今回の「東北地方太平洋沖地震」への義援金は、
日本赤十字社本社だけで 3月25日(金)現在 401億7,986万3,867円(100万6,271件)である。
今こうして書いている間にも増え続けているのは間違いないです。
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ご参考:阪神・淡路大震災(平成7年1月17日発生)の義援金受付状況
平成7年1月31日 1,153,283件 164億0,577万8,663円
3月31日 2,520,387件 892億2,310万2,475円
6月30日 2,588,298件 978億3,683万2,681円
9月30日 2,599,810件 990億7,207万6,084円
12月31日 2,611,817件 1,001億3,913万0,656円
平成8年1月31日 2,645,040件 1,006億7,897万1,076円(受付窓口閉鎖)
(海外の赤十字社からの義援金などは含まれていません。)
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「阪神・淡路大震災」と比べると違いの凄さがわかる。(比較するべきものではないが)
ただ、よく考えなくてはならないことは
「寄付」したからOKでは終わらない。
例えば、今1万円寄付しても 明日 被災地に「あたたかい味噌汁」を何人かに届けられるわけではない。
寄付金は、日本赤十字社本社にプールされて何ヵ月後(半年かもしれないし、一年先かもしれない)に
計画的に使われるはず・・・。
出来る限り早く平等に有効に使って欲しいものである。
できれば、具体的に「何に」「いくら」使用したか提示して頂きたいものである。
前置きが長くなってしまったが、今言いたいことは
「今すぐ」明日にでも被災地に届く救援物資・救助作業が必要なのです。
実際に現地で作業している方には頭が下がります。即戦力そのものです。
2011.3.21付けの「msn産経ニュース」に こんな記事がありました。
「野口健さん、被災地に寝袋1430個」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110321/dst11032111510036-n1.htm
野口さんのツイッターでの呼びかけで被災地に寝袋計1430個などを届けたのである。
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「1枚の毛布にくるまっての、寒く暗い夜がどれだけきついか、登山家としての経験から想像はついていた」
という野口さんだが、支援物資を寝袋に決めたきっかけは、
野口さんのツイッターのフォロワー(愛読者)から「低体温症で多くの被災者が避難所で凍死している。
早く寝袋を届けて!」というメッセージが届いたことだった。
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これこそ活きたネットワーク、フットワーク。
今も助けを待っている被災者が大勢いるのです。
私は救助の専門家ではありませんし、プロの組織や現地のボランティアにまかせるしかありません。
自分のできる範囲で援助するしかありません・・・
「自粛」モードは逆効果という意見もありますが、羽目を外すことだけは程ほどに。
最近の日本人を象徴する三無主義「無関心・無責任・無気力・(無視)」が払拭(ふっしょく)されますように。。。