南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.1.4 新年気分吹っ飛ぶ能登半島大震災と羽田航空機大炎上!北五BD-I1-S太陽合状態到達 北三・四両座2月まで直線的南下続く 穏やかなQZS-4象限切替

2024年01月04日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2021 1/4 東京新感染884 重症108 BD3-IGSO-3が準太陽合状態に,来週にはBD-I1-Sが縦列に太陽合へ
2020 01/04 BD-IGSO北上ペア同期太陽合ピークアウト,BD-IGSO3-3 次いで印NavIC東西両輪2衛星南下中2020 01/04 北上してきたBD-IGS......
22.01.04 東京第6波へ151名 BD3-IGSO-3太陽合ピークアウト,再来週BD-I1-S,1月下旬印NavIC-1E,2月上旬NavIC-1I各単独太陽合生起へ
2020 01/04 BD-IGSO北上ペア同期太陽合ピークアウト,BD-IGSO3-3 次いで印NavIC東西両輪2衛星南下中2020 01/04 北上してきたBD-IGS......
23.1.4 今週末BD編隊五兄妹&三姉妹交差太陽合終了 北辺BD四兄弟南下中 東京コロナ減少傾向:20243->10554

2020 01/04 BD-IGSO北上ペア同期太陽合ピークアウト,BD-IGSO3-3 次いで印NavIC東西両輪2衛星南下中2020 01/04 北上してきたBD-IGS......

24.1.4 苦戦しながらも大きく前進してきた日本の地震学の最新研究が予想した能登半島大震災が元旦に発生し,その副次災害として羽田空港での航空機衝突・大炎上が起きてしまいました.緊急地震速報の誤報の件は,新春気分とともに吹っ飛んでいます.

地震学とそれを支える地球・宇宙科学と測定技術は確実に前進していることが,年明けから示されたことに自信を持つべきでしょう.地震大国で鍛えられてきた日本の科学・技術は着実に最先端を走っています.

本ブログも,世界に先駆けて東アジア上空にのみ実在しているIGS/QZS軌道系のデータリダクションとして,改めて意義を再確認しながら継続してゆきたいと考えています.継続こそが力であります.

本日,北五IG座BD-I1-Sは,太陽合状態到達しました.

北五IG座はパラパラとしていますが,BD-I1-Sは本日の合生起などのように,散発的な太陽合展開が続くでしょう.座の配置的にはL字状やT字状や部分同期合などを生起してゆきます.

北三・四IG両座の直線状の南下傾向は2月までは平行してゆくでしょう.その後,春分頃には北三座は北上へ反転します.北四座の北上への反転は夏至頃となるでしょう.つまり両座は3ヶ月のずれをもって反転をしてゆくでしょう.北四座はインクリが大きく夏至・冬至という太陽赤緯の極時期と重なるために,極軌道衛星並に象限切替が鮮明に生じるでしょう.

QZSS三衛星は,北斗各座の動的なβ角プロットとは対照的に,QZSS各衛星は安定な雄大なβ角プロットを描いてゆきます.ゆったりとしたQZS-4の反象限切替が進展しています.すでに数年間の軌道実績を有してきている北斗のIG座という概念に対応するためにも,また韓国が将来IGSO衛星計画を外国ロケット打上げにて実現する状況の中で,東アジアの天空において大衆的な認知容易なQZS座概念の構築と周知のためにも早期の7機体制の構築・確立が望まれます.



最新β角プロット図で,QZSS三衛星の安定かつ雄大なβ角プロットや,北三・四座の直線的な南下,北五座のパラパラとした黄道縦断や部分同期合など特徴点を,じっくり観察してゆきましょう.北斗IG各座の狙いは未公表の分が多く,その解明には緻密な観察が大事であると考えます.

1日1日の地道なデータリダクションの繰り返しで,モニタリングの年月数を重ねてゆくことが重要だと考えます.幾何学的な観察の積み重ねの上で,数値計算など分析をしてゆくことが,地についたデータ解析に繋がってゆくと考えます.

以下のURLのN2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の,地表への射影の16時間分と6時間分弱の,2種のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.必要最小限のNORAD番号リストの見直し結果は以下のとおりです:
https://www.n2yo.com/?s=46112|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|40547|41241|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336

アンカー衛星としてはBSAT-4B(NORAD ID 46112)に変更しています.北斗衛星群の軌道バランスを良くしてトラブルを軽減するするためです.

上記URLによりN2YOサーバによる衛星軌道の表示がWEB上に現れましたら、各衛星マークをマウスオーバーすると衛星名が表示されます.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF


日中印のQZS/IGSO軌道衛星群のようなIGSO衛星系は,グローバルに見ても東アジア上空にしかありません.他にない応用ポテンシャルを持つアジア特有のQZS/IGSO衛星群の利用技術を磨き上げることが重要でしょう.現状の日中印のQZS/IGSO衛星系の連携は改善すべきでしょう.

わが国のQZSSやインドや中国のIGSO衛星群にご関心の方は、是非ともご自身でWEB上の個別衛星をマウスオーバーされて、衛星名をご確認ください.数値計算に依存しがちなりがちな分野ですので,幾何学的・視覚的な活用・分析に切り替えてみることも大切といえるでしょう.
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