中東レバノンから世界遺産を見る。
世界遺産名 カディーシャ渓谷と神の杉の森
緯度経度 34°14'54.75"N, 35°58'44.80"E
レバノン山脈のコルネ・エル・サウダ山(標高3,087m)の山域に
あるカディーシャ渓谷は、レバノンで一番の景観とも言われている
http://www.panoramio.com/photo/8330513
世界遺産名のcedarsはヒマラヤスギ属(レバノン杉はその1種)
を意味し、通常「杉」または「スギ」と訳されるが、実際にはスギ
ではなくマツに近縁な樹木である。
レバノン国の象徴として、国旗中央にレバノン杉が描かれている。
緯度経度 34°14'32.62"N, 36° 2'56.42"E
http://www.panoramio.com/photo/9440936
レバノン杉は、紀元前にフェニキア人の繁栄の原点になった
ことでも有名である。フェニキア人は、当時レバノン山脈全域に
自生していたレバノン杉からガレー船を始め、船舶の建造材
として使用。また、木材や樹脂をエジプトなどに輸出していた
Wikipediaより転載