私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

仲介手数料のあり方と弊社の方針!

2005年03月18日 | 不動産業界裏事情
ちょっと前の住宅新報(業界新聞)に仲介手数料の減額競争の話しが出ていました。
手数料を半額、あるいはゼロにしても早く物件を決めて「大家の信頼を得て仕事を増やそう」という戦略の話しらしいのですが、それは本当にそうでしょうか?
手数料が安くなる、あるいは手数料が無しになる、は「ユーザーにとっては嬉しい限り」ですが、本当に喜んで良いでしょうか?
裏事情を言わせていただくと「ただより高いものは無い!」という昔からの格言にあるように、費用がかからないという事は「すべて自己責任で判断しなさい」という事の裏返しです。
不動産は売買でも賃貸でも自身の人生を変えてしまうほどの大切な選択・大切な判断。
辯護士さんには高い手数料を払っても不動産会社には手数料を払いたくない気持ちは解らないでも無い(格差が激しいから)ですが、昔からの名品は高い!
例えばエルメスやルイヴィトンのような製品は何故高い?ブランド名もありますが、やはり製品のクオリティーが高いということでは無いでしょうか?
熟練した職人が責任をもって誰もが満足する製品を作る。
その結果コストがかかるから商品も高くなる。
不動産業界でも僕は同じだと考えています。
顧客満足度を最優先すると仕事量は格段に増えます。
コスト削減の為にその手間をカットするとお客様に提供するサービスの質が低下します。
弊社は数で勝負・量で勝負・シェアで勝負の大企業ではありませんので、サービスの質で勝負「顧客満足度で勝負」と思っています。
その様な事から弊社では時代に逆行と言われるかもしれませんが、ただ単に競争の為の手数料割引は行ないません。
その時期その時期で割引キャンペーンを実施する事はたまにありますが、基本的に弊社はご満足いただける結果を出す為に「必要なお手数料を頂戴してご満足いただけるサービスを提供する」をモットーに今後も努力していきたいと考えています。
薄利多売の現状に逆行する事かもしれませんが、これが弊社の企業ポリシーでもありますので、どうかご理解下さいますようお願いいたします。
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