南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

21.5.25 東京新感染542 71 (前週732 81 前々週1010 84) 明日にはQZS-2単独合に, 6月上旬BDS三姉妹同期合、東京コロナ第4波ピークアウト不透明

2021年05月25日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2019 05/25 本日ピークか!?インドNavIC東西両輪太陽合 IGSO/QZS軌道2/4倍拡大アニメGIF

2019 05/25 インドNavICの東西IGSO両輪で同期太陽合は、ど真ん中通過のため本日がピークの様相です。ピーク通過前後のアニメデータも考慮してピーク日を決めましょう。1年......

2020 5/25 コロナ東京新規感染者8名 6月1日までに日本QZS-2単独合生起⇒6月並行合:BD三姉妹⇒7-9月並行合:BD十字星⇒8月並行合:NavIC-1E,-1Iペア

本年と昨年の5/25のアニメGIFの比較については、以下引用記事内のアニメGIFと比較しながらご覧ください。1年前記事との比較により、日本社会の新型コロナ疫などによる1年間の変化を......

2021.5.25 東京新感染542 重症71 (前週732 81 前々週1010 84) 前週比74%
本日月曜から東京都の新規感染者数の発表時間が午後3時から午後4時45分に変更となりましたので、アップロード時間は2時間位遅れることとなりました。
東京コロナ第4波レベルは前週比74%です。今後のインド株第5波へのリバウンドが怖いです。
明日には早くも日本QZS-2は単独太陽合になります。そして6月上旬にはBDS三姉妹同期太陽合が続きます。
東アジアとインド・太平洋の緊張の高まりからみて、QZS/IGSOモニタリングは重要な課題となってきています。

https://www.n2yo.com/?s=42951|42917|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|39635|40547|41241|44441|43286|43539|44204|40938|40549|44709|44337
のn2yoサーバによるアジアンQZS/IGSO軌道群図を、以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。

QZS/IGSO軌道の3倍拡大縦アニメGIFを記録します。
Navic西輪軌道が重要ですから、西NavIC軌道までカバーするように経度方向に西側へ拡大しています。


次の日本QZS-2と太陽との最小離角、その次のBD三姉妹(BD3-IGSO-1,BD-IGSO-3,BD-IGSO-6)の太陽との最小離角を赤色円にて示しています。
太陽軌道は夏至へ向けて、北回帰線にグングン接近してきていることが分かります。

なお以下のようなコマンドによるImageMagickを使用する240枚のスナップショット画像のアニメGIF作成に要する時間は、SSDに換装したことにより半分近くになり、高速化となりました。
>magick convert -layers optimize -delay 15 -loop 0 *.jpg QH2021mmdd.gif



インドNavIC系については、NavIC-1D,1E同期プロットの正象限と反象限の切り替りは黄道に近接して起きていることがわかりました。昨年4月初めに起きていたNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代からちょうど半年経って、昨年10月初めにNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代が起きています。相棒の東西両輪NavIC-1Dと -1Bペアについては位相が重なり過ぎのためか、こうした現象は見えません。NavIC IGSO 4衛星について太陽軌道との交点問題について、位相幾何学的な象限問題があります。インクリの一番小さいIGSOであるNavICにおいて、太陽軌道との交点問題の位相幾何学的な象限問題は、一番理解し易いことが見えてきました。軌道線間の交点の解が2つの象限に分かれる場合にどちらを選ぶかという問題です。

この半年ごとに生起するNavIC -1Eペアの遠近交代のタイミングが、ちょうどQZS-1軌道太陽最短距離が交差するのは日印の宇宙空間ご縁の偶然的発見といえるでしょう。インド太平洋経済構想に日本QZSSとインドNavICが果たすべき役割の鍵を暗示しているかもしれません。

新型コロナ疫対応での東アジア各国の科学技術力は、欧米に対して先進的になってきています。本ブログが扱ってきているアジアQZSS/IGSO技術を、現在の新型コロナ疫における「検査・追跡・保護」基盤にて存分に活かすためには、アジア特に中・印の科学技術力は国際社会に対してより誠実かつ透明であるべきといえるでしょう。このためにも、特にわが国とQZSS測位衛星の果たすべき役割は重要でしょう。

衛星の軌道6要素は、春分点や軌道仰角や昇降点引数など殆どが太陽中心座標系と密接しています。太陽合エベントは衛星軌道運動の特徴を把握できる優れたキーといえます。特に月面着陸などの将来実験においてIGSO/QZSSの軌道運動位相を太陽系慣性座標(前世紀用語で歴表時系)規模で捉える基準として、太陽合同期状態の活用・分析が効果的といえるでしょう。

インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。


平成期の日本宇宙陣は、欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS軌道測位衛星実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出したといえるでしょう。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。
この記事についてブログを書く
« NHKニュース 米国国務省、日... | トップ | 21.5.25 東京542 コロナ第4波... »

アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道」カテゴリの最新記事