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愛知県東海市介護事故  備忘録 2011年8月31日 

2011-08-31 18:23:23 | 愛知県 東海市 介護事故


入院している父の病状がよくありません。

去年の8月に介護事故に遭い、首の骨を折り

全治101日の通院生活を余儀なく送りました。

首にカラー(ギブス)を約2ヶ月巻いて、ほとんど寝たきりの生活でした。

父は、人工透析歴42年で、週に3回は透析に通院しなければいけません。

父は高齢で、要介護5です。

そんなカラダなのに、あまりにも単純なポカミスで介護事故に遭いました。

毎日、首や後頭部の痛みを訴え、めまいも起きていました。

首にカラーを約2ヶ月巻いて、寝返りもできず 床ずれ=褥瘡(じょくそう)も悪化しました。

介護事故から、8,9,10,11月と整形外科と脳神経外科に通院し、

今年の1月8日から名古屋の透析施設のある病院に入院しました。

褥瘡(じょくそう)は、想像以上に悪化していました。

その後、病院の治療のおかげで段々と改善されてきました。

しかし、去年の8月から身動きできない状態を余儀なくされ 体力が落ちてきていたのです。

介護事故の前までは、ベットに座ることもできましたし 車椅子にも安定して乗れていました。

もちろん 何時間も可能なわけではありません。でも寝返りも自分でできましたし、自分で手足も動かせました。

でも今朝、病院の先生から電話がありました。

先週から食事がノドを通らなく、鼻から流動物で栄養を摂っていたのですが、

今朝からは、それも無理のようです。

首から点滴で栄養を摂るしかない、ということで 家族の了解が必要とのこと。

ちょうど今日は見舞いに行く予定でしたので、同意書にサインをして内容を聞きました。

あまり いい内容ではありませんでした。

父は酸素マスクをして首から点滴をしていました。

なんとか私と母のことは、わかっているようでした。

少し会話もできました。

父の姿を見て、私が透析クリニックの送迎を続けていれば・・・

あんな事故も起きず、と悩みました。涙がこぼれました・・・

人工透析歴42年で高齢で、普通のカラダではありませんが、

もし あの事故が起きていなかったらと悔やまれます。

「障がい者が、骨折などの怪我をしたら どうなるのか」

介護事業者や介護サービスの方には、充分配慮して頂きたい、と痛感いたします。

私の父のような犠牲者を二度とださないことを切に願います・・・








          

「医療」「福祉」「介護」って難しい、現実は甘くないですよ

2011-08-30 22:47:54 | 愛知県 東海市 介護事故

 

皆さんの「家族」「親戚」「友人」
両親、配偶者、お子さん、兄弟、そして自分自身 
病気や怪我で、いつ「障がい者」や「介護を必要とするカラダ」になっても不思議ではありません。
「自分は、まだ若いから大丈夫」ですか?
「まだまだ先のことだから大丈夫」ですか?
ひょっとして明日かもしれませんよ。おどかしてすいません。

生命保険に入っているから安心ですか?
私も長年 民間の生命保険に加入していますが、赤字で配当金は10年以上「ゼロ」ですよ。
大手の生命保険ですが、いつ倒産しても不思議ではありません。

「公的機関の補助があるから心配ない」ですか?
「いざとなったら国が面倒看てくれる」ですか?

今は昔と違って、病気や怪我でも簡単に長期に入院させてくれませんよ。

現在 入院施設には「一般病床」と「療養病床」があります。
これは、2001年(平成13年)に改正医療法が施行されて厳しくなりました。
昔のように簡単には入院させてくれません。オペなど重症の方が最優先です。
3ヶ月が通常は限度です。
「療養病床」は、次の施設(老人ホーム)への待機入院のようなものです。



これらを含め、「医療」「福祉」「介護」は どんどん変化しています。
平成12年には「介護保険制度」
平成17年には「障害者自立支援法」
平成20年には「後期高齢者医療制度」
まだまだあります。

ただ注意する点は、これらの制度は 我々に都合の良いことばかりではないのです。
元々 国の財政負担が厳しくなったため改定したのですから。
国民の「病気」「介護」予防が目的ですから。
そして「福祉介護・医療の財政負担」の痛みを分け合いましょう、の意味も含んでいます。


それにしても この制度は複雑で手続きなどが難しいのが現状です。
私も ここにある制度の全ての手続きを経験していますが、毎回うんざりです。
高齢者の方には、もっと困難でしょう。
私もまだまだ未知の部分が多いです。
今回の私の父親の介護事故を経験して、トラブルシューティングとなるべき窓口が無いのにもあきれました。

皆さんも少し経験するとわかりますが、これらの制度にお世話になってからでは後手後手になるケースが多いです。
前知識をもっているといいのですが、人間って「その時」が来ないと動けないんですよね。私も同じく・・・




「介護保険制度」平成12年
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA


「障害者自立支援法」平成17年
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E8%87%AA%E7%AB%8B%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%B3%95


「後期高齢者医療制度」平成20年
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%88%B6%E5%BA%A6



一般病床 とは - コトバンク
 http://kotobank.jp/word/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%97%85%E5%BA%8A
  
主に急性疾患の患者を対象とする病床(ベッド)のこと。
平成13年(2001)改正医療法の施行により、精神病床・感染症病床・結核病床およびその他の病床の4つだった区分が、
その他の病床を療養病床と一般病床に分けることにより5区分に設定された。少子高齢化に伴い変化した患者の病態に適応した医療提供を提供するため、病床ごとの設備・人員配置などの基準も定められた。
 


療養病床 とは - コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E7%99%82%E9%A4%8A%E7%97%85%E5%BA%8A

       
症状は安定しているが長期の療養が必要とされる、
主に高齢者など慢性疾患の患者のために、病院内に設けられた長期入院用のベッド。
医療保険が適用される医療型病床(医療療養病床)と、介護保険が適用される介護型病床(介護療養病床)とがある。→一般病床 →社会的入院

平成13年(2001)施行の改正医療法で定義されたもの。
厚生労働省は、医療・看護の必要性の低い者が介護保険給付を受けながら入院しているという指摘を受け

平成18年(2006)「健康保険法等の一部を改正する法律」の成立により経過措置を設けながら、平成23年度(2011年度)までに介護型を廃止し、
また、その翌年度までに医療型の病床を15万床まで減少させて、全体で6割削減する方針を打ち出している。
退院後の受け入れ先として、自宅以外では、介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・有料の老人ホーム・グループホームなどを充てる意向。→介護療養型老人保健施設
   


      



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「介護事故」に自ら積極的な自治体もある

2011-08-26 21:56:12 | 愛知県 東海市 介護事故

  
前回の記事で、「介護事故発生時の報告」につい


事業者は市町等に連絡を行わなければならないことが厚生労働省令に定めれています。

県への報告義務は規定されていません。 

と判明しましたが、

           
神奈川県など8つの県で統一書式を用いて、県内市町村から介護事故の報告を求めているのが

Medsafe.net.

「医療安全推進者ネットワーク」のホームページで判明しました。
http://www.medsafe.net/

 

でも「8つの県」って微妙な数字ですね。「愛知県」は入っているのかも不明・・・

都道府県が動く前に、厚生労働省が積極的に動いて欲しいものです。

 

「介護事故の実態把握が始まっている」
http://www.medsafe.net/contents/recent/11kaigojiko.html

 

Medsafenet

   
国民生活センターによると、2000年4月に介護保険制度が始まってから、
利用者や家族からの介護事故に関する相談が増えているという。
現在は介護事故に関する全国的なデータはないが、
都道府県単位でその実態を把握するところが現れ出した。



統一書式で介護事故の状況を把握    

介護保険の指定サービス事業者は、事故が発生したら、
市町村や利用者の家族、居宅介護支援事業者に連絡を行うことになっているが、都道府県への報告義務はない。
 

しかし、厚生労働省が9月にまとめた「指定介護サービス事業者からの事故報告に関する調査」によれば、
8つの県で管内市町村における事故の状況を把握している事がわかった。
 
そのうちの1つである神奈川県では、2001年6月から統一書式を用いて、
県内市町村から介護事故の報告を求めている。
 
 
きっかけは、統一した事故報告書を作成して欲しい、という市町村の要望があったから。
 
介護保険では事業者からの事故報告を義務づけているものの、その範囲や報告方法など具体的な事は決められていないからだ。
県や市町村としては、利用者から事故に関する問い合わせがあった場合の状況把握に役立てたい考えもあった。  
    
そこで同県では、統一書式(図表1)をはじめ、事故報告の手順や報告の範囲などを定めた「介護保険事業者における事故発生時の報告取扱い要領(標準例)」を市町村と共同でまとめた。  

まず、事業者から報告を受ける事故の範囲を以下の4種類に分類した。
      
1.サービスの提供による利用者のケガ(6種類に分類)または死亡事故の発生    
2.食中毒および感染症、結核の発生    
3.職員(従業者)の法令違反・不祥事等の発生    
4.その他、報告が必要と認められる事故の発生  

これらの事故が発生したら、第一報として、事業者は速やかに市町村へ電話またはファックスで報告しなければならない。
報告先は、利用者の居住地である市町村と、事業所・施設が所在する市町村の2カ所。
そして、事故処理の経過についても、電話またはファックスで適宜報告。
ある程度、事故処理の目途がついたところで、最終的に統一書式を用いて文書で提出するという段取りだ。
      

Medsafenet2 Medsafenet3 Medsafenet4

       
事故の種類別では、利用者のケガが1130件(82.1%)と最も多い。
ケガの種類を、さらに「骨折」「打撲・捻挫・脱臼」「切傷・擦過傷」「異食・誤えん」「やけど」「その他の外傷」の6つに細分化しているが、骨折が582件とダントツに多い結果となっている。(図表2参照)  

これらの結果を見て、「お年寄りは、ちょっとした事で骨折しやすいようだ。
職員による見守りが大事である」と、神奈川県福祉部介護国民健康保険課の長沢恒氏は語る。  

同県では、今年8月から、介護事故の事例についても集め出した(図表4参照)。  

事業者に事故防止に対する意識を高めてもらい、将来的に事故予防策を検討したい考えがあるからだ。
また、同部は施設や在宅サービス事業者に対して指導監査を行う部署でもあるため、
集計した結果をもとに事業者に対する指導をきめ細かく出来るメリットもある。


「事故の傾向がわかるので、例えば、見守りについてどのような体制が敷かれているのかを、より具体的に確認する事が可能になる」と、長沢氏は言う。  

国民生活センターが2001年8月に発行した報告書「介護サービスと介護商品にかかわる消費者相談」によると、
事故の原因やどのような状況で事故が発生したのか、事業者から知らされていないケースが目立つと報告されている。
   

その理由として、事業者が介護事故を十分に認識しておらず、事故報告の基準がないため事故として記録をせず、「原因不明のケガ」、
あるいは「不可抗力で起きた事」と捉えている事業者が少なくないからだと指摘されている。
 

介護サービスに対する信頼を高めるには、事業者の事故に対する認識を深める事が不可欠だ。

神奈川県のような取り組みが全国的に広がる事を期待したい。

            

我が街、「愛知県」「知多北部広域連合」「東海市」も 

神奈川県のような姿勢で「福祉介護」に取り組んで欲しいものです。

切に願います。





                 

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「福祉介護」 公的機関の取り組みは? 

2011-08-24 14:12:13 | 愛知県 東海市 介護事故


前回の記事から 医療福祉No.1情報サイト「ダベリバ」より介護現場の実情が垣間見えました。

では公的機関の取り組みは どうでしょうか?

これが、なかなか見つけにくいです。ネット上でも探しづらいです。

そんななか福井県のホームページに情報がありました。

最終更新日が、2009年06月24日と古いの少し気になりますが 情報を公開している点は評価できます。



福井県 「介護事故発生時の報告取扱要領について」
http://www.pref.fukui.jp/doc/kourei/jikohoukoku.html



Photo
       
介護事故発生時の報告取扱要領について

最終更新日:2009年06月24日

介護サービスの提供により事故が発生した場合、
事業者は市町等に連絡を行わなければならないことが厚生労働省令に定めれていますが、
県への報告義務は規定されていません。
           
そこで、県では、重大な介護事故が発生した場合に、
市町等と迅速かつ適切な連携を図ることで、
市町等が集約・分析した事故情報を共有することを目的として「介護事故発生時の報告取扱要領」を定めています。
       


この文面で気になるのは以下の3点

事業者は市町等に連絡を行わなければならないことが厚生労働省令に定めれています

県への報告義務は規定されていません。 最近は改善され県に報告するようだが、福井県(だけ)の例?

市町等が集約・分析した事故情報を共有することを目的として「介護事故発生時の報告取扱要領」を定めています。


      


「市町等が集約・分析した事故情報」って、

今回の介護事故にしても


東海市」(愛知県東海市中央町1-1)も

知多北部広域連合」も
(愛知県東海市、大府市、知多市、東浦町の知多北部3市1町で構成する広域連合)


全然 分析も検証もしてないのですが・・・

自治体によって方針が違うのでしょうか?



       

つい最近まで 「県への報告義務は規定されていなかった」ことも疑問を感じます。

これ、県から厚生労働省には報告義務はないのでしょうか?

これでは、介護現場の状況の把握は無理ですよね。



介護サービス事業者  
  市町等(広域連合)   県    厚生労働省
       
    
               

介護サービス利用者



どこまで連携して、情報をフィードバックさせ共有しているのでしょうか?

疑問だらけ・・・


      


            
ちなみに私の住む愛知県の「それらしきホームページ」見つけました。

         


愛知県 「介護保険サービス事業者の指導状況(平成22年度)」

http://www.pref.aichi.jp/0000026999.html




愛知県 「介護保険指定・指導グループ」
http://www.pref.aichi.jp/korei/kaigohoken/


どうも事業者向けの情報で よくわからないです。



つづく




  

 

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「福祉介護」の情報が少ない現状 2

2011-08-23 01:08:28 | 愛知県 東海市 介護事故


もう一つ 医療福祉No.1情報サイト「ダベリバ」から

この記事は、次の私の記事の事前情報として有効です。
 

>回答者の約半数が勤務する介護現場で過去1年間に発生した介護事故は【0件】としており、

>事故とヒヤリハットの分類が不適切な事例も多数あったという。



私は実際に父を介護していて「もうダメだ!」と危険を感じた場面が沢山ありました。

それほど介護現場の実情は厳しいのです。

介護を必要とするひとは、カラダが不自由なので 普通の健康の人とは違うのです。

想定外の状況に遭遇するのです。

KYT(危険・予知・トレーニング)でも難しい分野なのです。

そして、事故を起こしてからでは遅いのです。

健康な人なら軽症ですむ怪我も 介護を必要とする人には命にかかわる問題なのです。

それなのに「介護事故」や「ヒヤリハット」が浮上してこない根底にはキット何かあるはずです。

それが介護現場での無法地帯の根源なのかもしれません。



   



インターネット上の医療福祉No.1情報サイト
「ダベリバ」
http://www.daberi-ba.com/


2010/02/13 更新


曖昧な“介護事故”の定義        ~ヒヤリハットの名称が変わる~

http://www.daberi-ba.com/specialtopics/2010/02/post-49.html


介護現場で事故やヒヤリハットの実態が正確に把握できていない可能性が高いとされている。

日本介護福祉士会の調査報告書によると、回答者の約半数が勤務する介護現場で過去1年間に発生した介護事故は【0件】としており、事故とヒヤリハットの分類が不適切な事例も多数あったという。

同会では、介護事故やヒヤリハットの定義が曖昧で、現場で共有できていないことが一因だと分析している。              


■介護事故の定義を明確に 調査は一昨年12月、同会の会員5000人に対して実施しており、勤務先の介護現場における過去1年間の「介護事故」の有無を尋ねたところ、

「0件」が48.3%で、「1件以上10件未満」は20.7%だった。

「ヒヤリハット」では、「0件」が34.5%、「1件以上10件未満」が12.7%だった。

報告書は「現場での事故や“ヒヤリハット”は、実際にはもっと発生しているだろう」「数値の妥当性が疑われる」と指摘している。


入所系の生活施設と通所施設・訪問系サービスなどの業態別でも回答内容に差があり、訪問介護などの訪問系事業所では、事故やヒヤリハットの報告件数が少なかった。

しかし、報告書は「入所系であれ、訪問系・通所系事業所であれ、利用者の状態像に応じて同じ確率で発生しているのではないか」としている。


また、ヒヤリハットとして報告された557件のうち、委員会の検討の結果、事故に分類すべきと判断されたものが198件(35.5%)あった。


苦情などの内容で、ヒヤリハットに分類するのが「不適切」と判断されたケースも18件(3.2%)あり、実際に「ヒヤリハット」に分類するのが適切とされたのは341件(61.2%)だった。

さらに、過去1年間のヒヤリハットの有無について、無回答が40.3%あったことから「約4割の人は発生を把握していないとも解釈できる」としている。


介護事故やヒヤリハットの報告件数が予想より少なく、分類に「不適切事例」があった理由については、
 


①事故やヒヤリハットは「起こしてはならないこと」「突発的なこと」との意識が働き、介護者や施設・事業所側が意識的あるいは無意識に無視したり、見落としたりした。

②事故やヒヤリ・ハットの定義・概念が曖昧で、介護者や施設・事業所側が正確に把握できていない。


③施設や事業所内で事故やヒヤリハットの情報が共有できておらず、介護者が発生の実態を把握できていない、などが考えられる。
 



■定義の明確化が課題 日本介護福祉士会は調査結果から、介護事故の定義を明確にし報告書の様式などを標準化することが、今後の事故防止の上で重要だと指摘する。

その上で、【利用者の身体上の損傷の程度や外傷の有無にかかわらず、転倒や転落、誤嚥といった事実が発生した場合に、介護事故として定義する。

ただし、明らかに、契約上の結果の予見性や結果の回避義務において、想定される社会通念上の範囲で定義することとし、それ以外に発生した場合までを介護事故と定義するものではない】ことを提案している。

ヒヤリハットについては、「語義として大変幅のある表現」で、曖昧さが払拭できず、回答でも「曖昧さそのものが報告されている」と指摘。

その上で、ヒヤリハットという表現を今後使用せず、『インシデント』に統一することを提案している。

『インシデント』の定義については、「介護の質を向上させるために不可欠な手順や技術の標準化の立ち遅れ、
手順やマニュアルを作成してもそれを忘れる、飛ばす、無視するというような手順忘れ、手順間違い、手順飛ばし、
あるいは明らかに裏マニュアル化するなどによる不適切な対応を含むもの」としている。

        
 

 つづく






 

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「福祉介護」の情報が少ない現状 1

2011-08-22 22:16:56 | 愛知県 東海市 介護事故
      
ネットで様々な情報を収集してきましたが、紹介するには「再確認」が必要です。

記載情報が あまりにも少なく 抽象的だからです。

「正確な情報」が必要とされるのです。




公的機関に質問をメールをしても全然返事はありません。

返事を待ってから紹介したいのですが、いつになるのやら見当もつきません。

各ホームページにある記載だけで 検証したいと思います。




      

今日は先ず、民間のサイトの記事を紹介したいと思います。

公的な機関より しっかりとした内容で信頼できます。

ただ2010年3月から更新が止まっているのが残念です。

少し紹介しますね。



インターネット上の医療福祉No.1情報サイト

「ダベリバ」
http://www.daberi-ba.com/ 
 

「なぜ利用者や家族の信頼を失ってしまうのか~Vol.01~」
       
http://www.daberi-ba.com/specialtopics/2010/03/vol01-3.html


介護サービスを受ける利用者またはその家族からの苦情の中には、サービス事業者・介護職に対して感じることがいくつかあります。

中でも気になるのが、説明・連絡が足りないケースが多いこと、面倒から逃げようとする姿勢が見られることの2点です。


この2点によって、利用者やその家族からの信頼を失い大きな苦情になるケースが多数見受けられる。

今回は2週に渡って『介護サービスにおける苦情』について考えていきたいと思います。


■「説明・連絡不足」の例えば・・・

「訪問介護事業所」で、いつも派遣しているヘルパーが休むため別のヘルパーが行くことになった。
それを事前に連絡しなかった。

「デイサービス」で、ある利用者が他の利用者とちょっと言い合いになったが、2人を引き離したら落ち着いた。
だから特に連絡しなかった。

あるいは他の利用者と接触して転んだが、どこも異変はなく本人も大丈夫と言った。
だから連絡しなかった。

「ショートステイ」で、家族から指定されたおむつの使い方では夜間尿が漏れるので、パッドを多めに使うことにした。
しかし家族には特に了解を得なかった。

この様なことをその時すぐに連絡をしておけば、おそらく苦情にはならなかっただろうと思われるのに、連絡をしなかったために結果として苦情になるケースが多々あります。
 
では一体、なぜ説明・連絡が足りなくなってしまうのでしょうか。

1つには忙しい、ということがあります。

利用者全員の細かいあれこれを全て家族に伝えようと考えたら、それは現実的には不可能でしょう。

そこでどの情報は伝える必要があるかを、内容の重要度、利用者本人や家族の性格、事業所と家族とのリレーションの善し悪し等々から判断していく必要があります。

例えば、以前、他の事業所について連絡が遅いと怒っていたことがあったからあの家族には早く伝えておかなくては、
あるいは、あの利用者は些細なことでも夜間不眠になりやすいと家族が話していたから、利用者同士の言い合いがあったことは耳に入れておいたほうがいい等、判断が求められる。


■苦情への発展を抑える“ガス抜き”      

すぐに苦情にならなくても、こうした細かい配慮が足りないことによって家族に不満や不信が蓄積し、
何か「こと」が起こったときに「前から、連絡が足りないと思っていた」「家族の意向を聞かずに決めることが多かった」といった不満が噴き出し、
大きな苦情に発展する場合もあります。
とはいうものの、万全の気配りというのはなかなか難しいもの。

日頃から、「気になっていることはありませんか」「何かご要望はありませんか」など、利用者や家族に声をかけ、不満や要望をためこませないよう「ガス抜き」をしておくことも大切です。
 
聞かれないと気がつかない家族もいれば、聞かれないと言えない利用者、家族もいます。

連絡を密に取っておけば、誤解や感情の行き違いも起こりにくいものです。
苦情になることが多いのは、普段、疎遠な家族か、逆に介護に熱心で思い入れが強い家族です。
 
どちらも密な連絡によって、ある程度、苦情への発展を抑えることができると思います。
        
続く後編では、利用者や家族からの信頼を失うもう1つの原因、「面倒から逃げようとする姿勢」についてご紹介します。
        


この後編の 利用者や家族からの信頼を失うもう1つの原因、

「面倒から逃げようとする姿勢」が、すごく気になります。

残念・・・

やはり 私が感じているように いくら叫んでも行政などが動いてくれないからでしょうか・・・

 





 

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音楽 - ミュージック - MUSIC

2011-08-22 20:22:37 | インポート
 




                         

<東日本大震災>石巻市教委が証言メモ廃棄  「ほぼ反映」って何?

2011-08-21 20:46:16 | 東日本大震災


私が以前 このブログで取り上げた

宮城県石巻市の大川小学校の女の子の自衛隊員へ向けた感謝の手紙を紹介しました。

とても感動しました。

   2011/04/30

<東日本大震災>感謝の気持ちがひしひしと伝わってきた
http://jetsetradio.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/04/post_2354.html

 

msn産経ニュース   2011.4.30 16:51


「わたしもがんばる」 女児の手紙が自衛隊員の心の支え
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110430/dst11043016550016-n1.htm



 


           
それが今回このニュースを見て驚きました。

市教委が、生き残った教諭や児童ら計27人から聞き取り調査をした際の証言メモ約30枚をすべて廃棄していたことが21日、分かった。」

「手書きメモの内容は、ほぼ全量を報告書に反映させている」

「ほぼ」じゃダメなんです!市教委の職員が、そんな曖昧な表現を使わないで下さい。

貴重な活きた資料なんです。お願いします、しっかりしてください。



msn産経ニュース   2011.8.21 16:40

石巻市教委が証言メモ廃棄 74人死亡・不明の大川小
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110821/edc11082116420000-n1.htm
      

津波で74人の児童が死亡・行方不明となった宮城県石巻市の大川小学校の被災状況を調べるため、
市教委が、生き残った教諭や児童ら計27人から聞き取り調査をした際の証言メモ約30枚をすべて廃棄していたことが21日、分かった。  

市教委は震災後、当時学校にいた教諭の中で唯一生き残った男性教諭と、児童24人、大川小の女性職員、広報車で地域一帯に避難を呼びかけた市職員の男性から聞き取り調査をした。

書き取ったメモを基に約30ページの報告書をまとめた後、メモは5月ごろに廃棄した。  

市教委の担当者は「手書きメモの内容は、ほぼ全量を報告書に反映させている」と説明。


メモ廃棄については「あくまで下書きだが、今となっては申し訳なく思っている」と話している。  

市教委は6月4日、保護者向けの説明会を開き、報告書の内容を伝えている。
          
 


                        

名前だけの「福祉介護」はいらない   愛知県介護事故を経験してわかったこと

2011-08-21 18:53:00 | 愛知県 東海市 介護事故

 





 
「福祉」や「介護」の問題点をさぐっていくのは難しいです。

今回の事故でわかりましたが 管轄が分散していますし、

「障がい者」や「介護や生活支援を必要とするひと」の多様性やケースバイケースもあるからです。



私のいとこは、私と同年で女性ですが、20年ほど前に突然倒れ意識不明になりました。

原因は、脳の片方の血管が生まれつき細かったそうです。

こうなることは、時間の問題だったのです。

今も彼女は、意識の無いまま生きています。それを介護する叔母は、つい最近 介護疲れと高齢により倒れました。

今はとりあえず 二人とも同じ入院施設に入っていますが、非常にお金が掛かります。

(叔母は離婚しており、母と娘だけの世帯です。) 

この先どうすればいいのか、とても不安です。

       

人工透析に通う高齢者夫婦だけの世帯の男性は、奥さんがアルツハイマーで

自分が人工透析の間とても不安だと感じています。

ウチの近くに授産所がありますが、そこに通う30代や40代の障がい者の方の親が歩いて送迎しています。

つえをついたりして 60代・70代の高齢の方が多いです。

もし その方たちが病気などで倒れたりしたら 息子さん・娘さんの面倒は誰が看てくれるのか不安です。

ケアマネージャーさんたちは、そこまで看てくれません。

お金があれば何とかなるケースもありますが、体が不自由で働けないので貯金なんてありません。

   

まだまだ私の周りを少しみただけでも沢山の問題を抱えた「障がい者」や「介護や生活支援を必要とするひと」がいます。

例えば このブログをやっている方の多くにも 病気や怪我などで やむを得なく在宅もしくは在宅勤務しているひとがいます。

(フルタイムで働いているひとなら、ブログを毎日更新するのは無理があります。)

            
いろんな障がいを抱え、将来に不安を感じている方も多いはずです。



そんな困った状態を救ってくれる機関は どこでしょうか?

私も今回の介護事故に遇うまでは、当然あるものと信じていました。

福祉介護の知識やスキルも多少もっていましたので、「無いわけがない」と思っていました。

でも実際は無いでした・・・

これから少しずつ疑問を解いていきます。(私個人では微力ではありますが・・・)


つづく
 


















 



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「これからの福祉介護社会に向けて」    愛知県介護事故を経験してわかったこと

2011-08-16 20:44:57 | 愛知県 東海市 介護事故

 
病気やケガなどで、介護や生活支援を必要とするひとが増えています。

老若男女は問いません。

 
今年の東日本大震災で被害にあった方にも多くの障がい者や介護が必要な方がいます。

その方たちは二重苦三重苦だと思います。

  
特に最近は高齢者の方の数が増えてきて「介護保険」も施行されました。

「介護保険」 2000年(平成12年)4月1日から施行された日本の社会保険制度)

 
私の父は、身体障害者1級 要介護5です。(要介護は「5」が一番重いです。)

私の父の場合、人工透析が週に3回ありますので 病院送迎に介護サービスを利用します。

あと移動入浴車も利用しています。

電動ベットや車椅子などのレンタルも利用しています。

月々の自己負担金額も大きいです。

   
私の母も 父の介護などもあり 足に負担がかかり 両足に人工関節をいれており身体障害者3級です。

以前は要介護1でしたが、現在は認定制度の改定で要支援です。

脳梗塞もやっており手足がしびれています。 

 

私の周辺にも 介護や生活支援を必要とするひとが沢山います。

ウチの近所の方や親戚・友人・知人など本当に多いです。

その方たちが本当に公平に援助などを得ているのか検証すべき必要があります。

ある人は、そんな援助あるなんて初めて聞いた、とか。

ある高齢者の方は介護のための更新手続きが訳がわからない、と言う。

しかも毎年同じような手続きを・・・目も悪いし、手も不自由な方も多いのに。

私も父などに送られてくる「介護手続き」や「自立支援の手続き」の文面を読んでいると意味不明な時があります。

高齢者の方は市役所などへの足も限られる場合もあります。

これを高齢者や障がい者だけの世帯に押し付けるのは無理があると感じます。

 
高齢者や障がい者の目線に立って、物事を進めているのでしょうか?

完全に基盤(インフラ)が整備されていません。

福祉介護の冊子なども配布されていますが、私でも意味不明です。

援助をしてもらえるのに申請していなかったから 受けられなかったとか・・・

 

本当に頼りになるのは、同じ境遇の方の口コミや情報だったりします。

「これは、どこどこに頼むと1割負担で済むよ」とか、

「申請すれば、紙おむつの交換券を支給してくれるよ」とか、

「タクシーチケットやバスの一部負担チケットが支給されるよ」とか、

「これは、どこどこで申請すれば バリアフリーのための手すりをつけてくれるから」とか。

でも知らなければ、それまで・・・

そんな不公平な制度では意味がないような気がします。

 

高齢者や障がい者の方は、孤立しがちになります。

そして周りの声も届かなくなります。

そして本来なら受けられるはずの援助もなく ますます生活苦になります。

そして介護疲れで最悪のケース・・・

 

私自身、父が人工透析歴42年で 障がいや介護の手続きをほとんど手配しています。

ケアマネージャーやケースワーカーよりも詳しい場面もあります。

ただ今回の父の介護事故に遭遇して 福祉介護の中心となるべき部署が見当たらないのには唖然としました。

相談にのってくれるところが全くないのです。

私の無知ならいいのですが、ケアマネージャーやケースワーカー

そして市役所・広域連合・自治体など公的機関も知らないとなると話は別です。

1年探して無いのなら、ひょっとして無いのかも・・・

私は1年間 何をしてきたんだろう?実体の無いものを探していたのか?


ただ断片的な情報はストックしてきました。幸(さいわ)いにも知識も多少持っています。

その集めた「点」のような情報を結びつけて、「線」につなげ 問題点を探る・・・


必要なんです、福祉介護の中心となるべき「コア」が。

福祉介護の様々な情報が集約・共有されて 改善につながる機関が。

何か福祉介護で困ったことがあれば、トラブルシューティングされる機関が。

そして問題点がフィードバックされて 公平に中立に存在する福祉介護の中心となるべき機関が。

中身の無い、絵に描いた餅のような 張りぼてのような機関は要りません。

もっともらしい名前のついた組織など必要ありません。

 

 

介護  ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8B%E8%AD%B7

介護(かいご)とは、障がい者の生活支援をすること。あるいは高齢者・病人などを介抱し世話をすること。

 

障害者自立支援法  ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E8%87%AA%E7%AB%8B%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%B3%95

障害者自立支援法(しょうがいしゃじりつしえんほう、平成17年法律第123号)とは、
「障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができる」ようにすることを目的とする日本の法律である。
 



介護保険法  ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95

介護保険法(かいごほけんほう;(平成9年12月17日法律第123号)は、
要介護者(同法7条3項)等について、介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定めることを目的とする法律である(同法1条)。
 


要介護認定  ウィキペディア(Wikipedia)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%81%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E8%AA%8D%E5%AE%9A

要介護認定(ようかいごにんてい)とは、日本の介護保険制度において、被保険者が介護を要する状態であることを保険者である市町村が認定するものである。

 

            

 


                      

 

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愛知・豊明の施設  老人虐待疑い 「中日看護センター」

2011-08-15 22:23:00 | 福祉・介護・医療



msn産経ニュース 2011.8.10 14:04

「手首ベッドに縛り…老人虐待疑いの業者廃業 愛知・豊明の施設」
  http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110810/crm11081014050020-n1.htm

 
 愛知県警に有印私文書偽造容疑などで捜索され、入所者虐待の疑いも指摘された同県豊明市の老人介護施設を運営する「中日看護センター」が10日、県に廃業を届けた。市内2カ所の入所者14人は別施設などに移った。

 名古屋法務局は2009年、施設の元職員らの証言を基に「入所者の手首をベッドに縛るなど職員による虐待があった」と認定したが、同社は市や県の立ち入り検査を拒否していた。

 同社幹部は10日、取材に「虐待の被害を受けた方がいれば責任を取りたい」と話した。

 同社は7月、名古屋市に建設する特別養護老人ホームに関し虚偽申請したとして、有印私文書偽造・同行使容疑で愛知県警の家宅捜索を受けた。
 


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愛知県豊明市 特養建設で虚偽書類提出の疑い「中日看護センター」

2011-08-15 22:18:00 | 福祉・介護・医療


毎日jp  ニュース  2011年07月25日
 
「愛知県警:老人ホーム捜索…特養建設で虚偽書類提出の疑い」
  http://mainichi.jp/s/select/news/20110725k0000m040139000c.html

 
 愛知県豊明市で無届けで有料老人ホームを運営する「中日看護センター」が、名古屋市緑区に来年7月開設予定の特別養護老人ホームを巡り、虚偽の書類を提出した疑いがあるとして、県警が有印私文書偽造・同行使容疑で、施設や関係者宅を捜索していたことが24日分かった。

 捜査関係者によると、特養ホームの建設申請の際、同センターの女性経営者(70)が名古屋市に虚偽書類を提出した疑いが持たれている。捜索は13日。車いすの女性入所者が今年2月、送迎中にリフト車から転落死した事故を巡る捜査の過程で容疑が浮上した。この事故に関し県警は施設側に落ち度はなかったと判断しているとみられる。

 豊明市によると、施設では04年4月~09年7月に入所者が計23人死亡。入所者に対する虐待の通報があったため県や市は07年に調査したが、確認できなかったという。

 一方で名古屋法務局は09年3月、入所者の手首をベッドの柵に縛り付けるなどの虐待行為があったと認定、市に必要な措置を取るよう通告しており、県警は施設の運営実態も調べる方針。

 同センターは豊明市の2施設を所有し入所者は計9人。2施設の廃止を16日、市に申し出たという。食事や介護サービスを入所者に有料で提供していたが老人福祉法に基づく有料老人ホームの届け出はしていなかった。

 女性経営者は報道陣に関係者を通じ「話すことはない」とコメントした。
                              【高木香奈、稲垣衆史】
 


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愛知県豊明市 無届け有料老人ホーム 特養虚偽申請疑い「中日看護センター」

2011-08-15 22:12:00 | 福祉・介護・医療



中日新聞 2011年7月24日

豊明の老人ホーム捜索 愛知県警、特養虚偽申請疑い」
  http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011072490100520.html
 
 愛知県豊明市で無届け有料老人ホームを運営する「中日看護センター」の女性経営者(70)が、特別養護老人ホーム建設をめぐって虚偽申請をしていた疑いが強まり、愛知県警は有印私文書偽造・同行使の疑いで、施設や経営者宅などを家宅捜索した。捜査関係者などへの取材で分かった。

 施設は以前から、入所する高齢者を放置する虐待(ネグレクト)などをめぐる告発などが相次いでいた。県警は本件容疑を固めるとともに、施設の運営実態を慎重に調べる。

 虐待の告発を受け、県や豊明市などが2007年から調査。名古屋法務局は09年3月、経営者の指示で従業員が入所者の手首をベッドの柵に縛り付けていたほか、部屋の外から鍵をかけて閉じ込める虐待があったと認定。必要な措置を取るよう豊明市に通告していた。

 豊明市によると、06~09年に少なくとも入所者18人が死亡している。捜査関係者によると、検視や司法解剖はされていない。

 県警への取材では、経営者は昨年夏ごろ、名古屋市緑区で来年7月に開設する特養ホームの建設を申請した際、入所者の口座残高を示す書類を自分の名義に書き換えて、市に提出した疑いが持たれている。書類は自己資金を示すために必要という。

 こうした事件は普通、知能犯罪を受け持つ捜査2課が扱うが、今回は殺人や傷害致死、虐待死などの事件を担当する捜査1課が主体となり、押収資料の分析などを進めている。捜索は13日に実施した。

 施設は豊明市前後町と間米町の2カ所にある。市によると、デイサービスなどの介護機能を備えており、老人福祉法の届け出はないが、実質的に有料老人ホームだった。捜索時に14人が入所していたが、市などが他施設への全員の転居を進めている。

 経営者の親族で、センター取締役は取材に対し「警察の調べを受けており、お話しできない。迷惑をかけたので施設は閉鎖したい」と話した。経営者は取材に応じていない。



  【無届けの有料老人ホーム】  国の制度改革で病院や介護施設にいられなくなった高齢者の受け皿として、全国で急増した介護や食事付きの高齢者向け入居施設。無届けのため行政の監視が行き届きにくく、ケアの質などをめぐるトラブルが目立つ。中日看護センターは株式会社で、豊明市間米町に鉄筋3階建て(2000年開設)と同市前後町に同7階建て(03年開設)の2施設を経営している。
   



 

3年半で18人死亡 豊明の老人施設捜索

市「短期間で異常」 

介護放棄 預金管理も不透明

 
 愛知県警の家宅捜索を受けた同県豊明市の中日看護センターが運営いる無届け老人ホームでは、必要な介護を放棄する虐待や、不透明な財産管理に関する告発が相次いでいた。行政は高齢者への待遇を問題視し、施設内で死亡した入所者数の多さを指摘した。超高齢社会を迎え、施設不足で行き場を失い、たどり着いた「介護難民」たち。センターで一体、何が起きていたのか。

 「出される食事はおかゆばかり。体重が半分の40キロに減った」

 2008年、センターに入所していた男性=当時(66)=は、立ち入り調査に入った豊明市の担当者に空腹を訴えた。女性入所者は「汚れたおむつが部屋に放置されたまま」と証言した。

 4年前、認知症の母親を2ヶ月半、入所させた県内の女性は本紙の取材に対し「面倒を満足に見ないためか、最初の3週間で筋力が衰え、階段を満足に上り下りできなくなり、認知症も進んだ」と話す。3年前まで職員として勤務していた女性も「お年寄りの背中が床ずれで、血で真っ赤なのに、経営者に「水道水で洗って、おむつを当てれば良い」と指示された」と話した。

 豊明市などによると、2007年にネグレクト(放置)などを指摘する施設職員らの通報が始まり、市議会でも問題が取り上げられた。

 立ち入り調査は10回前後に上り、一部の部屋で外から鍵がかけられていた事実が発覚。名古屋法務局の虐待認定に加え、市も2009年、「夜間の施錠は災害時に重大な結果を招く」として、職員の増員などによる改善を経営者に求めた。

 施設が入所者の預金口座を管理していたことでも複数の通報があった。入手時に通帳や印鑑を施設に預けたままとなり、支出や残高への充分な説明がなく、市に不安を漏らす入所者もいたという。

 だが、市は施設が無届けであるため「実態把握は困難」と説明。虐待が「ないとは判断しがたい」との見解を示した。3年半で18人の死亡を確認した調査結果を受け、市の担当課長は「短期間に集中しすぎており、こうした施設としては異常だ」と指摘している。
 


無届け老人ホーム 介護難民の「受け皿」に

待遇 文句言えず


 中日看護センターは本来、老人福祉法上で「有料老人ホーム」に分類されるが、県への届け出をせず、職員体制の適切さなどをチェックされないまま運営されてきた。問題の背景に正規施設が慢性的に不足し、無届け施設が、行き先のない「介護難民」の受け皿となっている現状がある。

 センターは「介護対応型アパート」を自称し、建前はあくまでアパート。だが県は、高齢者が入所し、食事なども提供される実態を「有料老人ホームにあたる」と判断。基準を満たして届け出るよう再三、指導してきた。

 無届け施設が問題となったのは2009年、群馬県渋川市の施設「たまゆら」で10人が死亡した火災。行政の監視が及ばず、防災や当直体制が不十分だった。厚生労働省によると、今も全国に248、愛知県には6の無届け施設がある。

 たまゆら火災は、介護する家族がおらず、届け出施設などから厄介がられる重い認知症患者や生活保護受給者らが集まる「現代の姥捨て山」という側面でも注目された。中日看護センターにも同じ図式が当てはまる。

 国は2006年の医療制度改革で、長期入院用の病床の削減を打ち出した。診療報酬も長期より短期の方が稼げるため、患者は早期退院を求められた。

 だが受け皿となる特別養護老人ホームなどは足りないまま。この結果、介護難民が無届け施設に向かった。豊明市によると、同センターでも国立病院などの紹介で入所した人が少なくなかった。

 日本福祉大中央専門学校の渡辺哲雄専門教員は「追い出されれば、ほかに行き先がないので、無届け施設の待遇に文句が言えない。介護難民が生まれる仕組みを国がつくってきた。似た問題は各地にあるはずだ」と指摘している。
      
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角松敏生  「RAMP IN」 8月12日 日航ジャンボ機墜落事故から26年

2011-08-12 15:59:00 | 音楽
 

今日で、520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から26年経ちました。

もう26年経ったのですね・・・

以前「東日本大震災」を中心にブログを書いていた時に、

角松敏生さんが、この事故で犠牲になった数多くの乗員に捧げた曲をいずれ紹介します。と書きました。

2011/03/17
角松敏生       「DESIRE」
http://blog.goo.ne.jp/r10p67bd/d/20110317


この「RAMP IN」という曲が、そうです。 

いい曲です。

</object>
YouTube: 角松敏生「RAMP IN」フィラー


「8月12日」という日は、角松敏生さんの誕生日(1960年8月12日生)でもあります。

そして私の誕生日でもあるのです。

この事故では、 「上を向いて歩こう」の坂本九さんも犠牲になりましたね。享年43歳でした。

もうお盆です、お帰りなさい・・・          


■日航123便墜落事故 とは - コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E6%97%A5%E8%88%AA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

         
1985年8月12日午後6時12分に羽田空港を離陸した大阪(伊丹)行きの日本航空のボーイング747型(ジャンボ)機が、
12分後に相模湾上空で操縦不能になり、
同56分に群馬県上野村の山中(御巣鷹の尾根)に墜落した。
乗客509人と乗員15人のうち乗客4人を除く520人が死亡した。
スペイン・カナリア諸島の空港で77年にジャンボ機同士が衝突し583人が死亡した事故に次ぐ惨事で、
単独機の事故としては現在も世界最悪。
         
国の航空事故調査委員会は87年、機体後部の圧力隔壁の亀裂が広がって破壊され、
一気に噴き出した客室内の空気が尾翼などを吹き飛ばしたとする調査報告書を公表。
この機体は事故の7年前に伊丹でしりもち事故を起こして隔壁を損傷しており、
この際にボーイング社が行った修理が不適切だったことが破壊につながったと結論づけた。
御巣鷹以降、日本の航空会社は乗客を死亡させる事故を起こしていない。
 
( 2010-08-10 朝日新聞 朝刊 1総合 )
  
  

   

                       

<東日本大震災>あの「東日本大震災」から 5ヶ月経ちます。

2011-08-11 02:29:12 | 東日本大震災
 

本日11日で、あの「東日本大震災」から 5ヶ月経ちます。

8月10日現在の死者は1万5689人、行方不明者は4744人。

避難生活者数は、47都道府県に8万7063人。


私は、お盆のお墓参りに昨日行ってきました。猛暑なので朝6時に。

今回の「東日本大震災」の犠牲者の方々にとっては、初盆にあたります。

まだまだ行方不明者の方を含め、難題は山積みですが、

せめて少しでも祈りを捧げて 救済になればと願います。
 

私は以前、お盆・彼岸の墓参りの解釈を勘違いしていました。

もちろん、先祖供養の祈りもしましたが、

「此岸(しがん)=こちらの現世」の幸せまで お願いしていました。

でも本来の意味合いは、違うんですよね。


「はてなキーワード」より  「お盆」とは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%CB%DF

             
■ お盆の行事は釈迦の弟子の一人、目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来している。

 
目連尊者はある時、神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知った。

そこで、どうしたら母親を救えるのか釈迦に相談したところ、

「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来るであろう」
と言われたと伝えられている。

そこで、目連尊者が釈迦の教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたという。

それ以来(旧暦)7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養をつむ重要な日となった。
 

 

「東日本大震災」で被害にあわれた数多くの犠牲者の方々           

どうか迷うことなく救われますように・・・

沈黙・・・(私は黙祷が苦手なんです)

無想・・・