ポーランドから
ドイツ騎士団城郭 緯度経度 54° 2'27.21"N, 19° 1'41.84"E
http://www.panoramio.com/photo/1292193
ポーランド北部のマルボルクにある、中世ヨーロッパで最大級の城郭です。赤レン
ガで固められた堅固な城で、13世紀にドイツ騎士団が本拠地として建設したもの
です。
「シリーズ世界遺産100」では、城博物館学芸員の案内でドイツ騎士団がたどった
歴史を紹介します。ドイツ騎士団とは、武力でキリスト教を布教することを使命とし
たカトリックの騎士修道会です。騎士たちは僧侶で、城は修道院でもありました。
http://www.panoramio.com/photo/1531392
城には教会や祈りのための部屋があります。十字軍遠征から戻った彼らは、異教
徒の地であったポーランド北部に進出します。しかし布教は口実で、目的は騎士団
の国家を造ることでした。ドイツ騎士団は強大な軍事力で次々と領土を広げ、バル
ト海沿岸に帝国を築いたのです。さらに琥珀を資金源にして貿易にも力を入れ、莫
大な富も手に入れました。城は権威と力の象徴であり、城内の騎士団総長の館は
宮殿と呼ばれるほど豪華でした。城には、賓客をもてなす設備も充実していまし
た。騎士団の支配は多くの反発を買っていたため、ヨーロッパ中の王侯貴族を招
いて支持を取り付けようと連日、饗宴を繰り広げていたのです。15世紀初め、さら
なる領土拡大を図ったドイツ騎士団は、カトリックの国であるポーランドとリトアニア
連合王国と戦争をし、大敗します。騎士団国家の野望は潰えたのです。
NHKシリーズ世界遺産100より転載
電波望遠鏡 直径 32m 緯度経度 53° 5'43.95"N, 18°33'51.98"E
クラカウ 町全体が世界遺産です
クラクフはポーランド文化の中心地であるといわれる。また第二次世界大戦であま
り被害を受けなかったこともあり、世界遺産に登録されている旧市街には、歴史的
な建造物が多く残っている。なかでも旧王宮であるヴァヴェル城や聖マリア教会、
織物会館などは有名で、観光客にも人気がある。築700年程度のアパートが代々
手入れされて現代でもそのままアパートとして使われていることがある。
Wikipediaより転載
ヴァヴェル城 緯度経度 50° 3'16.89"N, 19°56'6.37"E
http://www.panoramio.com/photo/2408463
http://www.panoramio.com/photo/5109888
ここも世界遺産に含まれている。