駒塚由衣 江戸人情噺

小正月も開けようとする14日の夜、ラビフィーは築地にいた。

築地本願寺から程近い都会なのに、ビルに挟まれたように建つ2階建ての民家!?
鶏由宇さん

今宵はこのお二階座敷貸切で、あるイベントが行われるという。

元日活プロデューサー・映画監督の藤浦敦氏書き下ろしの江戸人情話を、
女優駒塚由衣さんが一人芝居されるんだって。

ナゼいきなり・・・と思われるかもしれないが、由衣さんは　しゃちょうの日舞の
姉弟子なんだよ。
『ターミネーター』のサラ・コナーなど、数々の声を担当されてる名声優さんでも
ある由衣さんに、是非お会いしたいと思ったんだ。

舞台でのお写真は、残念ながら撮れなかったけど、、この舞台必見の価値あり！
お話だからいろんな登場人物が当然のように出てくるんだけど、流石女優さんの
舞台だけあって、実に軽快だし楽しい。
性別や年齢を声色や話し方で変えるのは当然で、重要人物の登場時に由衣さんの
顔がその人になったのがオソロシイほどビックリした。
そして江戸にスリップし引き込まれる体験は、想像を超えるほど楽しかったよ。

舞台ではこの日の噺に因んだとっても素敵な縮緬のお着物をお召しになっていた
由衣さんだけど、降りていらしたときにはすっかり女将さんのカオになっていた。

【駒塚由衣さま】
築地生まれの築地育ち。女優・鶏と野菜の店「鶏由宇」の女将。
劇団四季退団後、女優・声優として、舞台やテレビ、映画などで活躍中。
声優としては、『E.T.』のお母さんや『恋するベーカリー』のメリル・ストリープ
宮廷女官チャングムの誓い』の女官長などの吹き替えを担当。

築地の場外に店を構える100年以上続いた鶏問屋の一人娘だった由衣さんは
2000年には祖父母の古い家を譲り受け、鶏と野菜の店「鶏由宇」を開店。
女将業もスタートされたんだって。

さあ、その鶏由宇で親睦会だよ～～～！！