私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

新手の詐欺にご注意下さい。

2005年03月31日 | 本音の話し
振込め詐欺は新たな進化を遂げたようです。
以下今朝の朝日新聞「第2社会38面」記事からの抜粋です。

ある男性会社員の携帯電話が鳴った。
ディスプレーには、発信元として自宅の電話番号が表示された。
相手いわく「どこから電話しているか、わかってるな!」
電話の向こうの男は「人質を預かっている」と身代金を要求した。
会社員は自宅で一緒に暮らす家族の身を案じた。
ここからはこの方の機転が利いたお陰で犯罪防止につながっています。

社内のホワイトボードに「110番、強盗」と書き残し、同僚に警察への連絡を依頼。
一方で男の指示通り銀行のATMに向かった。
その頃、通報を受けた警察が自宅へ急行。
窓を破って室内へ入ったが家族は全員留守で異常はなく、結果ATMから振込むことなく未然に犯罪防止が出来ました。

何でこんな事になったのか調べてみると、最近の巧みな詐欺の手口が見えてきました。
海外の電話会社のコールバックサービスというのを使ったらしいのですが、海外を経由する際にディスプレーに表示する電話番号を任意の数字に書き換えることが出来るらしいのです。

今回は機転の利いた危機管理で事無きを得たようですが、携帯電話に自宅の電話番号が表示されれば、自宅の電話からかかってきたと誰でも信じるのが当たり前で疑う人はいないでしょう!

同じ朝日新聞朝刊の一面トップには、「銀行に払い戻し命令」という記事も出ていました。
振込め詐欺に対する東京地裁の判断が示された訳ですが、起こった後で処理するのではなく、起こらないようにするためにもう少し、政府レベル・世界レベルでの法規制が必要なようです。

犯罪者の方が意識レベル・技術レベルが上などと言う事はあってはならないことですので、もう少し未然に犯罪を防止できるような仕組みを考えて欲しいと心底思います。

ラビットホームズ株式会社
岩崎和夫でした。

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