1ヶ月前ほどに、兄チビのクラスに宿題が出ました。
夜7時と9時にカシオペア座を見て、形と場所を書きなさい。
ところがその後、曇りが続き……たまたま晴れた土日にはもてぎに遊びに行っていたり……
気がついたら、クラスで宿題ができていないのは、兄チビを入れて5人ということに!
しかも、今週いっぱいでやってこないと「がんばりましょう」……
3段階の成績の最低ランクになってしまうと!
これはいかんと、先週は奥多摩湖まで行ってみたのですが、やはり曇りでカシオペアは見えませんでした。
困ったときには友人頼みです。
高校の時の友人に
天文写真家がいますので、彼に「どこで見たらいいと思う?」と相談して、その場所に昨夜、兄チビと共に行きました。

一部の方には馴染みがある風景かもしれませんねえ…
普段はいいペースで登ってしまうのですが、クルマだと思ったより急勾配だと感じました。
いつもと違うのは、星が見えているところ。
これは、午後9時40分頃の写真です。
クリックすると拡大しますが、富士山はシャープに写っているのに星は線になってます。
撮影状況は、レンズ36mm(35mm換算)・ISO100・F2.7(開放)、そしてシャッタースピード60秒。
そう、
たった1分で、星はこれほど動いてしまうのです!
ホントは富士山と夏の大三角形を一緒にして撮りたかったのですが、画角が狭くてデネブが入っていません。
あと1時間待てば入るかな~と思ったのですが、1時間経ったら雲が厚くなって、何も見えなくなりました…
空の状態は決して良くなく、特に月が大きいのが難点でした。

月のある東の空は雲もこの状態で、星はほとんど見えませんでした。
でも、月と雲と街の明かり、キレイでしょ。
単純な話なのですが
星が明るく見える場所は、月も明るいんですね。
せっかく高いところまで上がったのに、天の川も見えませんでした。

兄チビ念願のカシオペア座。
いやあ、コンデジでもこの程度は撮れるんだということが分かって嬉しかったです。
ただ、光学ファインダーがないと構図がサッパリ分からずにカメラを向けることになりますし、感度を上げるとノイズだらけで画にならなくなってしまいます。
やっぱり一眼はいいなあ。

←クリックしていただけると嬉しいです。