ラビフィーのブログ

旭工房オリジナルキャラクター・うさぎの「ラビフィー」がいろんな情報を発信!

クマイバシー

2006-12-20 20:55:03 | いろんなうさぎといろんないきもの
一昨日、ラビフィーはクマの冬眠観察が出来るというニュースを読んだ。
上野動物園での国内初の試みだそうだ。

動物園側は「クマの生態をじかに感じて欲しい」って言っている。
また園長は「野生に近いクマの本来の姿を見せるのは長年の夢だった。
冬眠中のデータは他に例がないので貴重な資料にもなるはずだ」と
コメント。
データにされる雌のツキノワグマ「クー」(推定1歳10カ月)は、昨年
5月新潟県朝日村で保護され上野動物園に引き取れたんだって。

ラビフィーは動物園が好き♪でも動物園の存在って何なんだろう。
そこに行けば、いろんな動物が見れるけれど世界中の動物を飼う
ことはとっても難しいことだよね。
だから動物園は仕事として、動物を飼育している。

一方、クマにとって
冬眠は命がけ!冬眠中はほとんどモノを口にしないから冬眠中の
数ヶ月間の脂肪分をその前に蓄えるんだって。
誤れば摂取不足で冬眠中に死んじゃうことも実際あるらしい。
確かにまだ自然体に近いクーが冬眠しても不思議はない。
がクマにとって冬眠中のことは、クマ社会のトップシークレット
だったはず。
だからこそ彼らは命を受け継いでクマ種族を守って来れた。

クマの生態を知ることがニンゲンの不眠症に役立つデータになる
って岐阜の大学教授が言ってるけど、そのためにクーが実験台に
使われるのはどうなんだろう。
クマはニンゲンと友達になりたいのかな。
人工的に動物園を自然に近くしてみても、やっぱり自然はヒトの
手によって作られて行くものではないと思うんだ。
自然を作ることよりも守ること、壊さないことの方が大事だと
ラビフィーは思う。
動物園は好きだけど、その為に誰かが犠牲になるのは悲しいよね。

誰にだって見られたくないことって、ある。
クーにとってクマにとって、
もしそれが冬眠の実態だったとしたら、ニンゲンは自然界一
デリカシーの無い生き物になりかねない。

※写真は上野動物園で販売してる『動物カード』、現在冬眠中の
クーちゃんとは別クマです。


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