
昨日お伝えした「スクリーム・アワード2008」画像も各所に上がっていますが、まずは Getty Images より。
授賞式
バックステージ
WireImage
IESB
AFP(ログインすれば高画質スライドショーがご覧になれます)
Time Wrap
まあそれにしても、この種の映画やジャンルの愛好者(たとえば私)にとっては、ワクワクするような顔ぶれが一堂に会していますな。
スタン・リー御大もお出ましだし、ウェス・クレイブンにザック・スナイダーに、リブ・タイラーに……マリリン・マンソンまで!クリスチャン・ベイルもロバート・ダウニー・Jr. も来られなかったのは残念でしたが、その寂しさも消し飛ぶほどの賑わいです。
でも、当日サプライズ登場して会場を湧かせたのはこのかた。
ジョージ・ルーカス
功労賞(正確には Comic Con Icon 賞)を贈られました。ちなみにプレゼンターはサミュエル・L・ジャクソンでした。
12部門独占の『ダークナイト』組を代表しては、もちろんクリストファー・ノーラン監督。
脚本賞を受け取るジョナサン・ノーランの姿もありました。
それにしても、サー・アンソニー・ホプキンスとケイト・ベッキンセールのツーショットも不思議ですが、ティム・バートンとウィノナ・ライダーが並んでいる図を見ると、いろいろ感慨に耽ってしまいます。彼女がバートン作品に出演することは、もう無理かも知れないけれど……
にしても、二人の顔の大きさの違いがすごい

そして、もちろん私は『ダークナイト』を今年度のみならずスーパーヒーロー映画の極北に位置する歴史的大傑作だと思っていますが、トップ画像やこんな風に人々の間に降り立つティム・バートンの姿などを見ると、スクリーム・アワードという賞の性質に鑑みても、ルーカスよりもノーランよりも彼こそがこの夜の主役だと言いたくなります。
あなたこそがゴッサムの支配者、ハロウィーンの王だ、と。
と言うか、ゴッサムシティを冷徹な視点で描き出すノーランに対して、バートンは彼自身がそのままゴッサムの住人たり得るのです。
今回のアワードは、それぞれ異なる方向から『バットマン』を究めてしまった両監督が同じ場所に立ったという点でも、意義あるものだったと思います。
でも、やっぱり最後はこのかたの笑顔で締めて頂きたい。
善悪入り乱れるゴッサムシティに於いても、ノーランのバットマンに於いても、要(かなめ)となるのはこの人、ゴードン警部補(本部長)=ゲイリー・オールドマンなのですから。
