南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.7.15 トランプ候補暗殺未遂!X1.2大規模太陽フレアが発生 今週末にも日QZS-1R太陽合状態に 9月頭のQZS-4太陽合までの空白期間アルゴリズム改良へ投入

2024年07月15日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.7.15 トランプ大統領選候補銃撃暗殺未遂事件の激震の中で:太陽面上では2ヶ月ぶりにX1.2の大規模太陽フレアが発生しました.

(AP通信のカメラマン、エバン・ブッチ氏が撮影したトランプ氏の奇跡の一枚と呼ばれる写真(13日、ペンシルベニア)が撮影されました=APから記録しています)


太陽面上では2ヶ月ぶりにX1.2の大規模太陽フレアが発生しました(GIFファイルはhttp://swnews.jp/からお借りしました).今週の太平洋島サミット期間中,地球磁気圏への波及効果を注視する必要があります.

インドIGSO NavIC 1Eは太陽合ピークアウトしました, 次いで今週末にも日本のQZS-1Rが太陽合状態に入ります.その後は9月の日本のQZS-4までは太陽合はありません.太陽合の長い夏休みに入ります.

その夏休み中に,IG3座の北緯での象限切替のアルゴリズム適用を試行錯誤しています.象限切替のリダクションアルゴリズムがうまく機能しますかどうか.
前回は2月も8月も象限判定がジタバタした記録が明々に残ってしまっていますので.リダクションアルゴリズムの名誉挽回をしなければとおもっています.

β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.


QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF

24.7.15 トランプ前大統領銃撃怪我事件余波の中で明日から日本真剣勝負の第10回太平洋島サミット

2024年07月15日 | 太平洋島嶼国
24.7.15 トランプ前大統領銃撃怪我事件の激震の中で:

(AP通信のカメラマン、エバン・ブッチ氏が撮影したトランプ氏の奇跡の一枚と呼ばれる写真(13日、ペンシルベニア)=APからお借りしています https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN143BU0U4A710C2000000/)

明日16日から3日間の予定で,日本のインド・太平洋戦略の要であり3年毎に真剣勝負深化の第10回太平洋島サミットが東京で開催されます.日本も巨龍中国の一帯一路に対して,奇跡の一手と呼ばれるような南太平洋島嶼国支援への妙手を打ち出す必要があるでしょう.


前世紀末からわが国が力を入れてきた3年毎の太平洋島サミットも10回目を迎えます.


今世紀に入って中国が大きな力を入れてきた南太平洋戦略(一帯一路の太平洋部分)の予算と要員の規模は,既に日本のODA規模を大きく超えてきております.


当方が2年間,南太平洋大学に滞在したときに開催された第3回島サミットでは,小泉総理が仕切られた沖縄万国津梁館側と南太平洋大学フィジー首都スバのメインキャンパスとの間を衛星回線で結んでオンラインで行われ大きな成功を収めた.オンラインが当たり前の現在と違って,2003年のオンラインのサミット開催は,現地では奇跡的にインパクトのある妙手であった.

しかし当方が2004年に日本へ帰国後の日本国内の関心・反応は,南太平洋地域について全般的に関心が乏しく,驚くほど消極的で,重要性を説明しても空回りをすることはしばしばであった.

2010年代後半に入って,中国の南太平洋・一帯一路構想がマスコミで流れてからは,空回りをしながらも,日本国内でも関心が高まってきている.時の勢いというべきものがある.この勢いを本物にするためにも,今週の第10回島サミットは巨龍中国を意識した上でのわが国の国益確保にとって極めて重要であるといえる.

NHKを始めとするマスコミは,第10回島サミットの様子を大いに報道して,国民的関心を高めるようにすべきであろう.