皆さんは、今このブログを閲覧している時、接続に利用しているのは、
「無線LAN」ですか?「有線LAN」ですか?
今は、かなりの方が、「無線LAN」を利用していると思います。
ちなみに私は、「有線LAN」です。
それには、訳が有ります。
私の部屋は、母屋から直線で約10メートル程離れています。
当然、インターネットを始める時に、母屋の固定電話から信号を別けて
「離れ」に引き込む必要が有ります。
私は、勿論最初から、「無線LAN」でいくつもりでしたから、
インターネットを契約して、開通するまでに「機材」を揃えました。
セットで2万円弱の決して安い買い物ではありませんでした。
開通までの時間に少しでも「無線LAN」に慣れておこうと思いまして、
受信機の方のセッティングをしていました。
一応、ユーティリティーのインストールをして、
あとは、開通の連絡を待つのみでした。
しかし、その晩、何気なくパソコンをいじってましたら、
「無線LAN」のユーティリティーに、アクセスポイントが幾つも表示されるのです。
「コレガ」、「Yahoo!」などの名前と電波の強さ等です。
私は、「コレガ」を使ってましたから、てっきり「もう繋がったんだ!」と勘違いして、
そのアクセスポイントにアクセスしてしまったのです。
そして、ブラウザの「Internet Explorer 」をクリックしてみると
「MSN(マイクロソフト) 」のページが表示されたのです。
最初は、何の疑いも持たず、マイクロソフトの中のページを見てましたが、
急に、不安が湧いてきまして「プロバイダ」の方に確認の電話をいれました。
すると、やはり未だ開通していないとのこと。
意図的でないにしろ、他人のネット回線に「ただ乗り」したわけですから
違法行為には違いありません。勿論、すぐ回線を切りました。
「アクセス」できてしまった理由は、簡単です。
WEP(wired equivalent privacy)などの「無線LANの暗号化」が、
設置者の側でされてなく、デフォルト(default)で使用しているからです。
「無線LANの暗号化」は、最低限のセキュリティーです。
しかし、問題は、その「暗号化技術」のもろさにもあります。
必ずしも、「無線LANの暗号化」を施してもクラックされてしまう可能性があるのです。
今のところ下記の3種類が主流ですが、「WEP」は特に弱いそうです。
WEP(wired equivalent privacy)
WPA(Wi-Fi protected access)
WPA2
あとは、一度「無線LANの暗号化」の設定をしたにもかかわらず、
何らかの理由で「解除」してしまっているケースもあるようです。
そんな訳で、私が、50mのLANケーブルを購入して、丸一日かけて
「母屋」から「離れ」まで有線で繋げたのです。
セキュリティーに「絶対」という言葉はありません。
皆さんも「無線LAN」の「ただ乗り」などされないように気をつけて下さい。