就職活動体験記

就職活動に関しての体験をあれこれと。

就職活動のやり方⑥<面接対策その1>

2010年02月28日 17時17分40秒 | 情報
さて、今まではテクニックだけでなんとか乗り切れるところまでを紹介してきましたが、
面接対策だけはすぐに対策ができません。

人付き合いが苦手な人は、ここが一番肝心なところです。
ちなみに、私は1次面接までは無敗でしたが、一次面接でことごとく落ちました。

一次面接で重要なのは、どういう人間が採用されるのかを考えることです。

人事の立場に立って考えてみれば、わかりやすいと思います

例えば、ものすごい変わり者を最終面接に進めたら、役員から「なんであの変なやつをここまで進めたんだ!」と怒られてしまいます。人事としてはそういうのは避けたいところです。
ところが、進めた理由を明確に説明できれば話は別です。

「彼は一見変わり者ですが、実は~の資格を持っていて実績があり、課題解決力にすぐれています」

人事がそのように言えば役員も「ああ、そういうことなのね」と言わざるを得ません。


そのため、必要なのは、「人事を味方につける事」ということになります。
・つまり、人事に味方してもらえる材料(資格とか実績)を人事に提供することです
・ただし、イレギュラーでアピールしまくられるとうざいので、通常の選考ルートの中でさりげなくアピールすること
・いうまでもなく、お世辞を言って取り入るのは逆効果。必要以上にアピールしまくるのも逆効果。

また、面接で良い点をつけられるには「この人と一緒に仕事をできそうか」という点も重要なポイントです。
・自分のことばかりしゃべらず、相手の話をきちんと聞ける
 →しゃべった後で間を置いて、相手に質問させる時間を空けると効果的に話ができます。
・相手の話をきちんと聞き、言われた内容を正しく理解する
・相手を不快にさせる言動や行動が無いこと
 →身だしなみや言葉遣いはここに含まれます。

では、人事に評価されやすいポイントはどういうところなのか。

ちょっと横道にそれますが、会社に入ると、会議の多さに驚きます。
そして、会議ではいつも「数字・根拠・見込み・確度」ということばかり言われることになります。
これは、先のことを少しでも予測するためです。
そのための会議であり、そのための予測材料の提供なのです。

人事の会議も同じです。
面接に上がってきた学生の中から、少しでも良い人材を採るためには、「これから活躍してくれるだろうという根拠」があることが優先されます。

なお、その根拠は、エントリーシートに書いておき、その内容を基に話をするようにしてくださいそうでないと、その場で思いついたことをしゃべっているだけのような印象を与えます。

では、どんな内容が好まれるのでしょうか。
(文系総合職採用の場合です)

例えば。
・業務上必要なスキルを持っている、もしくは今後そうしたスキルを取得できる素養があり、
 即戦力として活躍できる →英語やPC、業務に関係性の深い資格で証明
・高い課題解決力を持っている → 実績やエピソードで証明
論理的思考力を持っている→話の構成で証明

これらの3点が重要だと思います。

スキルについては、割愛しますが、マイナーな資格であっても業務に関連している場合、かなり有利に働くと思います。
某教育大手の会社では、「おもちゃコンサルタント」の資格で面接官の興味を引き、内定を勝ち取った学生がいたそうです。
参考:おもちゃコンサルタント
志望する企業とマッチした資格を取っておくと、話題にもなりますしオススメです。
マイナー資格なんて、すぐにとれますしね。

ただ、資格やスキルはすぐにとれる物ではないと思いますので、就職活動の1年以上前に資格習得に向けて動かないとまず無理です。
それよりも重要なのは、「課題解決力」と「論理的思考力」の2点です。

それはまた後ほど。


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