就職活動体験記

就職活動に関しての体験をあれこれと。

選挙の供託金

2010年02月12日 20時19分50秒 | 情報
You Tubeにちょっと楽しい感じのおじいさんが出ていました。
タイトルは、

【政見放送】2010年長崎県知事選挙 松下みつゆき氏(無所属)

ということで、政見放送です。
http://www.youtube.com/watch?v=PN-zQnVNiCM

まあ、この人自体も面白いですが、気になるのは、この人が用意した供託金の金額です(笑)


そこで、選挙の時に、供託金がいくらかかるのか調べてみました。

まず、供託金が何かを一応解説します。

供託金とは、本気で立候補する気のない人が候補者として乱立するのを防ぐために、選挙の種類ごとに定められた金額を、国の機関(法務局)に預けなければならない制度です。
これは、公職選挙法92条に定められています。
そして、93条で定められた得票数に達しなかった場合、そのお金は没収されてしまいます。

こうやって、ある程度当選する見込みのある人でないと、選挙に出られないようにしたわけです。

ちなみに、金額は
<600万>
・衆議院議員比例区(重複立候補なし)
・参議院議員比例区

<300万円>
・衆議院議員小選挙区
・衆議院議員比例区(重複立候補)
・参議院議員選挙区
・都道府県知事選挙

<240万円> 
・指定都市市長

<100万円>
・市長選挙
・23区の区長選挙

<60万円>
・都道府県会議員

<50万円>
・町村長
・指定都市市議会議員

<30万円>
・市議会議員
・23区の区議会議員

<なし>
・町村議会議員

という決まりになっているようです。

ちなみに、没収されないために必要な得票数は、
一人しか当選しない選挙の場合、有効得票数の10%
何人かが当選する選挙の場合、有効得票数を議員定数で割って、その10%なんだそうです。
(参議院の場合は、議員定数で割ってさらに8分の1)

比例区は複雑なので、省略します。


松下さんの300万円の運命やいかに!?

就活のやり方⑤<GW対策、GD対策>

2010年02月12日 19時08分33秒 | 情報
次に、グループディスカッション(GD)やグループワーク(GW)対策です。

先にも書きましたが、特に大手企業では会議力を重視する傾向が多いです。
そのため、GDやGWは模擬会議のようなもので、先輩社員の目線から、

「この人と一緒に会議をして、いい会議ができるかどうか」

が評価の観点になります。

GDの場合は、意見の主導権をとることよりも、むしろ、
「他の人の意見を聞きつつ、論理的かつ説得力のある議論ができるか。」が大事です。

GWの場合は、「仲間と協力してどれだけ建設的な議論に貢献できるか」が大事です。

どちらも、結論がよほど的外れでなければ、結論の内容はそれほど重要ではありません。
・議論が論理的かどうか(なんらかの根拠に基づいているか)
・険悪なムードになっていないか(なのでムードメーカーやまとめ役は好評価です)
・全員からまんべんなく意見が出されているか(意見を言えない空気になっていないか)
などが大事です。

また、敬遠されるタイプは、
・自分の意見ばかり主張して、人の意見を聞かないタイプ
・結論が出そうなときにひっくり返すタイプ
です。

議論の仕方はひとそれぞれですが、一番無難なやり方は「スネオタイプ」です。
ジャイアンを見つけて、「そうだよ、ジャイアンの言う通りだよ!」と煽るのですw

流れはこんな感じです。

①議論スタート、役割分担から始まり、司会やタイムキーパーを決める(どちらも火中の栗なので、やらなくてもOK)
②まず、最初の意見が出て、みんな様子を見ながら少しずつ意見を出していく
③みんなの意見を聞いて、一番論理的な意見をだしている人が誰かをチェック
④その人の意見に賛同しつつ、その意見を補足したり、修正していく
⑤全体の流れがその意見に向かいそうなら、そのまま誘導を続ける
⑥別のもっと論理的な流れに行きそうなら、その意見の良いところを自陣営の意見に取り入れる
⑦とりいれが難しいなら、乗り換え、意見を補足したり、修正していく
という感じです。

ころころ意見が変わるのは問題ですが、自分の意見にこだわりすぎるのはもっと問題です。
大事なのは、よりよい結論を出していくことなので、他の人の意見の良い部分を評価して、どんどん取り入れている姿勢をアピールするのは非常に有効だと思います。

慣れも必要ですので、一度就職活動をしている仲間で、模擬GWをやってみると良いと思います。

就職ディスカッション―業界別解説ディスカッションテーマ例51付き (きめる!就職BOOKS)

↑にはテーマ例なども載っていますので、これを基に5人程度集めて、模擬GWをやってみると、全体の流れがわかってくると思います。

就活のやり方④<筆記試験・WEBテスト対策>

2010年02月12日 08時27分13秒 | 情報
次に、筆記試験・WEBテスト対策についてです。

筆記試験は、どの会社がどの試験をやっているかさえわかれば、対策に時間をかけずに済みます。
どこの会社も、筆記試験やWEB試験は足きり程度にしか考えていないため、それにばかり時間を使うより、エントリーシートや面接対策に時間をかけた方が効率的です。

試験対策は、試験日の一週間~3日前程度から対策を始めれば、十分間に合います。

流れは以下の通り
①受ける会社がどの試験を使っているか調べる(後述の書籍やみん就を活用)
②どの試験かわかったら、その試験の再現問題のみを数日かけて勉強(教材は後述)

いたってシンプルです。

まず、受ける会社がどの試験を使っているか調べる方法です。
まずは、この本を手元に置いておくようにしてください。

この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 2011年度版

【玉手箱対策用】必勝・就職試験! 8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】2011年度版


この2冊があれば、たいていの大手企業で使われているテストがわかります。
(筆記試験もWEB試験も)
それもかなり高い確率で。
ここに載っているのは昨年どういうテストが使われたのかという一覧なので、
まれに、テストが切り替わることもあります。

なので、上記の本と「みんなの就職活動日記」のその企業についての掲示板を探し、試験についての書き込みがないかをチェックしておけば、変化があったときに情報が手に入りやすくなると思います。


さて、これでどのテストが使われるかはわかると思いますが、
肝心の対策はどうやってやればいいのか。

基本的には、再現性の高い問題だけを2-3回解けば、それで万全だと思います。
再現性の高い問題集は、こんな感じです。

[テストセンター対応] これが本当のSPI2だ! (2011年度版)

直前でもOK! [パソコン版SPI2] これが本当のテストセンターだ! 2011年度版

【WEBテスティングサービス・リクルーティングウィザード・TAL・ESP・WEB-IMR・CASEC対策用】必勝・就職試験! 8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【3】2011年度版

他にもありますが、一番信頼されているのは「SPIノートの会」が書いた本です。
各試験ごとに本を出していますので、都度都度、必要に応じて買うと良いでしょう。

他、
SPI 2&テストセンター 出るとこだけ!完全対策[2011年度版] (就活ネットワークの就職試験完全対策 1)

Webテスト2【TG-WEB・Web-CAB・WEBテスティングサービス】完全対策[2011年度版] (就活ネットワークの就職試験完全対策 3)

など、「就活ネットワーク」の書いたものもお勧めです。

最後に、

(日経就職シリーズ) すべての問題形式を誌上に再現!!筆記試験の完全攻略2011年度版

(日経就職シリーズ) すべての問題形式を誌上に再現!!Webテストの完全攻略2011年度版

などの「内定ロボット」のシリーズもお薦めです。

だいたい、この3種類のどれかを押さえていれば、ほぼ問題なく試験は通過できるでしょう。
個人的には、「SPIノートの会」が一番重要だと思います。

私は筆記対策はこの程度しかやったことがないですが、筆記やエントリーシートで落ちたことはありません。
最低限の内容さえできていれば、全く問題ありません。

就活のやり方③エントリーシート

2010年02月12日 02時06分39秒 | 情報
さて、ここからは実際の会社の受け方です。

ここでは、説明会は省略して、
①エントリーシート
②筆記試験、WEB試験対策
③GW、GD対策
④面接対策
⑤内定後
を解説します。

<①エントリーシート>

エントリーシートは、「自己PR」「志望動機」の二つが重要で、他は「自己PR」「志望動機」と矛盾がないように書けば、特に問題はないと思います。

それぞれざっくりいうと、
「自己PR」=「あなたの会社にこういう貢献ができる根拠はこんな感じです」
「志望動機」=「こういう仕事がしたくて、御社を志望します。やる気があるから御社に貢献できますよ」
ということです。

基本的には、
・内容にロジックがあるか(論理的思考力)
・常識的な人物かどうか(非常識な人は即アウト)
・その会社のやっている内容を理解しているか(闇雲に書かれたエントリーシートではないか)
・書類に不備がないか(不備は一カ所でもあれば即アウト)
というあたりが観点になると思います。

大手企業では、1万通を超えるエントリーシートが届くこともあるので、
減点方式でハネているところも多いです。
(学歴フィルターでハネる場合もありますが・・・)

また、エントリーシートは書類選考通過後も、最終面接時まで使われますし、採用後も人事記録と一緒に会社に残ります。
また、社長や役員も目にすることになるので、奇をてらって書くと、選考のどこかで結局ハネられます。

どこの会社でもそうですが、社会人は会議がとにかく多いです。
会議の場で活躍できる人を評価する企業は多く、そこで必要となる
「簡潔かつ論理的に結論を導ける力」を重視する企業は多いと思います。

エントリーシートも同様で、
・論理的かつ簡潔に、自分がその会社に役立てることを説得できる
・「自分ではこう思います」ではなく、証明できる事実実績を使って、それを基に、自分の能力を証明できる
ことが必要となります。


自己PRについては、「自分ではこう思う」を羅列しても意味がありません。
それを証明できないからです。

証明するためには、実績が必要です。
賞や資格なら確実に証明できますが、そんなのはそうそうとれるものでもありません。

お勧めするのは以下の方法です。
①他の人に、自分の長所を列挙してもらう
②その長所の中から、ビジネスに役立ちそうな長所をピックアップ
③根拠をあげられるものをエントリーシートで使う
④根拠をあげられるものがない場合、その長所が役立った実体験を語れるようにする
(嘘の体験談はすぐばれるのできちんと語れる実体験のみ)

これらを踏まえてエントリーシートを書けば、それなりに読めるエントリーシートがかけるようになると思います。

ただし、いきなり書くのは簡単にはできないので、例文集を買うと良いと思います。
お勧めどころはこのあたりです。

amazon:
絶対内定2011 エントリーシート・履歴書

内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2011 エントリーシート編


なお、エントリーシートは、自分で書いて終わりではありません。
必ず誰かに見てもらうようにしてください。

・就職課の職員
・訪問したOBやOG
・内定をとった先輩
・親
・一緒に就職活動をしている仲間、友人で回し読み

お勧めは、OB訪問で培った人脈を使うことです。
その会社のことを理解しているかなどや、その会社の価値観的に好まれることなど、その会社のことをよくわかっているからです。
だからこそ、OB訪問は早い段階でやっておくと大変お得です。

エントリーシートを人に見てもらうと、たいてい真っ赤に添削されて帰ってきます。
それでやる気をなくしたら、そこで終わってしまいます。
別に否定されているわけではなく、改善点を指摘してもらっているだけなので、反発せず、素直に言うことを聞きましょう。指摘が正しくない場合も多々あるので、取捨選択してアドバイスを受け入れるのも大事です。

真っ赤にされた分、それをどれだけ吸収できるかが、就活スキル向上のポイントなので、どんどん赤入れしてもらうようにしましょう。


なお、エントリーシートは書類選考に通過して終わりというわけではなく、面接で一番大事な資料になります。面接はエントリーシートの内容に対して質問されることが多いので、面接を意識した書き方をする必要があります
面接をどう意識すればいいのかは後述の記事を参照してください。
面接についての記事で書く予定なので、そちらをご参照ください!!

就職活動のやり方②

2010年02月10日 10時19分03秒 | 情報
さて、就職活動のやり方の続きです。

会社について、もっと深掘りして調べる方法についてです。
ある程度の情報がわかってからになりますが。

お勧めなのが、国会図書館のOPACを使って、雑誌記事検索をすることです。
http://opac.ndl.go.jp/

ここに雑誌記事検索というのがありますが、これを使うと、ビジネス誌の記事をたくさん見つけることができます。東洋経済やダイヤモンド、日経ビジネスなど週刊誌の記事が検索されますので、各大学の図書館でバックナンバーを当たれば、記事が読めるようになるわけです。

会社名や業界名で検索すると、有名企業の場合はたくさん記事がヒットすると思います。
雑誌記事には、トップのインタビューやその業界の展望などが載っていることも多く、識者の見解を学ぶことができます。

また、みんなの就職活動日記のその会社の掲示板を見てみたり、ネットでその会社の評判を見るだけでも、学ぶところは多いと思います。
http://www.nikki.ne.jp/
もちろん、ネットの情報は鵜呑みにはできませんが。



ここまでは情報の絞り込みです。
その後は、OB訪問で会社に勤務している人の生の声を聞くのがよいでしょう。

OB訪問は、
①大学の就職部にあるOB名簿を見る(コピーさせてもらう)
②会社に電話して、OB訪問したい旨を連絡する(このとき、誰に面会したいかを必ず言うこと)
③実際にあって話を聞く
という流れになります。

この場合、その大学のOBじゃない人に話を聞くのもOKです。
例えば、OB訪問した人に紹介してもらって、その人の同期に会うなど、いろいろな角度でその会社のことを知るのが大事です。
第一志望の会社なら、少なくとも3-4人にはあっておいた方が良いのではないでしょうか。

OB訪問には3つ目的があります。
①会社のことをよく知ること(特に、仕事内容ややりがい)
②人脈を広げること(会社の他の人を紹介してもらう事も含めて)
③OB訪問の記録をつけてもらう(人事に提出される)
(④タダでご飯を食べること)

まあ、④はともかく、闇雲に人に会うのではなく、目的を忘れないようにすると良いでしょう。
③の要素もあるので、油断しちゃダメです。
がちがちに緊張するのもNGですが、ざっくばらんな面接と思ってOBにあうと良いでしょう。

また、そこで築いた人脈は、エントリーシートを見てもらったり、面接のアドバイスを受けたりと、要所要所で役に立ちます。ただ闇雲に、会うこと自体が目的になっては本末転倒ですので、OBを使い倒すことを前提に人脈を広げていくといいでしょう。一度あって、お礼の手紙を書いて終わりでは失礼すぎます。

さて、会社を受ける前まではだいたいこんな感じです。

続きはまた後ほど。