個人情報保護法あちこちで過剰反応

個人情報保護法が施行されて2週間が経過し、あちこちで過剰反応による不都合が起こっています。
施行後間もないという事もあり、とにかく事故の無いようにという過剰な反応からでしょう。
普段の生活にも支障が出ているケースがあるようです。

ある学校で新年度の連絡網を作ろうとしたら、「個人名と電話番号の入った資料を配布するのは如何なものか？」との論争が起こったとのことです。
電話番号無しでは連絡網にならないですね！
こんな話しが多分あちこちで起こっている事と思います。
もう少し過剰反応が収まるまで暫く時間がかかりそうです。

我々宅建業界も人事では無く、この法律の影響をまともに受けますので慎重かつ冷静に、しかも業務の足かせにならないような対応が必要となります。
そんな訳で宅建練馬区支部では来週火曜日（19日）に練馬区支部会員約660社を対象としたセミナー「宅建業者と個人情報保護法」の開催を予定しています。

個人のプライバシーを守る為の法律が個人の行動を抑制するようになっては本末転倒。
施行後間もない今は、やはり何と言っても法の正しい解釈が一番大事なことです。