就職活動体験記

就職活動に関しての体験をあれこれと。

就活のやり方③エントリーシート

2010年02月12日 02時06分39秒 | 情報
さて、ここからは実際の会社の受け方です。

ここでは、説明会は省略して、
①エントリーシート
②筆記試験、WEB試験対策
③GW、GD対策
④面接対策
⑤内定後
を解説します。

<①エントリーシート>

エントリーシートは、「自己PR」「志望動機」の二つが重要で、他は「自己PR」「志望動機」と矛盾がないように書けば、特に問題はないと思います。

それぞれざっくりいうと、
「自己PR」=「あなたの会社にこういう貢献ができる根拠はこんな感じです」
「志望動機」=「こういう仕事がしたくて、御社を志望します。やる気があるから御社に貢献できますよ」
ということです。

基本的には、
・内容にロジックがあるか(論理的思考力)
・常識的な人物かどうか(非常識な人は即アウト)
・その会社のやっている内容を理解しているか(闇雲に書かれたエントリーシートではないか)
・書類に不備がないか(不備は一カ所でもあれば即アウト)
というあたりが観点になると思います。

大手企業では、1万通を超えるエントリーシートが届くこともあるので、
減点方式でハネているところも多いです。
(学歴フィルターでハネる場合もありますが・・・)

また、エントリーシートは書類選考通過後も、最終面接時まで使われますし、採用後も人事記録と一緒に会社に残ります。
また、社長や役員も目にすることになるので、奇をてらって書くと、選考のどこかで結局ハネられます。

どこの会社でもそうですが、社会人は会議がとにかく多いです。
会議の場で活躍できる人を評価する企業は多く、そこで必要となる
「簡潔かつ論理的に結論を導ける力」を重視する企業は多いと思います。

エントリーシートも同様で、
・論理的かつ簡潔に、自分がその会社に役立てることを説得できる
・「自分ではこう思います」ではなく、証明できる事実実績を使って、それを基に、自分の能力を証明できる
ことが必要となります。


自己PRについては、「自分ではこう思う」を羅列しても意味がありません。
それを証明できないからです。

証明するためには、実績が必要です。
賞や資格なら確実に証明できますが、そんなのはそうそうとれるものでもありません。

お勧めするのは以下の方法です。
①他の人に、自分の長所を列挙してもらう
②その長所の中から、ビジネスに役立ちそうな長所をピックアップ
③根拠をあげられるものをエントリーシートで使う
④根拠をあげられるものがない場合、その長所が役立った実体験を語れるようにする
(嘘の体験談はすぐばれるのできちんと語れる実体験のみ)

これらを踏まえてエントリーシートを書けば、それなりに読めるエントリーシートがかけるようになると思います。

ただし、いきなり書くのは簡単にはできないので、例文集を買うと良いと思います。
お勧めどころはこのあたりです。

amazon:
絶対内定2011 エントリーシート・履歴書

内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2011 エントリーシート編


なお、エントリーシートは、自分で書いて終わりではありません。
必ず誰かに見てもらうようにしてください。

・就職課の職員
・訪問したOBやOG
・内定をとった先輩
・親
・一緒に就職活動をしている仲間、友人で回し読み

お勧めは、OB訪問で培った人脈を使うことです。
その会社のことを理解しているかなどや、その会社の価値観的に好まれることなど、その会社のことをよくわかっているからです。
だからこそ、OB訪問は早い段階でやっておくと大変お得です。

エントリーシートを人に見てもらうと、たいてい真っ赤に添削されて帰ってきます。
それでやる気をなくしたら、そこで終わってしまいます。
別に否定されているわけではなく、改善点を指摘してもらっているだけなので、反発せず、素直に言うことを聞きましょう。指摘が正しくない場合も多々あるので、取捨選択してアドバイスを受け入れるのも大事です。

真っ赤にされた分、それをどれだけ吸収できるかが、就活スキル向上のポイントなので、どんどん赤入れしてもらうようにしましょう。


なお、エントリーシートは書類選考に通過して終わりというわけではなく、面接で一番大事な資料になります。面接はエントリーシートの内容に対して質問されることが多いので、面接を意識した書き方をする必要があります
面接をどう意識すればいいのかは後述の記事を参照してください。
面接についての記事で書く予定なので、そちらをご参照ください!!


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