南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.7.16 本日より3日間第10回島サミット開催!NavIC 1E太陽合ピークアウト 明日にも日QZS-1R準太陽合状態に 9月頭QZS-4太陽合まで長い空白 太陽フレアも活発化

2024年07月16日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.7.16 トランプ大統領選候補暗殺未遂事件の激震の中で,本日より3日間東京にて第10回太平洋・島サミットが開催されています.
米国も中国も日本も政治・経済が情勢激動の中の島サミット開催となりました.日本も中国も南太平洋への知恵と資金と人材の絞り出しに最大の努力をはかるべき時宜の開催です.


また視野を大きくソーラサイクルから見て,太陽フレアからも目が離せない状況が続いています.



インドIGSO NavIC 1Eが太陽合ピークアウトしました.一方,明日にも日本のQZS-1Rが準太陽合状態に入ります.その後は9月の日本のQZS-4までは太陽合はありません.太陽合の長い夏休みに入ります.

その夏休み中に,IG3座の北緯での象限切替のアルゴリズム適用を試行錯誤しています.象限切替のリダクションアルゴリズムがうまく機能しますかどうか.
前回は2月も8月も象限判定がジタバタした記録が明々に残ってしまっていますので.リダクションアルゴリズムの名誉挽回をしなければとおもっています.


β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF
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