーはしませんでした。
コンビニで買ったずんだ餅と共に冷たい麦茶でおうちティータイムの後、ちょっと横になって一休み。晩ごはんはコンビニで買ったラーメンと家で作ったきゅうりサラダで済ませました。初めは炒め物でも作ろうかと考えていましたが、火の前に立つのがちょっと嫌だったので。また電子レンジ調理中心の季節になって来たようです。

夜のTVはNHKの【うたコン】の越路吹雪の名曲を中心としたシャンソン特集を視聴。やはりあの歌とスター性は余人の及ぶものではありません。
シャワーの後はEテレ【趣味どきっ!】「シェフの休日」を視聴。大家族で暮らすベトナム料理店の女性オーナーシェフが登場しました。大家族と言っても常に全員が揃うわけではないけれど、その「休日」に子供たちも一緒に皆で料理を作るのが楽しそうでした。そしてベトナム料理も食べたくなりました。
その後は【知恵泉】嘉納治五郎特集後編。今回はスポーツ教育に携わる教育者、そしてオリンピック委員としての治五郎先生を取り上げ、もちろん金栗四三とのエピソードも紹介されました。大河ドラマ『いだてん』好きとしては堪りません。嘉納治五郎とその「柔道」を海外にも紹介したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲への言及があったことも嬉しいです。しかしこの番組、毎回思うことですが、スタジオトーク部分って必要なんでしょうか?ゲスト次第でうまくはまる回もあるのですが。

そして、先週金曜日に録画したNHKの【時をかけるテレビ】も再生視聴しました。2017年放送のドキュメンタリー「ばっちゃん〜子どもたちが立ち直る居場所」。広島で子供たち(特に非行少年と呼ばれる子たち)の居場所を作る元保護司の「ばっちゃん」。子供たちはちゃんと食べなければ良くない考えも浮かぶし、良くない行いに走りもする、との信念に基づき、食事と居場所を提供し続けます。まず食べること。いろいろな話はそれから聞く。
子供が「食べていない」ことの背景には、多くはネグレクトがあり、また凄絶ないじめ(と言うよりリンチ)を受けた経験のある子も。彼らの顔つきがいずれもまだ幼いのが悲しいです。すべて達観したかのような大人びたことを語る少女もいて、子供がちゃんと「子供」でいられない環境に怒りさえ覚えました。ばっちゃんは時に母親たちの話も聞くのですが、年齢だけは中年ながら全身タトゥーまみれで、中学生のようなメンタリティの女性もいたり、そういう人たちへの支援の必要性も感じます。

番組ではその中で特に一人の少年の姿を追い続けます。小学生の頃から「ばっちゃん」の家を訪れていた彼は、家庭に居場所をなくし、この土地にいたのではまた良くない仲間に引きずられてしまう、との恐れから、遠く離れた場所の少年院に送られる。出所後はそこで就職もしたけれど、ばっちゃんへの信頼と恩義と愛情を忘れることはなく——こんな素直な子がなぜここまで追い詰められたのかを考えるとつらいです。

過去の放送を流した後、「その後」の話も語られますが、本放送当時80歳を超えていたばっちゃんは90歳となった今もご健在で、そして若い世代の仲間たちと共に活動の更なる拡大を進めているそうです。このかたは本当に街の片隅の偉人だと思いました。
そして、あの少年マコトくんは今では結婚し二児の父となっていました。それだけで救われた思いですが、皆が皆立ち直れるわけではないのでしょうね。
自らも非行から立ち直った経験を持つゲストの宇梶剛士さんも、滂沱の涙を流していらっしゃいました。宇梶さんにとっての「ばっちゃん」は、或る焼鳥屋さんのご夫婦だったそうです。
自分は「現場」に立つ気力も体力もないダメなおとなですが、それでも何か、身近な所でもサポートできないかと思わずにいられませんでした。

追記:自分が知らなかっただけで、中本忠子さんは以前より「広島のマザー・テレサ」と呼ばれていたかただったそうです。ただの慈善活動家ではなく、常に現場に立ち続ける姿に頭が下がります。
現在の活動については ↓ から。

特定非営利活動法人 食べて語ろう会

食事と語らいと居場所を 少年の再非行・非行防止、改善更生を支援します!!

特定非営利活動法人 食べて語ろう会

 

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