就職活動体験記

就職活動に関しての体験をあれこれと。

学生こそ投資で勉強すべし

2010年03月21日 23時03分24秒 | 情報
ちょっと話題を変えて、投資について少し紹介したいと思います。

株式やFX、商品先物など、投資商品がたくさんありますが、
これらを「ギャンブル」と見なして、一切関わらないのは、あんまり得策ではありません。

というのも、これらは経済の動きに直接リンクしているので、少額のお金を、投資を使って運用することで、経済の動きを学ぶことにもつながるからです。

社会人の多くが投資を行っていますし、経済の動きを勉強する上でも、投資は学生こそ積極的に行うべきだと思っています。

もちろん、ギャンブルと同じように考えて、リスクの高い投資をガンガンやるのは、
あとあと恐ろしい目に遭いますので、オススメできません。

FXなどの便利なところは、数十万単位のお金が無くても、少額で運用できることです。
さらに、運用倍率の調整も可能なので、数万程度のお金を、それほどリスク無く運用することが可能です。

私が現在使っているのは、フォレックスドットコムです。
フォレックス・ドットコム
ここは、ニュースが充実していて、世界の経済情勢などを勉強しつつ、FXをすることができます。
モバイルもあるので、合間の時間を有効に使うこともできます。

また、少し経験のある方はこちらの
EMCOM証券「みんなのFX」
もオススメです。
こちらは、スプレッドが小さく、レバレッジ幅も大きいので、ある程度経験がある人なら、
利益を出しやすいと思います。
ここはiPhone専用サイトも用意されているので、iPhoneユーザならここが一番手軽かも。
safariで手軽にニュースを見たり、トレードできます。

取引手数料無料&スプレッド1銭のFX!
このサイトも、取引手数料無料です。
ここはキャンペーンがおいしいときがあるので、アカウントを就くっておいて損はないと思います。

勉強半分、運用半分ぐらいでやるのは、必ず将来につながると思います。
ただし、くれぐれもギャンブルとは区別してください!

就職活動のやり方⑧<面接対策その3:模擬面接・想定質問>

2010年03月20日 23時55分50秒 | 情報
今回は、模擬面接について語ります。

面接は、よほど人前で話すことに慣れている人以外は、みんな緊張するものです。
緊張すると、思ったことをうまく伝えられない状況になり、しどろもどろになってしまいます。

圧迫面接(いまはほとんどないけど)であれ、普通の面接であれ、「あれを言わなきゃ・・・これをいわなきゃ・・・」と思っていると、面接官との会話がすれ違ってしまい、ただの意味不明な人という烙印を押されて引き下がることになりかねません。


なので、面接慣れは絶対に不可欠です。
それも、できるだけ早いうちからやっておいた方がいいですし、一回やればOKというものではないので、何回もやっておく必要があります。


ということで、友人と一緒に模擬面接をやってみましょう。
方法は至って簡単。
「友人に面接官になってもらい、答えて、あとで反省する。」
この繰り返しです。
録画して後でチェックとか、そんなのはいりません。
必要なのは、場慣れすることが最重要課題です。

とはいえ、友人に質問用紙を渡しておかないと、その友人も何を聞いて良いのかわかりません。

内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2011 面接編


なんかは、面接で良く聞かれる例文が多数あるので、模擬面接用の材料には一番向いています。

他、ネット上にも情報はたくさん落ちています。
「みんなの就職活動日記」には去年面接官に聞かれたことが出ているケースも多いですし、場合によっては、今年度の質問内容を掲示板に書き込んでくれる人もいます。
最近では、twitterでつぶやく人もいます。
色んな手段を使って質問内容を予想しておけば、回答をあらかじめ考えておくことができます。

まあ、余力のある人は、自分が面接官になったつもりで、質問集を作ってみると、面接官の立場でものを考えられるようになるので、ぜひオススメしたいです。

面接官もサラリーマンで、役員面接に良い人材を上げるのが仕事です。
その心理を考えると、どう振る舞えばいいのか自ずと見えてきます。

面接官が人事評価されるとき、マイナスになるポイントは特にこの3つ。
・採用した人がすぐにやめること(少なくとも3年は続けて欲しい)
・振る舞いが悪い、アホな学生を役員面接に通すこと(役員の貴重な時間を無駄に・・・)
・採用した学生が使い物にならないこと。

なので、志望動機とこの会社の活動が一致しているかどうか(一致していなければ、やめるに決まっています)、採用後、きちんと会社のために働いてくれるか、ちゃんとした受け答えのできる人なのか。

こういう人事側の不安点を解消するために、面接では次々に質問が来ると思えばいいと思います。
その前提で、想定質問を作り、内定勝者に書かれている面接内容を見て、さらにみん就で情報収集すれば、かなりリアリティのある模擬面接ができると思います。

しっかりと模擬面接をこなしていけば、緊張せずに、自分の力を最大限に出していけるのではないかと思います!!

無料で使えるHP作成ソフトSharePoint Designer

2010年03月14日 12時37分24秒 | 情報
あんまり知られていない(と思うん)ですが、「SharePoint Designer」というソフトがあります。
マイクロソフトが出しているHP作成ソフトで、なんと無料で使えます。

まあ、これは昔マイクロソフトが作っていた「FrontPageExpress」の新しいものなんですが、意外と高機能で、手軽にホームページを作ることができます。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=BAA3AD86-BFC1-4BD4-9812-D9E710D44F42&displaylang=ja

なんといっても無料で使えるので、試す価値はあると思います。

有料でもよいのなら、一番良いのは間違いなくAdobe Dreamweaverです。
Adobe Dreamweaver CS4 (V10.0) 日本語版 特別提供版 (FROM GOLIVE) Windows版

細かいところまで視覚的にとらえやすいですし、商売で使うならdreamweaverだと思います。
ただ、個人でページを作るなら、SharePoint Designerでも十分じゃないかと思いました。

就職活動のやり方⑦<面接対策その2:課題解決力(問題解決力)・論理的思考力(ロジカルシンキング)>

2010年02月28日 18時39分11秒 | 情報
面接対策の続きです。
重要のポイントの「課題解決力」・「論理的思考力」についてです。

まずは「課題解決力」から。
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
この本はかなり有名な本ですが、この本のような面接方法は増えています。

こういう試験には回答が存在せず、どのような方法で課題を解決しようとしているのかを見極めるために行われます。

社会に入ってからの仕事の大半は、

・あるプロジェクトを行いたい
・それを実行するためには、A、B、C、Dという問題がある
・それぞれについての問題の解決方法を考え、それを実行する
・問題が解決し、プロジェクトが進行していく

という流れで進む物が多いです。
そうなると、ABCDそれぞれの問題をどう解決していくか、それを考える力が必要になります。
これは、営業であれ、企画であれ、編集であれ、技術であれ、業務基盤であれ、どれも同じです。

この力をつけるのは並大抵ではありませんが、そうした思考はちょっとしたトレーニングで簡単に身につきます。
簡単なことで、日常的なことで問題点を見つけて、それを解決するにはどうすればいいのか、頭の中で日夜考えておけばいいだけです。
①「机の上に本が山積みになるのはなぜか」(問題)
→「本棚が机から遠く、整理するのに手間がかかるからだ」(問題点)
→「部屋のレイアウトを変えて、本棚と机をもっと近くしよう」(解決方法)
→「それにより問題はすべて解決するのか。問題点はそれだけなのか、新たな問題は生じないか」(検証)

②「みどりの窓口はいつも混雑しているが、その解決方法はないのか」
→「窓口を増やすことが確実だが、人件費が増える。売り上げ増にはつながらないので、コストはかけられない」
→「券売機はすいているのに、窓口だけが混雑している」
→「券売機を使おうとする客が少ないのが問題点だ」
→「なぜ券売機を使おうとしないのか」
→「操作方法がわからないことと、回数券の座席指定などができるかなど、できないことが多そうだからではないか」
→「操作方法や券売機で何ができるかを案内できるポスターや冊子を作ろう」

というように、日常にはこうした解決すべき課題が山ほどあります。
それをいちいち考えていけば、自然とそうした思考を身につけることができるようになると思います。

短期集中でトレーニングするなら、
問題解決力1分間トレーニング あらゆる問題を解決する最強の思考法 (その1分があなたを変える!)
こうした練習用の課題がいっぱい入った本を使うと良いでしょう。

次に論理的思考力です。
これは言い換えると、相手に話を納得させるために、順序立てて、わかりやすく説明できる思考を持っているかと言うことです。

これからの社会人生活で無数に行われる会議できちんと役に立てるかが、この論理的思考力でわかってしまいます。

会議とは、論拠の積み上げです。
根拠のないことはただのその場での思いつきですので、会議では役に立ちません。
思いつきたことを、数字や事実に基づいて検証して、その思いつき(仮説)がなぜ役に立つかを上司にプレゼンして、上司のゴーサインが出て、初めて実行可能になります。
そうすることで、失敗した場合の責任を部下が負わずに済むようになり、他部署との連携も上司にやってもらいやすくなるからです。

つまり、部下として一緒に働いて欲しいと思える人間は、
上司にきちんとやりたいことを伝えられる人かどうかということなのです。

面接では、エントリーシートの内容を中心に、面接官から質問を受けていく事になります。
なので、エントリーシートの「御社でやりたい仕事」や「得意なこと」などを説明するときに、それが「なぜそれが御社に役立つのか」を説明するときに、数字や事実を根拠づけて話をするように意識をすればいいと思います。

論理的思考力の鍛え方も簡単です。
第三者に話を聞いてもらって、その話が「根拠薄弱じゃないか」を判断してもらえばいいのです。
なので、目の前にいる人に「納得した!」と言わせる勝負と思って、話の内容を組み立てていけばいいと思います。
当然、エントリーシートを書く段階から意識していれば、その方が有利に働きます。

就活の本ではないですが、
練習15分 論理力トレーニング教室
あたりは、わかりやすい話をする上で非常に参考になる本です。
この本でトレーニングした後に、面接の想定問答集を作り、そこに数字や事実のあてはめをしていけば、面接でわかりやすい話ができるようになるんじゃないかと思います。

次は模擬面接と想定問答集について解説します。

就職活動のやり方⑥<面接対策その1>

2010年02月28日 17時17分40秒 | 情報
さて、今まではテクニックだけでなんとか乗り切れるところまでを紹介してきましたが、
面接対策だけはすぐに対策ができません。

人付き合いが苦手な人は、ここが一番肝心なところです。
ちなみに、私は1次面接までは無敗でしたが、一次面接でことごとく落ちました。

一次面接で重要なのは、どういう人間が採用されるのかを考えることです。

人事の立場に立って考えてみれば、わかりやすいと思います

例えば、ものすごい変わり者を最終面接に進めたら、役員から「なんであの変なやつをここまで進めたんだ!」と怒られてしまいます。人事としてはそういうのは避けたいところです。
ところが、進めた理由を明確に説明できれば話は別です。

「彼は一見変わり者ですが、実は~の資格を持っていて実績があり、課題解決力にすぐれています」

人事がそのように言えば役員も「ああ、そういうことなのね」と言わざるを得ません。


そのため、必要なのは、「人事を味方につける事」ということになります。
・つまり、人事に味方してもらえる材料(資格とか実績)を人事に提供することです
・ただし、イレギュラーでアピールしまくられるとうざいので、通常の選考ルートの中でさりげなくアピールすること
・いうまでもなく、お世辞を言って取り入るのは逆効果。必要以上にアピールしまくるのも逆効果。

また、面接で良い点をつけられるには「この人と一緒に仕事をできそうか」という点も重要なポイントです。
・自分のことばかりしゃべらず、相手の話をきちんと聞ける
 →しゃべった後で間を置いて、相手に質問させる時間を空けると効果的に話ができます。
・相手の話をきちんと聞き、言われた内容を正しく理解する
・相手を不快にさせる言動や行動が無いこと
 →身だしなみや言葉遣いはここに含まれます。

では、人事に評価されやすいポイントはどういうところなのか。

ちょっと横道にそれますが、会社に入ると、会議の多さに驚きます。
そして、会議ではいつも「数字・根拠・見込み・確度」ということばかり言われることになります。
これは、先のことを少しでも予測するためです。
そのための会議であり、そのための予測材料の提供なのです。

人事の会議も同じです。
面接に上がってきた学生の中から、少しでも良い人材を採るためには、「これから活躍してくれるだろうという根拠」があることが優先されます。

なお、その根拠は、エントリーシートに書いておき、その内容を基に話をするようにしてくださいそうでないと、その場で思いついたことをしゃべっているだけのような印象を与えます。

では、どんな内容が好まれるのでしょうか。
(文系総合職採用の場合です)

例えば。
・業務上必要なスキルを持っている、もしくは今後そうしたスキルを取得できる素養があり、
 即戦力として活躍できる →英語やPC、業務に関係性の深い資格で証明
・高い課題解決力を持っている → 実績やエピソードで証明
論理的思考力を持っている→話の構成で証明

これらの3点が重要だと思います。

スキルについては、割愛しますが、マイナーな資格であっても業務に関連している場合、かなり有利に働くと思います。
某教育大手の会社では、「おもちゃコンサルタント」の資格で面接官の興味を引き、内定を勝ち取った学生がいたそうです。
参考:おもちゃコンサルタント
志望する企業とマッチした資格を取っておくと、話題にもなりますしオススメです。
マイナー資格なんて、すぐにとれますしね。

ただ、資格やスキルはすぐにとれる物ではないと思いますので、就職活動の1年以上前に資格習得に向けて動かないとまず無理です。
それよりも重要なのは、「課題解決力」と「論理的思考力」の2点です。

それはまた後ほど。