森にようこそ・・・シャングリラの森

森に入って、森林浴間をしながら、下草刈りをしていると、自然と一体感が沸いてきます。うぐいすなど小鳥たちと会話が楽しいです

桜と日本人

2019-05-18 08:43:50 | 日本の心
  
  


       

       

       



                               日本の心

                     桜と日本人

                   日本人にとっての花は梅でもバラでもありません。なんといっても桜です。        
                 桜はパッと咲いて、一時期に一斉に咲き誇り、そして、一時期にパッと散って
                 いく有様は、日本人の精神に強い影響を与えています。

                   この変化の激しさ、落差の大きさ、日本人はいつまでもだらだらと名残惜
                 しみません。このいわば一瞬の桜を愛でるのに、一種の感慨を伴った悲しみと
                 いったものを覚えるのです。日本人ならではの美学といえましよう。 
 

       

      
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富士山は自然信仰の象徴

2019-05-07 09:34:14 | 日本の心



      

      

      
   
      

      

      



                            日本の心

                  富士山は自然信仰の象徴

                富士山と日本人との関わりは、長い歴史があるようです。たとえば、万葉集には山部赤人歌を
             紹介しましたが、富士山が聖山として歌われていることがわかります。

                「天の原」から連想される「高天原」という言葉が登場するのは「古事記」と「日本書紀」です。
             この高間原とは、いったいどんなところなのでしようか。
          
               高間原というところは決して天国ではない。山の上の平らなところ、富士山の山頂なのだと思うの
             です。そこには神様たちがいる場所なのでしよう。

               高間原というものをイメ-ジするなら、富士山の頂上を思い描けばいいということなのです。神々
             のおられる場所、あるいは神々の一番近い場所が、富士の高嶺だったのかもしれません。富士山が、日
             本の自然のシンボルであり続けるのは、そうした富士山への思い、新興があるからではないでしようか。          

      
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山の人---大和

2019-05-04 13:55:12 | 日本の心

  

       

       

       

       

       




日本の心

               山の人---大和

             日本人は、「山の人」だから「やまと」なんだという。大和言えば、富士山です。万葉集にこんな歌があります。

              天地の 分かれし時ゆ 神さびて 高く貴き
              駿河なる 不士(ふじ)の高嶺を
              天の原 ふり放(さ)け見れば
              渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず
              白雲も い行きはばかり 時じくぞ 雪は降りける        
              語り継ぎ 言継ぎ行かむ 不尽(ふじ)の高嶺は
                                   山部赤人


             万葉仮名の時代には「ふじ」という言葉に、いろいろな漢字が当てられていて、「富士」として定着していない
           ことになりますが、「ふじ」という言葉はすでに定着していたと思われる。  
                    

       

        
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東京のど真ん中にある皇居

2019-05-03 15:31:42 | 日本の心

         

         

         

         



                          日本の心


                   東京のど真ん中にある皇居

               世界的大都市の東京のど真ん中に皇居はあります。この面積は約115万平方メ-トルで、東京ド-ムが25個
             その中に入ってしまいます。
             
               ここが、日本の象徴である天皇のお住まいになる聖域である。何もない森の空間が広がっているところが、日本
人の心の拠りどころとなったている天皇の皇居であることは世界から見ると驚くべき姿でろう。この空間には昭和1
             2年までゴルフ場や馬場もあったのです。それを昭和天皇がそういうものをやめられて、以後、手入れさえ最低限に
             して自然そのままの状態にされたのです。

               このことは、取りも直さず自然信仰として根付いているためである。      
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日本文化の根幹は自然信仰にある

2019-05-02 08:31:15 | 日本の心

           

           

           

           



                               日本の心

                      日本文化の根幹は自然信仰にある

                   日本は、自然の豊かさ、温和さ、そして四季が明確であること、自然に馴染んている暮らしをして来ました。
                 一方で、大震災や津波など自然の猛威による多くの人命を奪われてきました。それでもうした人知を超えた自然
                 の力も、受け入れるという考えを持っています。

                   つまり自然というのは偉大である。その懐に抱かれるようにしつつ生き方を築いてきました。それが自然信仰
                 という形、姿になっていったのでしよう。

                   西欧においては、自然より人間との争い、利権、勢力争いに明け暮れていました。そのためにその争いをどう
                 処理してゆくかということに全精力を注ぎこんだのではないか、そして宗教、思想、哲学などが生まれてきて、制
                 度としての民主主義だったと思う。

                   ところが、日本では、元来「自然の中に生きている」のでル-ルなどのようなものを紙に書いて人々に配布す
                 る必要性がなかった。ル-ルといっても簡潔なものにすぎなかった。

                   日本で最初につくられた道徳規範は、600年ごろに、聖徳太子の時代に「17条憲法」です。7世紀を迎える
                 まで、そうした必要がなかったとも言えるでしよう。この間に日本人の精神・心根が確立されたといってもいい。




      
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