ついついカテゴリを「モータースポーツ」にしてるけど、どう考えてもモーターは付いてないよな~
さて、
スーパーママチャリグランプリのレポです。
結論から言うと、昨夜から今日にかけては11時間も眠ってしまいました。
いやあ、疲れてたんだなあ…
なんせ、出発したのは10日の0時ですから。
富士スピードウェイ内の地名がよく出てきますので、分からなくなったらこちらを参照してください。
ま、分からなくても大丈夫ですけどね。
我々は41番ピットを割り当てられました(地図上ピットビルB)。
F1で使う豪華で大きなピットではなく、前座レースで使うようなピットです。
早めに申し込んでおけばいいピットだったんですけどね~
着いたときには、もうこんな感じ。
テントやらタープやらがいっぱい建っています。
かなり面倒で嫌気がさすくらいの荷物運びをして落ち着いたときには明るくなってきていました。
でも、おかげでキレイな朝焼けと日の出を観ることができました。
上記の写真を撮ったのは、我々のピットの屋根の上です。
このとおり、前日の雪で、すっかりスケートリンク状態。
コース上はちゃんと除雪してありましたけどね。
ええ、寒かったですよ。
とはいえ、0度にまでは落ちていなかったから、まだマシな方かな。
焚き火をして暖をとりました……あとで焚き火どころじゃなるんですよね~
スタートは8時予定でしたが、コース上の凍結を確認していたため8時40分に開始となりました。
スタート前のグリッド上。
1000人のライダーと仲間がホームストレートに集まります。
ちなみにスターティンググリッドは気合い順と、どこかに書いてあった気がします。
うちのチームのライダーは、代表のK氏と奥さまとお嬢さん、アニオタのY氏(奥さまは風邪のため欠場)、鉄ちゃんのI氏(お子さまの都合で奥さまは欠場)、F1仲間のIW氏、昔からの知り合いのW氏、そしてわたしと兄チビ(ママさんは子守で走れなかった)の9人です。
チーム全体ではK氏の若旦那、Y氏のお姫さま、I氏の若さま、それに弟チビがいるのでだいぶニギヤカです。
うちの第一ライダーはW氏。
メタボ軍団の中で唯一、自転車を趣味としている期待の星です。
1周目の第一コーナーからコカコーラコーナーの間です。
かなり密集しています。
W氏が3周して帰ってきたときには
200位あたりの超好ポジションを確保
していました。
普通の人は1周(約4.5Km)を15~20分というところでしょうが、彼の1周目は10分台!
もっとも、トップチームは8分くらいで走ってたりしましたけどね~
W氏以外はジャンケンで決めた順番により、わたしより先に兄チビの番がきました。
ま、これはママチャリではありませんが、れっきとした「子供用自転車」です。
バイク用ジャケットにアライのフルフェイスで気合い充分ですね~
オレンジのジャケットにフルフェイスは目立ちますね~
ただ、オフメットがあればもっとよかったですね…
帰ってきたときはかなり息が苦しそうでした。
とはいえ、彼も15分台で帰ってきて、充分に戦力となったのでした。
さて、わたしの番です。
ペアスロープのジャケットとグラブにラフ&ロードのパンツ、エルフのシューズ、ショウエイのジェットヘルという、全くバイク用装備で走り出します。
1コーナーまでのストレートでは、いきなりレブリミッターにあたります。
我々のマシンには速度計が付いていたのですが、25Km/hくらいで足が音を上げてペダリングスピードが限界にきてしまうんです。
トップチームはギア比を変えてスピードが出るようにしていたのかもしれませんね~
1コーナーからコカコーラコーナーまでは至福の時。
ずっと下りでスピードが出ます。
わたしはここで55Km/hを出しました。
ただしここは事故の多い区間です。
救急車の出動はホントに多かったですねえ。
ママチャリって50Km/hなんて出すように作られてないでしょ。
現にわたしを右から強引に抜いていったマシンは、直後にフラフラとなったかと思うと、突然振幅がが大きくなって派手に転倒してしまいました。
100Rまでは快適に走れますが、そのあとの95Rからヘアピンまでは第一の難関と言ってもいいでしょう。
以前GSで走ったときは全く気にしていなかったのですが、実はなかなかの登り坂で、チャリを降りて押す人も多かったです。
わたしもギリギリだったな~
ヘアピンを過ぎると300Rからダンロップコーナーまでは概ね下りです。
ここもなかなかにスピードが出ます。
特にわたしが走ったときは非常に強い追い風だったので、ここでも50Km/hくらいは出ました。
でも、楽しいのはここまで。
あとはずっと登りです。
素晴らしい富士山をバックに……チャリを押す人の山…
ほとんどの人がここからチャリを降ります。
ごく一部の強者だけが乗り続けることを許されるのです。
わたし?
ええ、もちろん何度も降りましたよ!
300Rで非常に強い追い風ということは、13コーナーなんて非常に強い向かい風ですからね~
ホントに強い風でした。
ネッツコーナーの後半なんて、登り坂なのに走るのが楽なくらいでしたからねえ。
結構辛かったですが、2周続けて走ってみました。
2周目の登り区間はほとんど押してましたけどね~
その数時間後、また順番が回ってきたときは1周しかしませんでした…
とにかくひどい強風でした。
ま、去年は雨が降ったらしいですから、それに比べればマシだったのでしょうけどね。
テント・タープ類は危険なのでたたむように放送があり、カセットガスコンロは風に煽られて火力が出ないし、焚き火なんてできないし、いろいろと飛んでいってしままったりして辛かったですねえ。
わたしは三脚のケースとストーブのケースをなくしてしまいました……
そして感動のチェッカーフラッグ。
チェッカーが振られる20秒前に最終ライダーとして飛び出した兄チビのゴールシーンを撮ろうと思ったのですが、ヤツは想像以上に速く、わたしがコントロールラインに着いたときにはとっくにゴールしていたらしいです。
残念……
ゴール後に救急車などオフィシャルのクルマがホームストレート上を走りました。
ピット側にいる参加者から大きな拍手が上がり、ちょっとホロリって感じです。
我々の総合順位は694位。
W氏の築いたマージンをみんなで食いつぶした結果というのは明白です。
その後、みんなで夕飯を食べて、帰ってきたのは23時…
お風呂の中で気絶しそうになりましたよ。
しかしまあ、寒いし、くたびれるし、荷物運びは大変だし、筋肉痛にはなるし(まだあまり痛くないけど…)、翌日に確実に響くし……
でも、来年も行く気満々です!
こりゃ楽しいです~
←クリックしていただけると嬉しいです。
さて、
スーパーママチャリグランプリのレポです。
結論から言うと、昨夜から今日にかけては11時間も眠ってしまいました。
いやあ、疲れてたんだなあ…
なんせ、出発したのは10日の0時ですから。
富士スピードウェイ内の地名がよく出てきますので、分からなくなったらこちらを参照してください。
ま、分からなくても大丈夫ですけどね。
我々は41番ピットを割り当てられました(地図上ピットビルB)。
F1で使う豪華で大きなピットではなく、前座レースで使うようなピットです。
早めに申し込んでおけばいいピットだったんですけどね~
着いたときには、もうこんな感じ。
テントやらタープやらがいっぱい建っています。
かなり面倒で嫌気がさすくらいの荷物運びをして落ち着いたときには明るくなってきていました。
でも、おかげでキレイな朝焼けと日の出を観ることができました。
上記の写真を撮ったのは、我々のピットの屋根の上です。
このとおり、前日の雪で、すっかりスケートリンク状態。
コース上はちゃんと除雪してありましたけどね。
ええ、寒かったですよ。
とはいえ、0度にまでは落ちていなかったから、まだマシな方かな。
焚き火をして暖をとりました……あとで焚き火どころじゃなるんですよね~
スタートは8時予定でしたが、コース上の凍結を確認していたため8時40分に開始となりました。
スタート前のグリッド上。
1000人のライダーと仲間がホームストレートに集まります。
ちなみにスターティンググリッドは気合い順と、どこかに書いてあった気がします。
うちのチームのライダーは、代表のK氏と奥さまとお嬢さん、アニオタのY氏(奥さまは風邪のため欠場)、鉄ちゃんのI氏(お子さまの都合で奥さまは欠場)、F1仲間のIW氏、昔からの知り合いのW氏、そしてわたしと兄チビ(ママさんは子守で走れなかった)の9人です。
チーム全体ではK氏の若旦那、Y氏のお姫さま、I氏の若さま、それに弟チビがいるのでだいぶニギヤカです。
うちの第一ライダーはW氏。
メタボ軍団の中で唯一、自転車を趣味としている期待の星です。
1周目の第一コーナーからコカコーラコーナーの間です。
かなり密集しています。
W氏が3周して帰ってきたときには
200位あたりの超好ポジションを確保
していました。
普通の人は1周(約4.5Km)を15~20分というところでしょうが、彼の1周目は10分台!
もっとも、トップチームは8分くらいで走ってたりしましたけどね~
W氏以外はジャンケンで決めた順番により、わたしより先に兄チビの番がきました。
ま、これはママチャリではありませんが、れっきとした「子供用自転車」です。
バイク用ジャケットにアライのフルフェイスで気合い充分ですね~
オレンジのジャケットにフルフェイスは目立ちますね~
ただ、オフメットがあればもっとよかったですね…
帰ってきたときはかなり息が苦しそうでした。
とはいえ、彼も15分台で帰ってきて、充分に戦力となったのでした。
さて、わたしの番です。
ペアスロープのジャケットとグラブにラフ&ロードのパンツ、エルフのシューズ、ショウエイのジェットヘルという、全くバイク用装備で走り出します。
1コーナーまでのストレートでは、いきなりレブリミッターにあたります。
我々のマシンには速度計が付いていたのですが、25Km/hくらいで足が音を上げてペダリングスピードが限界にきてしまうんです。
トップチームはギア比を変えてスピードが出るようにしていたのかもしれませんね~
1コーナーからコカコーラコーナーまでは至福の時。
ずっと下りでスピードが出ます。
わたしはここで55Km/hを出しました。
ただしここは事故の多い区間です。
救急車の出動はホントに多かったですねえ。
ママチャリって50Km/hなんて出すように作られてないでしょ。
現にわたしを右から強引に抜いていったマシンは、直後にフラフラとなったかと思うと、突然振幅がが大きくなって派手に転倒してしまいました。
100Rまでは快適に走れますが、そのあとの95Rからヘアピンまでは第一の難関と言ってもいいでしょう。
以前GSで走ったときは全く気にしていなかったのですが、実はなかなかの登り坂で、チャリを降りて押す人も多かったです。
わたしもギリギリだったな~
ヘアピンを過ぎると300Rからダンロップコーナーまでは概ね下りです。
ここもなかなかにスピードが出ます。
特にわたしが走ったときは非常に強い追い風だったので、ここでも50Km/hくらいは出ました。
でも、楽しいのはここまで。
あとはずっと登りです。
素晴らしい富士山をバックに……チャリを押す人の山…
ほとんどの人がここからチャリを降ります。
ごく一部の強者だけが乗り続けることを許されるのです。
わたし?
ええ、もちろん何度も降りましたよ!
300Rで非常に強い追い風ということは、13コーナーなんて非常に強い向かい風ですからね~
ホントに強い風でした。
ネッツコーナーの後半なんて、登り坂なのに走るのが楽なくらいでしたからねえ。
結構辛かったですが、2周続けて走ってみました。
2周目の登り区間はほとんど押してましたけどね~
その数時間後、また順番が回ってきたときは1周しかしませんでした…
とにかくひどい強風でした。
ま、去年は雨が降ったらしいですから、それに比べればマシだったのでしょうけどね。
テント・タープ類は危険なのでたたむように放送があり、カセットガスコンロは風に煽られて火力が出ないし、焚き火なんてできないし、いろいろと飛んでいってしままったりして辛かったですねえ。
わたしは三脚のケースとストーブのケースをなくしてしまいました……
そして感動のチェッカーフラッグ。
チェッカーが振られる20秒前に最終ライダーとして飛び出した兄チビのゴールシーンを撮ろうと思ったのですが、ヤツは想像以上に速く、わたしがコントロールラインに着いたときにはとっくにゴールしていたらしいです。
残念……
ゴール後に救急車などオフィシャルのクルマがホームストレート上を走りました。
ピット側にいる参加者から大きな拍手が上がり、ちょっとホロリって感じです。
我々の総合順位は694位。
W氏の築いたマージンをみんなで食いつぶした結果というのは明白です。
その後、みんなで夕飯を食べて、帰ってきたのは23時…
お風呂の中で気絶しそうになりましたよ。
しかしまあ、寒いし、くたびれるし、荷物運びは大変だし、筋肉痛にはなるし(まだあまり痛くないけど…)、翌日に確実に響くし……
でも、来年も行く気満々です!
こりゃ楽しいです~
←クリックしていただけると嬉しいです。
はじめにサーキットを自転車で、と読んだときは、
のんびりレースなのかな~ と思っていましたが、
ある意味バイクで走るよりずっと過酷で、路面の
状況(登り下り)や自然の影響をモロに受ける
スゴいレースだったんですね。
GSで九州に行くよりよっぽど過酷だと思いますよ
今度詳しくお話聞かせてくださいね!
のんびりレースではあるのですが、体力がない分、過酷になってしまいます。
バイクやクルマに慣れるとダメですね~
> GSで九州に行くよりよっぽど過酷だと思いますよ
そんなことはありません。
眼鏡っ娘の新年会で笑いましょう。
体力がないと絶対無理そうです。(笑)
しかも、周りの雪と強風・・・
お疲れ様でした。
筋肉痛間違いなしですね~(爆)
でも、日の出や綺麗な景色も良い思い出になったのでは?
大丈夫です。
みんな登り坂は押して歩いています。
わたしもそうです。
でも何故か、筋肉痛になってません。
まだ若いのか?
日の出や富士山は、ホントにいい思い出になりました。
もっとキレイな写真が撮れると良かったんですけどねえ~
奥が深い特別ルール、「転倒や困っている女性を見かけたら、下心なしに助けなければならない!」・・・なんて書いてあるし、主催者側の遊び心を感じます。(笑)
来年はぜひ上位入賞を狙って頑張って下さいね。
エスキモー並みの防寒着も忘れずに・・・!(ははは)
チャリだとバイク以上に、広いコースのどこを走っていいのか分かりません。
困っている女性は見かけませんでしたが、
「足が吊りました~、レスキュー呼んでください~」
とわめいているニーチャンはいました。
だれも取り合わないので
「誰かオレの言うこと聞けよ~っ!」
って怒り出してましたが…
来年は眼鏡っ娘でもチーム作って参加するのはいかがですか?
壮絶なレースだったみたいですね。
しかし、ママチャリで50Kmってどんな世界や??
この辺のスピードになると、最近やっているチャリのCMみたいに「粗悪品」と「良品」の差が出るのかしら?
ムービーのこけ方を見る限りでは、バイクライディングのテクニックがそのまま適用できるみたいですね。
ハンドル抑えたり、こじったり、しがみついたりすればコケルわな・・・
転倒者の皆さんも、KRS(RAS)で受講してればコケなかったかもしれないですね。
筋肉痛は2日遅れでやってくることがあるのでご注意を!!
でわ。
確かに柏校長に習ったことは、効いていました。
リアブレーキは車体を安定させるのに使う、とかね。
でも、50Km/hのママチャリにセルフステアは効きません。
たいていのチャリは直線で転んでるんですよね。
スポークの張りをちゃんと調整していないから、速度を出すとリムが暴れだして飛んじゃうんです。
もう4日経ちましたが、筋肉痛は大丈夫なようです。
F800Sを相棒としております、ayuと申します。
彼女よりR1200GSを愛している!!と傍目には見える彼氏が、先日「来年ママチャリレースに出よう」と突然言い出しました(汗)
R1200GSを愛しておられる方は、「走ること」がお好きなんですね(笑)
800の『小物』な私は、まだまだ心の修行が必要です(笑
R1200GSユーザーの大半は、ただの「見栄っ張り」なんです。
実はわたしも、ホントはF650とかF800の方がいいって分かってます。
でも、ついつい大きいのに乗りたくなっちゃったんですよねえ…
来年、ママチャリGPでお会いしましょう!
楽しいですよ~
ほとんどの時間は食べてばかりいますし