南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.7.9 第10回太平洋島サミット:来週7月16~18日東京で開催予定

2024年07月09日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
24.7.9 第10回太平洋島サミットが,来週7月16~18日の期間に東京で開催される予定です.

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/pagew_000001_00252.html

国内外の情勢が激しく動いている中で,わが国が長年にわたり南太平洋の広大な地域・海域にて着実な成果を挙げてきました.

当方が南太平洋大学で活動した2年間には第3回島サミットが,沖縄万国津梁館とフィジー首都スバの南太平洋大学本部キャンパスとの間で衛星回線を用いてオンライン・ビデオ会議で開催されました.


こうした地道なODA案件について,国民的な関心をもっと高める必要があります.美しいPDF資料が上記URLに用意されています.ぜひ目を通してください.

国内外の情勢が激しく動いている中で,広大な海洋域・膨大な海洋資源域をカバーする南太平洋島嶼国への国民的な関心を高める必要があると考えます.

24.7.9 明日にもNavIC 1E準太陽合, 来週QZS-1R準太陽合状態に IG3座北緯象限切替アルゴリズム適用準備 だいち4号軌道要素は安定状態に 猛暑から夕立へ

2024年07月09日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.7.9 以下の降雨レーダによれば,本日午後3時現在,都内ではまだ降り出してはいないが,千葉県北西部では夕立が降り出しているようです.どこまで夕立が発達するかに注意が必要でしょう.


ALOS-4だいち4号の軌道要素の最近1週間分の変化は以下のとおりです.


週初めに近点離角の傾きに変化がありましたが,その後は安定してきているようです.
だいち4号からの高精度・高角度・広域のデータの取得を大いに期待しています.

明日にもNavIC 1Eが太陽合状態に入ります, ついで来週はQZS-1Rが太陽合状態に入ります.
じわじわとIG3座の北緯での象限切替のアルゴリズム適用を準備しています.象限切替のリダクションアルゴリズムがうまく機能しますかどうか.
前回は2月も8月も象限判定がジタバタした記録が明々に残ってしまっていますので.リダクションアルゴリズムの名誉挽回をしなければとおもっています.



β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.
QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF