NHK ダーウィンがきた でも紹介された不思議な砂丘
ブラジル北東部の海岸にそれはあった。長さ約60km
幅30kmにも及ぶ
まるでシーツのように白い砂丘が155000haに渡って
広がっており、それらはほぼ100パーセント石英でできている。
1年を通して存在する恒久的な池も少なからずあるが、
半年ごとに来る雨季になるとところどころに池ができる。これは、
石英の層の下にある地下水が雨によって水位が増し、砂丘の谷間に
湧き出るからである。池には魚が棲んでいるが、どのように発生し、
乾季の間どうしているかは、まだ調査が行われていないため不明。
なお、この地区には新種のカメやカエルが生息し、乾季の間は自ら
掘った穴で生活することが明らかとなっている。
国立公園より100キロほど南のパラナイーバ川が含む土や
泥の中に、わずかな石英が混じっており、海岸に流されたのち
数万年の年月をかけて沿岸流により国立公園に面した海岸近く
まで流される。その間に石英以外の混入物は砕け散り、海水に
混じるが、石英は砕かれずに残り、海岸に打ち上げられて
風速90メートル以上の強風で国立公園まで吹き飛ばされ、
砂丘に積もる。これが長い間繰り返され、現在の姿になった
といわれる。Wikipediaより転載
青い水がわかるように解像度の低いところです。
下は解像度の高いところ