面接対策の続きです。
重要のポイントの「課題解決力」・「論理的思考力」についてです。
まずは「課題解決力」から。
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
この本はかなり有名な本ですが、この本のような面接方法は増えています。
こういう試験には回答が存在せず、どのような方法で課題を解決しようとしているのかを見極めるために行われます。
社会に入ってからの仕事の大半は、
・あるプロジェクトを行いたい
・それを実行するためには、A、B、C、Dという問題がある
・それぞれについての問題の解決方法を考え、それを実行する
・問題が解決し、プロジェクトが進行していく
という流れで進む物が多いです。
そうなると、ABCDそれぞれの問題をどう解決していくか、それを考える力が必要になります。
これは、営業であれ、企画であれ、編集であれ、技術であれ、業務基盤であれ、どれも同じです。
この力をつけるのは並大抵ではありませんが、そうした思考はちょっとしたトレーニングで簡単に身につきます。
簡単なことで、日常的なことで問題点を見つけて、それを解決するにはどうすればいいのか、頭の中で日夜考えておけばいいだけです。
①「机の上に本が山積みになるのはなぜか」(問題)
→「本棚が机から遠く、整理するのに手間がかかるからだ」(問題点)
→「部屋のレイアウトを変えて、本棚と机をもっと近くしよう」(解決方法)
→「それにより問題はすべて解決するのか。問題点はそれだけなのか、新たな問題は生じないか」(検証)
②「みどりの窓口はいつも混雑しているが、その解決方法はないのか」
→「窓口を増やすことが確実だが、人件費が増える。売り上げ増にはつながらないので、コストはかけられない」
→「券売機はすいているのに、窓口だけが混雑している」
→「券売機を使おうとする客が少ないのが問題点だ」
→「なぜ券売機を使おうとしないのか」
→「操作方法がわからないことと、回数券の座席指定などができるかなど、できないことが多そうだからではないか」
→「操作方法や券売機で何ができるかを案内できるポスターや冊子を作ろう」
というように、日常にはこうした解決すべき課題が山ほどあります。
それをいちいち考えていけば、自然とそうした思考を身につけることができるようになると思います。
短期集中でトレーニングするなら、
問題解決力1分間トレーニング あらゆる問題を解決する最強の思考法 (その1分があなたを変える!)
こうした練習用の課題がいっぱい入った本を使うと良いでしょう。
次に論理的思考力です。
これは言い換えると、相手に話を納得させるために、順序立てて、わかりやすく説明できる思考を持っているかと言うことです。
これからの社会人生活で無数に行われる会議できちんと役に立てるかが、この論理的思考力でわかってしまいます。
会議とは、論拠の積み上げです。
根拠のないことはただのその場での思いつきですので、会議では役に立ちません。
思いつきたことを、数字や事実に基づいて検証して、その思いつき(仮説)がなぜ役に立つかを上司にプレゼンして、上司のゴーサインが出て、初めて実行可能になります。
そうすることで、失敗した場合の責任を部下が負わずに済むようになり、他部署との連携も上司にやってもらいやすくなるからです。
つまり、部下として一緒に働いて欲しいと思える人間は、
上司にきちんとやりたいことを伝えられる人かどうかということなのです。
面接では、エントリーシートの内容を中心に、面接官から質問を受けていく事になります。
なので、エントリーシートの「御社でやりたい仕事」や「得意なこと」などを説明するときに、それが「なぜそれが御社に役立つのか」を説明するときに、数字や事実を根拠づけて話をするように意識をすればいいと思います。
論理的思考力の鍛え方も簡単です。
第三者に話を聞いてもらって、その話が「根拠薄弱じゃないか」を判断してもらえばいいのです。
なので、目の前にいる人に「納得した!」と言わせる勝負と思って、話の内容を組み立てていけばいいと思います。
当然、エントリーシートを書く段階から意識していれば、その方が有利に働きます。
就活の本ではないですが、
練習15分 論理力トレーニング教室
あたりは、わかりやすい話をする上で非常に参考になる本です。
この本でトレーニングした後に、面接の想定問答集を作り、そこに数字や事実のあてはめをしていけば、面接でわかりやすい話ができるようになるんじゃないかと思います。
次は模擬面接と想定問答集について解説します。
重要のポイントの「課題解決力」・「論理的思考力」についてです。
まずは「課題解決力」から。
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
この本はかなり有名な本ですが、この本のような面接方法は増えています。
こういう試験には回答が存在せず、どのような方法で課題を解決しようとしているのかを見極めるために行われます。
社会に入ってからの仕事の大半は、
・あるプロジェクトを行いたい
・それを実行するためには、A、B、C、Dという問題がある
・それぞれについての問題の解決方法を考え、それを実行する
・問題が解決し、プロジェクトが進行していく
という流れで進む物が多いです。
そうなると、ABCDそれぞれの問題をどう解決していくか、それを考える力が必要になります。
これは、営業であれ、企画であれ、編集であれ、技術であれ、業務基盤であれ、どれも同じです。
この力をつけるのは並大抵ではありませんが、そうした思考はちょっとしたトレーニングで簡単に身につきます。
簡単なことで、日常的なことで問題点を見つけて、それを解決するにはどうすればいいのか、頭の中で日夜考えておけばいいだけです。
①「机の上に本が山積みになるのはなぜか」(問題)
→「本棚が机から遠く、整理するのに手間がかかるからだ」(問題点)
→「部屋のレイアウトを変えて、本棚と机をもっと近くしよう」(解決方法)
→「それにより問題はすべて解決するのか。問題点はそれだけなのか、新たな問題は生じないか」(検証)
②「みどりの窓口はいつも混雑しているが、その解決方法はないのか」
→「窓口を増やすことが確実だが、人件費が増える。売り上げ増にはつながらないので、コストはかけられない」
→「券売機はすいているのに、窓口だけが混雑している」
→「券売機を使おうとする客が少ないのが問題点だ」
→「なぜ券売機を使おうとしないのか」
→「操作方法がわからないことと、回数券の座席指定などができるかなど、できないことが多そうだからではないか」
→「操作方法や券売機で何ができるかを案内できるポスターや冊子を作ろう」
というように、日常にはこうした解決すべき課題が山ほどあります。
それをいちいち考えていけば、自然とそうした思考を身につけることができるようになると思います。
短期集中でトレーニングするなら、
問題解決力1分間トレーニング あらゆる問題を解決する最強の思考法 (その1分があなたを変える!)
こうした練習用の課題がいっぱい入った本を使うと良いでしょう。
次に論理的思考力です。
これは言い換えると、相手に話を納得させるために、順序立てて、わかりやすく説明できる思考を持っているかと言うことです。
これからの社会人生活で無数に行われる会議できちんと役に立てるかが、この論理的思考力でわかってしまいます。
会議とは、論拠の積み上げです。
根拠のないことはただのその場での思いつきですので、会議では役に立ちません。
思いつきたことを、数字や事実に基づいて検証して、その思いつき(仮説)がなぜ役に立つかを上司にプレゼンして、上司のゴーサインが出て、初めて実行可能になります。
そうすることで、失敗した場合の責任を部下が負わずに済むようになり、他部署との連携も上司にやってもらいやすくなるからです。
つまり、部下として一緒に働いて欲しいと思える人間は、
上司にきちんとやりたいことを伝えられる人かどうかということなのです。
面接では、エントリーシートの内容を中心に、面接官から質問を受けていく事になります。
なので、エントリーシートの「御社でやりたい仕事」や「得意なこと」などを説明するときに、それが「なぜそれが御社に役立つのか」を説明するときに、数字や事実を根拠づけて話をするように意識をすればいいと思います。
論理的思考力の鍛え方も簡単です。
第三者に話を聞いてもらって、その話が「根拠薄弱じゃないか」を判断してもらえばいいのです。
なので、目の前にいる人に「納得した!」と言わせる勝負と思って、話の内容を組み立てていけばいいと思います。
当然、エントリーシートを書く段階から意識していれば、その方が有利に働きます。
就活の本ではないですが、
練習15分 論理力トレーニング教室
あたりは、わかりやすい話をする上で非常に参考になる本です。
この本でトレーニングした後に、面接の想定問答集を作り、そこに数字や事実のあてはめをしていけば、面接でわかりやすい話ができるようになるんじゃないかと思います。
次は模擬面接と想定問答集について解説します。